瀬戸市の定光寺公園は、愛知高原国定公園の一角にある無料の公園で、紅葉の見頃は例年11月中旬から12月上旬です。2026年は全国的に紅葉が遅めの予想で、定光寺公園では11月26日頃から見頃に入る見込みになっています。周辺には東海自然歩道と定光寺自然休養林が広がっていて、土の道を走りたいランナーが起点にしやすい場所です。
この記事は、2026年10月3日の時点で確認できた情報だけで書いています。駐車場やトイレなどの基本情報、紅葉のビューポイント、東海自然歩道の通行止めの話、隣にある愛岐トンネル群の公開情報までを順に並べました。ただ、走るコースの距離と標高差については、確認できた資料に数値がありません。ここを推測で埋めると読者に嘘を渡すことになるので、未確認のまま書きます。紅葉の時期にどこへ車を停めて、どの道を走り、出発前に何を調べておくか。その判断材料として読んでください。

定光寺公園は瀬戸市北東部の定光寺町にある無料の公園
定光寺公園は、愛知県瀬戸市の北東部、定光寺町にあります。所在地は、公園が瀬戸市定光寺町297、隣り合う定光寺(寺院)が瀬戸市定光寺町373と案内されています。愛知県の観光公式サイトAichi Nowが、この所在地を載せています。
愛知高原国定公園の一角に入っていて、名古屋の中心部から近いわりに、緑の濃い自然が残っています。公園の真ん中には正伝池という池があり、池のほとりに六角形の東屋が建っています。この六角堂には弁財天が祀られている、という紹介もあります。
春はサクラが池の周りにたくさん咲いて、花見の名所になります。秋は紅葉です。同じ池のほとりが、季節ごとに違う景色になる公園です。
周辺に自然休養林と東海自然歩道がある
公園の周りには、定光寺自然休養林と東海自然歩道があります。森の中を歩けるので、ハイキングやピクニックの場所として知られています。ランナーにとっては、ここが土の道につながる入口です。
定光寺自然休養林は、林野庁中部森林管理局がレクリエーションの森として紹介している森です。このあと詳しく書きます。
紅葉の見頃は例年11月中旬から12月上旬、色づき始めは11月上旬
定光寺と定光寺公園の紅葉について、ウォーカープラスの紅葉特集とウェザーニュースの紅葉情報は、同じ時期を案内しています。色づき始めは例年11月上旬、見頃は例年11月中旬から12月上旬です。
次の表に、例年と2026年の予想を並べました。
| 項目 | 例年 | 2026年の予想 |
|---|---|---|
| 色づき始め | 11月上旬 | 今回の検索では未確認 |
| 見頃 | 11月中旬から12月上旬 | 11月26日(木)頃から |
| 落葉 | 今回の検索では未確認 | 12月13日(日)頃から |
紅葉する木は、モミジとカエデの仲間です。定光寺は桜と紅葉の名所として知られていて、国の重要文化財に指定された本堂の無為殿と、深く染まった紅葉の組み合わせが見どころになっています。
2026年は遅めの予想なので、見頃入りは11月26日頃
2026年の秋は、ウェザーニューズ社が2026年9月4日に発表した見頃予想で、全国的に平年より遅いとされました。愛知県の香嵐渓は11月22日頃から見頃に入る見込みです。定光寺公園の見頃入りは、それより4日遅い11月26日頃という予想になっています。
例年なら11月中旬に走りに行くところですが、2026年は日程を後ろへずらしたほうが紅葉に当たります。11月の第1週や第2週に出かけると、予想された見頃入りの日より前になります。見頃の期間は12月上旬までありますが、落葉は12月13日頃から始まる見込みなので、走りに行くなら11月下旬から12月上旬の週末を狙うのがいいでしょう。
予想日は、あくまで予想です。ウェザーニュースの定光寺のページは、2025年シーズンの更新を終えたあと、2026年シーズンの情報を2026年9月に載せる運用になっています。出発の前の週には、もう一度ページを見て、実際の色づきの進み具合を確かめてください。瀬戸市まるっとミュージアム・観光協会に問い合わせる方法もあります。
紅葉を狙って走るなら、ビューポイントは境内、西側の展望台、正伝池の3か所
走りながら紅葉を見るなら、立ち寄る場所を先に決めておくと迷いません。定光寺の紅葉について、おすすめのビューポイントとして挙げられているのは、定光寺の境内、境内西側の展望台、定光寺公園内の正伝池の3か所です。
境内では、国の重要文化財の無為殿と紅葉が同じ視界に入ります。正伝池は、六角堂の周りが色づいた景色になります。境内西側の展望台は、おすすめの撮影ポイントとして名前が挙がっているだけで、眺めの詳しい様子は確認できた資料に書かれていませんでした。行ってみて自分の目で確かめる場所です。
この3か所は、公園の駐車場を起点にすれば、どれも走る範囲に収まる近さです。ただし、境内は寺院の敷地です。ランニングのペースのまま駆け抜けず、歩いて回ってください。ここは自分に言い聞かせたいところで、走りに来た人ほど、境内でも足が止まらなくなります。
駐車場は無料で普通車160台、トイレは多目的と洋式の両方がある
ランニングの起点として使うときに気になる基本情報を、表にまとめます。Aichi Nowとウォーカープラスの案内を元にしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開園時間 | 日の出から日没まで |
| 休園日 | 年中無休 |
| 入園料 | 無料 |
| 駐車場 | 無料、普通車160台、バス3台(バスは予約が必要) |
| トイレ | あり(多目的トイレと洋式トイレ) |
160台という台数は、紅葉の時期の混雑を考えると、少なくはありません。ただ、見頃の週末にどれくらい埋まるのかは、確認できた資料にありません。朝早くに着いて、走り終わるころに帰る、というのが無難な動き方です。
開園時間が日の出から日没までという点は、ランナーには大事な条件です。日が落ちたあとの園内は、案内の対象外になります。11月下旬から12月上旬は日没が早いので、出発の前に、その日の日没時刻を調べてください。
YAMAPには、定光寺公園第1駐車場をスタート地点にしたトレイルランニングとハイキングの活動記録が複数あります。この駐車場を拠点にするランナーが実際にいる、ということです。
電車なら定光寺駅から徒歩15分から25分、車なら春日井ICから約30分
電車は走って帰る使い方もできる
電車の場合は、JR中央本線の定光寺駅で降ります。駅から公園まで歩く時間は、案内によって違います。徒歩約15分とするものもあれば、約20分、約25分とするものもあります。歩く速さで差が出る距離なので、15分から25分と幅を持たせて考えてください。
定光寺駅から入って、走ってから電車で帰る、という使い方もできます。車を停める必要がなくなるので、紅葉の時期の駐車場の混雑を気にせずに済みます。
車は東名高速の春日井ICから約30分
車の場合は、東名高速道路の春日井ICから国道155号に入り、県道15号の名古屋多治見線を通ります。この県道は愛岐道路と呼ばれています。春日井ICからの所要時間は約30分です。
土の道は東海自然歩道と定光寺自然休養林の中にある
東海自然歩道は愛知県内で約211km
愛知県内の東海自然歩道は、天竜奥三河、愛知高原、飛騨木曽川の3つの国定公園を通ります。本線コース、恵那コース、自然観察路で構成されていて、合計で約211kmのコースです。定光寺の周辺にも、この東海自然歩道が通っています。
定光寺自然休養林は標高50mから327mの丘陵地
定光寺自然休養林は、名古屋市の北東にあたる岐阜県境の地区にあります。庄内川に沿った丘陵性の山地で、標高は50mから327mです。林野庁中部森林管理局の資料に、この数字が載っています。
森の中身は、ヒノキ、スギ、マツなどの針葉樹の人工林と、カシ、シイなどの広葉樹の天然林が混ざったものです。主な稜線からは、瀬戸市の水野地区、春日井市街地、高蔵寺ニュータウンなどが見渡せます。隣には定光寺と、中小企業大学校瀬戸校があります。
ここで間違えやすい点があります。標高50mから327mというのは、森林全体の高さの幅です。走るコース1本あたりの標高差ではありません。差は最大で約280mですが、この数字をそのままコースの登りの量として書くのは誤りです。コースごとの距離と標高差は、林野庁の資料には書かれていませんでした。詳しく知りたい場合は、林野庁中部森林管理局の愛知森林管理事務所に問い合わせることになります。
YAMAPの活動記録から確認できるルートは2つ
検索で確認できたルートを、表にまとめます。
| ルート | 内容 |
|---|---|
| 定光寺公園第1駐車場を出発するコース | トレイルランニングとハイキングの記録がある |
| 赤津バス停から定光寺駅まで歩くコース | 岩屋堂、岩巣山、白岩の里、稚児橋、山星山、高根山などを経由する記録がある |
1つ目は、車で来たランナーが使いやすい形です。2つ目は歩きの記録で、岩屋堂から始まる経路として紹介されることもあります。岩屋堂は愛知高原国定公園の渓谷です。
土の道が中心のコースだというところまでは、検索の要約から読み取れました。ただ、各ルートの距離、標高差、路面の細かい状態は、YAMAPの個別の活動記録を開かないと分かりません。この記事には、その数値を入れていません。走る前に、自分で該当の記録を開いて確かめてください。
東海自然歩道の一部区間は倒木で通行止めの情報がある
定光寺の周辺の東海自然歩道に、倒木のために通行止めになっている区間がある、という情報が検索結果に出ていました。復旧の完了時期は示されていません。この通行止めが2026年10月3日の時点でも続いているかどうかは、今回の検索では確認できませんでした。
走るつもりなら、出発の前に、愛知県自然保護課の自然歩道のページで最新の通行規制を見てください。通行止めの区間に入るのは、やめてください。倒木が残っている道は、土の道であるぶん、足元の状況が読みにくくなります。
駅から入るか駐車場から入るかは、帰りの足で決める
走り始めの場所は、定光寺公園第1駐車場と定光寺駅の2通りがあります。選ぶ基準は、帰りをどうするかです。
車で来るなら、駐車場に戻ってくる周回の形になります。荷物を車に置けて、着替えも車の中で済ませられます。見頃の週末に駐車場がどこまで埋まるのかは、確認できた資料にありません。台数は160台なので、朝早くに着くようにして、満車だった場合に備えて駅からの徒歩ルートも頭に入れておいてください。
電車で来るなら、駅から公園まで歩いて入り、走り終えたら駅へ戻って帰ります。駅から公園までは徒歩15分から25分なので、この区間は準備運動にちょうどいい長さです。ただし、荷物は背負って走ることになります。紅葉の時期は朝晩が冷えるので、脱いだ上着を入れる小さなザックを用意してください。
岩屋堂側から歩いてくる経路だと、定光寺駅がゴールになります。赤津バス停から入って、岩屋堂、岩巣山、白岩の里、稚児橋、山星山、高根山を抜けて駅に着く記録がYAMAPにあります。こちらは片道の経路なので、走る人が使うなら、帰りのバスと電車の時刻を先に調べておきます。
雨の後の土の道は滑りやすいので、走る日の天気を優先する
ここからは、確認できた資料ではなく、土の道を走るときの一般的な話です。土の道は、雨の後に滑りやすくなります。紅葉の時期の下り坂では、落ち葉が足元を隠すこともあります。
走る日を決めるときは、前日と当日の天気を、紅葉の予想日より優先してください。見頃の週末が雨になったら、翌週に回すほうが安全です。紅葉は12月上旬まで続くので、1週間ずらしても取り返しがつきます。
単独で走る場合は、日没の時刻を必ず調べておきます。定光寺周辺は自然が濃く、人が少ない時間帯もあります。帰りの時刻から逆算して、出発を早めにしてください。
愛岐トンネル群は走らずに歩く場所として使う
定光寺駅の近くには、愛岐トンネル群があります。愛知県春日井市側にまたがる、中央本線の旧線の廃線跡です。明治33年(1900年)に開削されたレンガ造りのトンネルが並んでいます。
2025年の秋の特別公開の内容は、次のとおりでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 2025年11月29日(土)から12月7日(日) |
| 時間 | 9時30分から15時(入場は14時まで) |
| 場所 | 定光寺駅から渓谷沿いに上流へ約300m歩いた先に入口ゲート |
| 規模 | 片道約1.7kmの廃線跡にレンガ造りのトンネルが4基 |
| 紅葉 | 廃線沿いにモミジが約300本、例年の見頃は11月下旬 |
| 入場料 | 1人100円(小学生以下は無料) |
| 駐車場 | なし(JR中央線の利用が案内されている) |
| 持ち物 | 歩きやすい靴と懐中電灯(廃線には砕石が残っている) |
特別公開は、ランニングには向きません。入場が有料で、公開期間中は来場者が多く、廃線には砕石が残っているからです。ここは、走り終えたあとに歩いて回る場所として組み込むのが現実的です。
持ち物に懐中電灯が入っているのは、レンガ造りのトンネルの中を通るからです。砕石が残る廃線の上を歩くので、靴底の薄いランニングシューズより、足首を支えてくれる歩きやすい靴のほうが向いています。入場料は1人100円ですが、小学生以下は無料です。
2025年の公開は終わっています。2026年の特別公開の日程は、今回の検索では確認できませんでした。行くつもりなら、公式の発表を待ってください。
定光寺は1336年に開かれた臨済宗妙心寺派の寺院
定光寺公園のすぐ隣にある定光寺は、建武3年(1336年)に覚源禅師が開いたとされる、臨済宗妙心寺派の寺院です。瀬戸市街の北側の丘陵地にあります。
本堂の無為殿は、室町時代後期の建物とされていて、国の重要文化財です。林野庁の資料には、本堂が大正15年(1926年)4月19日に国の重要文化財に指定された、という記載があります。もう1つの重要文化財が、源敬公廟です。尾張藩の初代藩主で、徳川家康の九男にあたる徳川義直の廟所です。
林野庁の資料では、定光寺自然休養林の隣に定光寺があり、利用のされ方が多様になっていると紹介されています。寺を訪ねる人、公園で花見や紅葉を楽しむ人、森を歩く人が、同じ一帯を使っているということです。走るときは、その人たちの邪魔にならないペースを保ってください。
参拝すると災いが消えて多くの福がある、という信仰も伝わっています。走りに来た人でも、境内では歩いて回って、手を合わせていく価値があります。
定光寺公園で紅葉の中を走る前によくある疑問
駐車場は無料ですか
無料です。普通車160台、バス3台分の駐車場があります。バスは予約が必要です。
入園料はかかりますか
公園の入園料は無料です。開園時間は日の出から日没までで、年中無休です。
電車で行けますか
JR中央本線の定光寺駅から、徒歩で行けます。案内によって15分から25分と幅があるので、余裕を見てください。
紅葉はいつ走るのがいいですか
2026年は、11月26日頃からの見頃入りが予想されています。11月下旬から12月上旬の週末を目安にして、直前に色づきの情報を確かめてください。落葉は12月13日頃から始まる見込みです。
コースの距離と標高差は分かりますか
この記事の時点では、確認できた資料に数値がありません。林野庁の資料にある標高50mから327mは森林全体の幅で、コース1本の標高差ではありません。走る前に、YAMAPの個別の活動記録で確かめてください。
定光寺公園で紅葉を走るなら、11月下旬の天気のいい週末に絞る
最後に、結論をまとめます。定光寺公園は、愛知県瀬戸市にある無料の公園で、駐車場が160台あって、トイレもあります。周辺には東海自然歩道と定光寺自然休養林があり、土の道を走る起点にできます。
紅葉の見頃は例年11月中旬から12月上旬ですが、2026年は遅めの予想で、11月26日頃から見頃入りする見込みです。走りに行くなら、11月下旬から12月上旬の天気のいい週末に絞るのが、一番外れの少ない選び方です。
出発の前に確かめることは、3つあります。紅葉の最新の色づき、東海自然歩道の通行止めの有無、その日の日没時刻です。コースの距離と標高差は、YAMAPの活動記録を自分で開いて調べてください。そこまで済ませてから、公園の駐車場を出発点に走り出せば、境内の紅葉を歩いて見て回る時間も取れます。








