阿木川ダムの周回ジョギングコースは堤体込みで4km、恵那市の穴場コース

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阿木川ダムの周回ジョギングコースは、恵那市東野の堤体を渡り、湖畔の公園群を経由して駐車場へ戻ってくる、距離にしておよそ4キロメートルのルートです。堤高102メートルの堤体上からは、片側に切り立った斜面、もう片側に阿木川湖の水面という対照的な景色が広がります。岐阜県恵那市に位置する阿木川ダムは、木曽川水系の阿木川に築かれたロックフィルダムで、周囲に広がる阿木川湖は「ダム湖百選」に選ばれた景勝地です。湖畔には広い駐車場と複数の公園、防災資料館が整備されており、四季を通じて散策やジョギングを楽しむ地元ランナーの姿が見られます。信号や交差点が少なく、車の往来も市街地に比べて少ないため、ペースを乱されずに走り続けられる点も、このコースが選ばれる理由のひとつです。ここからは、堤体の構造やダムの成り立ち、周回コースの魅力、アクセス方法から周辺の見どころまでを詳しく紹介します。

目次

阿木川ダムは木曽川水系のロックフィルダムで治水と利水の4つの目的を担う

阿木川ダムは、木曽川水系阿木川の河口から約110キロメートルの地点、岐阜県恵那市東野に建設されたロックフィルダムです。中央に土質の遮水壁(コア)を持つ構造から、「中央土質遮水壁型ロックフィルダム」に分類されます。ロックフィルダムとは、岩石を主材料として盛り立てて造るダム形式のことです。

本体の建設工事は1981年に着工し、1990年に完成しました。管理者は独立行政法人水資源機構で、木曽川水系における水資源開発の一環として建設された経緯があります。ダムが担う役割は、洪水調節、河川の維持流量を確保する不特定利水、上水道用水の供給、工業用水の供給という4つに及びます。総貯水容量は4,800万立方メートルで、この貯水量が阿木川湖という人造湖を形作っています。

阿木川流域は江戸時代から水害を繰り返し1990年にダムが完成した

阿木川は、中津川市阿木の南東部を水源とし、恵那市大井町付近で木曽川に合流する木曽川水系の一級河川です。この流域は江戸時代から幾度となく水害に見舞われてきました。大雨による出水で田畑が押し流されたり、街道の橋が落ちたり、用水路が決壊したりする被害が繰り返され、流域住民は長らく水害の脅威と向き合ってきました。昭和34年(1959年)の伊勢湾台風では、中津川市内で複数箇所のがけ崩れが発生しています。

沿岸都市の水不足解消と、住民の生命・財産を洪水から守ることを目的として計画されたのが阿木川ダムです。1981年の着工から1990年の完成まで、約9年をかけて築かれたこの堤体は、観光スポットやジョギングコースである以前に、地域の暮らしを支える防災インフラとしての役割を担っています。

阿木川の水源は中津川市焼山にあり急峻な地形がダムの立地を決めた

阿木川の水源は、中津川市焼山(標高1,709メートル)にあります。この源流から木曽川との合流点までの河川延長は約27キロメートルとされ、盆地に至る手前の約6キロメートルほどの区間では、断層山脈の急斜面や山脈を横断する地形のため、川は深い峡谷を流れ下ります。こうした急峻な地形を流れる河川であることが、大雨の際に急激な増水を引き起こしやすく、下流域に水害をもたらしてきた一因ともされています。

阿木川ダムが建設された東野の地は、この峡谷を抜けて盆地へと差しかかる位置にあたり、山あいの急流をせき止めて緩やかな湖に変える、地形的にも理にかなった立地に築かれていることがわかります。ジョギングコースから見渡す山々の稜線や、湖に流れ込む清流の様子は、こうした流域の地形と切り離せない景観であり、走りながら地形の成り立ちに思いを馳せてみるのも、このコースならではの楽しみ方のひとつです。

堤体は堤高102メートル・堤頂長362メートルの規模で自然に溶け込む景観を持つ

阿木川ダムの堤体は、堤高が101.5メートルから102メートル、堤頂長が362メートルという規模を誇ります。ジョギングやウォーキングで訪れる人の多くが足を止めるのは、この堤体そのものの迫力です。堤頂を横断する道は、片側に切り立った堤体の斜面、もう片側に阿木川湖の水面という対照的な景色が広がり、周回コースの中でも印象に残る区間になっています。

ロックフィルダムは、コンクリート重力式ダムと異なり、岩や土などの自然材料を積み上げて造られるため、周辺の地形や自然環境との調和が図られやすいという特徴を持ちます。阿木川ダムの堤体斜面にも芝や植生が広がり、遠目には自然の丘陵のように見える景観を作り出しています。人工物でありながら自然に溶け込むこの景観こそ、周回コースを歩いたり走ったりする際の見どころのひとつです。

ゲート設備は洪水時にダム湖の水位を調整する精密な仕組み

堤体にはゲート設備として、ボックスガータ型式のフラップゲートが2門、堤頂を越流するラジアルゲートが2門、摺動式高圧ラジアルゲートが1門設置されています。これらの放流設備は、洪水時に安全にダム湖の水位を調整する役割を担っています。平常時には静かに佇む堤体ですが、その内側には地域の安全を守るための精密な設備が組み込まれています。

周回ジョギングコースは4キロメートル前後で信号が少なく走りやすい

阿木川ダムの周辺には、入り口広場、さざなみ親水公園、こぶし公園、花無山公園(テニスコート併設)という4つの公園が整備されており、これらを結ぶ形で湖畔沿いに歩行者・ジョギング向けの道が続いています。駐車場からスタートし、堤体上を渡って対岸へ向かい、湖畔の遊歩道を経由して戻ってくる周回ルートを組むと、走行距離はおおむね4キロメートル前後になります。

4キロメートルという距離は、ジョギング初心者が無理なく走り切れる長さでありながら、ある程度の運動量を確保できる長さでもあります。信号や交差点が少なく、車の往来も市街地に比べて格段に少ないため、信号待ちでペースを乱されることなく、一定のリズムを保って走り続けられます。

高低差と四季で変わる景色が単調さを消す

コースの高低差も見逃せないポイントです。堤体部分には緩やかな上り下りがあり、湖畔の遊歩道は比較的平坦に近い区間が続くため、コース全体を通して単調にならず、脚への刺激にも変化がつきます。本格的なトレイルランニングほどの起伏はなく、ジョギング初心者やファミリーでのウォーキングにも向いた強度といえるでしょう。

春は入り口広場や湖畔沿いの公園に見事な桜並木が咲き誇り、家族連れやペット連れの来訪者で駐車場がほぼ満車になるほどの賑わいを見せます。桜前線の進み具合は年によって前後するため、訪れる前に恵那市や観光協会が発信する開花情報を確認しておくと安心です。新緑の季節には周囲の山々が鮮やかな緑に包まれ、湖面にその緑が映り込む景色が広がります。夏場は日差しが強くなるため、早朝や夕方に走るランナーが多く、湖からの風が吹き抜けることで体感温度がやや和らぐことも、この時期に湖畔コースが選ばれる理由です。秋には周辺の山々が紅葉に染まり、堤体の上から見渡す湖面と紅葉のコントラストが写真映えするスポットとして人気を集めています。冬場は空気が澄んで遠くの山並みまで見渡せる日が多く、人出も少なくなるため、静かな環境で走り込みたいランナーには狙い目の季節です。ただし路面が冷え込むこともあるため、防寒対策と足元の安全確認は欠かせません。

アクセスは中央自動車道恵那ICから国道257号経由が基本ルートとなる

阿木川ダムへは、中央自動車道の恵那インターチェンジから国道19号を経由し、正家交差点から国道257号へ入って岩村方面へ向かうルートが一般的です。名古屋・多治見方面から向かう場合も、国道19号の正家信号交差点を右折して国道257号を道なりに進み、トンネルを抜けた先を右折すると、資料館周辺の駐車場に到着します。

恵那市街地からは、国道257号を岩村方面へ車で10分ほど走った場所に位置しており、公共交通機関のみでのアクセスはやや不便なため、車での来訪が基本です。駐車場は広々と整備されており、公園・展示施設・トイレなどの設備も充実しているため、ウォーミングアップやジョギング後のクールダウン、着替えにも困りません。

防災資料館とダムカード配布、4つの公園が周回コースを補完する

ダム湖畔には阿木川ダム防災資料館があり、ダムの役割や治水・利水の仕組み、地域の防災に関する展示を見学できます。入館は無料で、ダム管理所のインターホンを押すことで見学できるケースもあり、ジョギングの前後に立ち寄って学びを深めるのもよいでしょう。水資源機構が発行するダムカードの配布も行われており、配布時間は8時30分から17時までで、土日・祝日も含めて配布されているため、ジョギングと合わせて立ち寄りやすくなっています。

湖畔に整備された公園群も見どころのひとつです。入り口広場は春の桜の名所であるとともに、広い芝生スペースがあり休憩やストレッチに向いています。さざなみ親水公園は水辺に親しめる造りになっており、こぶし公園は落ち着いた雰囲気の中で散策を楽しめます。花無山公園にはテニスコートが併設されており、ジョギングだけでなく多目的なスポーツやレクリエーションの場としても利用されています。

走る際は堤体上の車両通行と早朝夕方の視認性に注意が必要

阿木川ダムの周回コースは一般車両も通行する道路と一部区間が重なっているため、車の往来には注意が必要です。堤体上の道は見通しが良い一方で、観光客の車がゆっくりと走行していることもあるため、路肩に寄って走る、反射材を着用するといった基本的な安全対策を怠らないようにしましょう。

早朝や夕方の薄暗い時間帯にジョギングをする場合は、ライトやリフレクターを装着し、自分の存在を周囲に知らせることが大切です。湖畔は自然豊かな環境であるため、季節によっては虫除け対策も有効です。冬場は路面が凍結する可能性もあるため、無理のないペースで走ることを心がけましょう。公園や資料館の利用時間、駐車場の開放時間は施設によって異なる場合があるため、早朝や夜間にジョギングを予定している場合は、事前に施設の管理者や恵那市観光協会に確認しておくと安心です。ゴミの持ち帰りや静かな環境の維持など、地域住民や他の利用者への配慮も忘れずにしたいところです。

東海自然歩道の恵那コースとして阿木川ダムは歩く人にも開かれている

阿木川ダムは、ジョギングコースであると同時に、日本を代表する長距離自然歩道「東海自然歩道」の一部としても利用されています。東海自然歩道は昭和49年(1974年)の春に完成した、11都府県にまたがる総延長1,748キロメートルの自然歩道で、このうち岐阜県内のコースは303.3キロメートルにわたって整備されており、恵那市を通過する恵那コースの見どころのひとつとして、阿木川ダムが組み込まれています。

恵那コースは、愛知県豊田市の寧比曽岳方面から岐阜県内を経由し、犬山市の善師野で本線と再び合流するルートです。ハイカーが阿木川ダムの堤体を訪れ、先端まで歩く姿もしばしば見られます。ジョギングコースとしての阿木川ダム周回路と、ハイキングコースとしての東海自然歩道が交差するこの場所は、走る人にも歩く人にも開かれた自然空間だといえるでしょう。長距離のトレイルランニングに挑戦したいランナーにとっては、阿木川ダムを起点・終点として東海自然歩道の一部を組み込んだロングランメニューを検討してみるのも面白い選択肢です。

釣りとパターゴルフも楽しめる複合レジャーエリアになっている

阿木川ダム、そして阿木川湖はジョギングやウォーキングだけでなく、多彩なアウトドアレジャーの舞台にもなっています。代表的なのが釣りです。阿木川湖ではブラックバスをはじめとした魚が生息しており、岸釣りのポイントとしてはパターゴルフ場前のエリアが人気を集めています。この一帯は砂地の底が広がり、阿木川からの清流が流れ込むことで水温が低く保たれ、水質も良好なことから、50センチを超える大型のブラックバスが釣れることもあるといいます。個体数は多くないものの、スモールマウスバスの生息も確認されているようです。釣りを楽しむ場合は遊漁券が必要で、地域の特産物直売所などで購入できます。

隣接する中津川市阿木エリアには阿木川湖パターゴルフ場があり、18ホール・パー72・全長567ヤードの本格的なコースでパターゴルフを楽しめます。クラブハウスには売店も併設されており、パターは子供用・大人用のサイズが用意されているため、家族連れでも気軽に利用できます。ジョギングで汗を流した後、家族や友人とパターゴルフでのんびり過ごすというプランも、阿木川ダムならではの一日の過ごし方として人気があります。こうした多様なレジャーが一つのエリアに集まっていることは、阿木川ダムが治水・利水施設にとどまらず、地域住民や観光客にとっての憩いの場として活用されていることを表しています。

4キロメートルという距離はジョギングの目安の中央に位置する

ジョギングの距離の目安は、一般的に2キロメートルから8キロメートル程度とされています。阿木川ダムの周回コースが持つおよそ4キロメートルという距離は、この目安のほぼ中央に位置する設定です。走り始めてから15分から20分ほど経過すると、体が脂肪をエネルギー源として使う代謝に切り替わっていくとされており、4キロメートルというボリュームは、ゆっくりとしたペースで走ってもこの代謝の切り替わりに差しかかりやすい距離感といえます。

有酸素運動を定期的に取り入れることは、インスリンの働きを高めることにつながるとされています。ジョギングを継続することで心肺機能が向上し、酸素を全身に送り届ける力が高まるため、日常生活での息切れがしにくくなるとも言われています。ウォーキングよりも運動強度が高く、本格的なランニングよりも体への負担が少ないジョギングは、初心者や健康維持を目的とする幅広い年代の人にとって続けやすい運動です。膝や腰への負担が心配な場合は、無理に4キロを走りきろうとせず、歩きを織り交ぜながら自分のペースで距離を調整するのもひとつの方法です。長い距離を一度に頑張ることよりも、コンスタントに体を動かす習慣を続けることが大切だとされており、阿木川ダムの周回コースのように景色の変化があって気持ちよく走れる環境は、この習慣を保つうえでも助けになります。

岩村城下町と日本大正村への周遊で恵那市を丸ごと楽しめる

阿木川ダムでのジョギングを楽しんだ後、時間に余裕があれば、恵那市が誇るもうひとつの観光名所である岩村城下町まで足をのばすのもおすすめです。岩村城下町は、女城主の物語でも知られる歴史ある城下町で、800年以上の歴史を持つとされ、江戸時代の面影を残す町並みが約1.3キロメートルにわたって続いています。この町並みは1998年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、五平餅や和菓子の老舗など、伝統的な店構えを眺めながら散策を楽しめます。町の背後にそびえる岩村城跡は、日本三大山城のひとつに数えられ、見事な石垣が今も残ることから日本100名城にも選ばれています。中央自動車道の恵那インターチェンジから車でおよそ20分というアクセスの良さもあり、阿木川ダムでのジョギングと合わせて一日で巡ることも十分可能です。

もう少し足をのばすなら、恵那市明智町にある日本大正村もあわせて訪れたい観光地です。明智町は、高山と岡崎を結ぶ南北の街道と、名古屋と飯田を結ぶ中馬街道が交わる宿場町として発展した歴史を持ち、明治から大正期にかけては養蚕業や製糸業で栄え、当時の建物が今も数多く残されています。日本大正村は、この明智の町並みを丸ごと大正ロマンの世界観で楽しめる観光地です。玄関口にあたる大正village浪漫亭には食事処や土産物店が集まり、村内には大正村役場や倉、資料館などが点在しています。JR中央本線の恵那駅から明知鉄道に乗り換え、明智駅から徒歩5分ほどでアクセスできます。ジョギングで体を動かした後に、大正ロマン漂うレトロな町並みをのんびり散策するという組み合わせも、恵那市ならではの旅の楽しみ方です。

恵那市の気候は冬に乾燥し夏場は雨が多い傾向にある

阿木川ダムでのジョギングを計画するうえでは、恵那市の気候データも参考になります。恵那市の年平均気温は13.0度、年降水量は1746.8ミリメートル(1981年から2010年の統計期間による)です。降水量は1月が最も少なく102ミリメートル、7月が最も多く307ミリメートルというデータがあり、梅雨から夏にかけて雨が多く、冬場は比較的乾燥した晴天が続きやすい傾向がうかがえます。

この降水パターンを踏まえると、冬場は雨に降られるリスクが低く、空気が澄んだ晴天のもとで走りやすい時期だといえます。一方で梅雨時から夏にかけては、雨具の準備や、路面の状態を確認してから走り出すといった備えをしておくと安心です。天気予報を確認する際は当日の気温だけでなく前日までの降水状況もあわせてチェックしておくと、堤体周辺の路面コンディションを事前に把握しやすくなります。雨上がりの翌日は、湖畔の遊歩道に落ち葉や小枝が溜まっていることもあるため、足元を確認しながら走り始めるとよいでしょう。

早朝スタートで資料館見学とクールダウンを組み合わせるプランがおすすめ

阿木川ダムを訪れる際は、ジョギングだけで終わらせず、周辺の見どころを組み合わせた半日・一日プランを立てるのもよい方法です。早朝に駐車場へ到着し、まだ気温が上がりきらないうちに堤体を含む周回コースを走ります。ジョギング後は防災資料館を見学しながらダムの仕組みについて学び、あわせてダムカードを受け取ります。その後はさざなみ親水公園やこぶし公園でクールダウンを兼ねたストレッチを行い、湖畔の景色を眺めながら休憩するという流れです。

時間に余裕があれば、パターゴルフ場に立ち寄って軽くラウンドを楽しんだり、釣り好きの同行者がいれば遊漁券を購入して湖畔からの釣りを楽しんだりすることもできます。桜のシーズンであれば、入り口広場での花見を兼ねたピクニックを組み合わせるのもよいでしょう。恵那市には岩村城下町をはじめとした歴史的な観光スポットも点在しているため、阿木川ダムでのジョギングを起点に、恵那市全体を巡る一日観光プランを組み立てることも十分可能です。

ダム湖百選の選定理由は人と自然のふれあいを体現する点にある

阿木川湖が選ばれているダム湖百選は、2005年(平成17年)に制定された選定制度で、ダムが所在する地方自治体首長からの推薦を受け、水源地環境をめぐる団体が全国のダム湖の中から選定したものです。ダム事業が偏った見方をされがちであった状況を踏まえ、地域になくてはならない存在としてダムの役割を広く認知してもらうこと、そして地域に親しまれるダム湖づくりを促すことを目的として設けられました。

選定にあたっては、好ましい景観を有していること、生態系への配慮がなされていること、歴史的な価値を持つこと、人と自然とのふれあいの場となっていること、上下流の地域交流に貢献していること、そして水や自然について学ぶ場となっていることなど、複数の観点が評価基準として挙げられています。阿木川湖がこの百選に名を連ねているのは、貯水量や堤体の規模が大きいからだけではありません。周辺に整備された公園群での散策やジョギング、防災資料館での学び、四季の景観の美しさといった、地域住民や訪問者が実際に親しむことのできる要素が評価されているからだと考えられます。周回コースを走ること自体が、この選定基準にある人と自然とのふれあいを体現する行為だといえるでしょう。

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