岐阜県加茂郡川辺町にあるかわべ湖岸遊歩道は、川辺ダムがせき止めた飛騨川の湖畔をぐるりと囲む1周3.3kmのジョギングコースです。1993年に湖岸線道路や遊歩道の整備が完了して以来、地元の住民が朝夕を中心にランニングやウォーキングの場として使い続けてきました。信号待ちがほとんどなく道が平坦なため、走り始めたばかりの人から距離を伸ばしたい人まで、幅広い層に向いているコースといえます。湖の対岸には川辺町のシンボルである米田富士がそびえ、昭和初期に架けられた山川橋や、全国有数の規模を誇る岐阜県川辺漕艇場の景観も楽しめます。この記事では、かわべ湖岸遊歩道の基本情報からモデルコース、アクセス方法、季節ごとの見どころ、そして走る際に押さえておきたいポイントまで、できるだけ具体的にまとめました。

かわべ湖岸遊歩道は1周3.3km、3周でほぼ10kmに達する
かわべ湖岸遊歩道の距離は、1周ちょうど3.3kmです。3周走ればほぼ10kmとなるため、10kmのロング走をしたいランナーにとっても目標が立てやすい数字といえます。1周だけなら軽いウォーキングや散歩コースとして、2〜3周すればジョギングやランニングのトレーニングコースとして、その日の走力や気分に応じて周回数を調整できるのがこのコースの強みです。
湖畔沿いのコースはアップダウンがほとんどなく、平坦な道が続きます。坂道でペースが乱れる心配が少ないため、久しぶりに運動を始めたい人や、フォームを整えながら距離を伸ばしたい初心者にも取り組みやすいでしょう。周回コースという構造も見逃せないポイントです。途中で疲れてしまっても、出発地点まで長い距離を歩いて戻る必要がなく、その周回のゴール地点でいつでも切り上げられます。この安心感が、幅広い世代に支持されている理由のひとつなのでしょう。
川辺町は町域の7割が山林、飛騨川が中央を貫く
かわべ湖岸遊歩道がある川辺町は、岐阜県美濃地方のほぼ中央、濃尾平野の北端部にあたる加茂郡に位置する町です。町の中央部を飛騨川が南北に貫くように流れ、町域の約7割を山林(保安林を含む)が占める、水と緑に恵まれた地形が特徴です。濃尾平野の北端という立地は名古屋方面からのアクセスのしやすさにもつながっており、都市部からも訪れやすい湖畔の運動スポットになっています。
川辺ダム湖は1993年の遊歩道整備で走れる湖に変わった
飛騨川の流れをせき止めてできた川辺ダム湖は、川辺町を象徴する存在です。川辺町では「ボート王国かわべ」というキャッチフレーズのもと、1989年(平成元年)から湖周辺の整備が進められました。その集大成として1993年に湖岸線道路や遊歩道、広場の整備が完了し、現在のかわべ湖岸遊歩道の姿が形づくられています。整備開始から完成までおよそ4年をかけて少しずつ姿を整えてきたこの遊歩道は、以来30年以上にわたって地域の運動習慣を支え続けてきました。
川辺ダムの竣工によって飛騨川の流れがほぼ止まり、岸辺の竹木が風を和らげることで水面が穏やかに保たれています。波立ちにくい落ち着いた水面を眺めながら走れる、静かな雰囲気のコースです。1993年の遊歩道整備によって、この湖は「見る対象」から「歩き、走り、楽しむ対象」へと役割を広げたといえるでしょう。
川辺ダムそのものは、一級河川・木曽川水系の飛騨川にある発電目的の重力式コンクリートダムで、岐阜県美濃加茂市と加茂郡川辺町にまたがる位置にあります。中部電力が管理し、堤高27m、堤頂長178m、堤体積はおよそ76,000立方メートルという規模です。1935年(昭和10年)に着手され、1936年(昭和11年)に竣工した歴史あるダムで、施工は大林組が担当しました。発電専用の利水ダムのため洪水調節容量そのものは持ちませんが、近年の治水協定に基づき、台風接近時などには事前放流のための予備放流容量が確保されています。
モデルコースは川辺町役場発着、東光寺公園と山川橋を経由する
かわべ湖岸遊歩道の散策モデルコースとしては、川辺町役場を出発点に、東光寺公園、山川橋、川辺町B&G海洋センター、やすらぎの家・かわべ夢広場、岐阜県川辺漕艇場を経由して、再び役場に戻ってくるルートが紹介されています。ジョギングやウォーキングをしながら、途中で気になる場所に立ち寄って写真を撮ったり、ベンチで休憩したりする楽しみ方もできます。
東光寺公園はベンチとトイレを備えた休憩拠点
川辺町役場から徒歩5分ほどの場所にある公園で、山川橋のすぐ近くに位置します。町のマスコットキャラクター「ぼーとん君」をあしらった遊具が目印で、駐車場やベンチ、トイレも備えているため、飛騨川沿いの散策やジョギングの休憩スポットとして利用しやすい場所です。春には桜が咲き、対岸には米田富士の眺めも楽しめます。
山川橋は1937年竣工のレトロなコンクリート橋
昭和12年(1937年)に竣工したコンクリート製の橋で、飛騨川に架かっています。長い年月を経た橋の風格ある佇まいが、周辺の湖畔風景に落ち着いた趣を添えています。
川辺町B&G海洋センターは屋内体育館とプールを備える複合施設
住所は岐阜県加茂郡川辺町比久見725-5です。町の中心部、飛騨川を挟んで国道41号の向かい側に位置し、川辺ダム湖の豊かな自然に囲まれています。屋内体育館、武道場、プールに加えて、全国屈指のボートコースとされる岐阜県川辺漕艇場を擁する複合的なスポーツ施設です。
遊歩道沿いにはこのほか、やすらぎの家・かわべ夢広場もあります。パターゴルフなど軽いスポーツを楽しめるスペースとして紹介されており、散策の合間に一息つけるスポットです。
車で訪れるなら東光寺公園が起点として使いやすい
車で訪れる場合は、駐車場やトイレ、ベンチが整った東光寺公園を出発点にするのが実用的な選択肢です。公園を起点に湖岸沿いを時計回り、あるいは反時計回りにぐるりと1周すれば3.3km、荷物を車に置いたまま身軽に走り出せます。走り終えたあとにすぐ休憩できる点も、遠方から車で訪れるランナーにとって心強いポイントです。役場を起点にするコースと東光寺公園を起点にするコース、どちらも同じ湖岸遊歩道を利用するため、自分の訪れ方に合わせてスタート地点を選べます。
シンボルの米田富士は標高261mの愛宕山
かわべ湖岸遊歩道を歩いたり走ったりしていると、湖の向こうに裾野の伸びやかな稜線を描く山が目に入ります。これが川辺町のシンボルとして親しまれている米田富士、正式名称は愛宕山です。川辺町福島地内に位置し、標高は261m(資料によっては268mとも紹介されます)で、その整った円錐形の姿が富士山を思わせることから「米田富士」の愛称で呼ばれています。
米田富士には歴史的な背景もあります。16世紀、室町時代末期にこの地を支配した肥田玄蕃善直が築いたとされる米田城の跡や、加茂神社が山中に残っており、登山道も整備されているため、比較的手軽に登ることができる山として知られています。山頂に立てば眼下に飛騨川と川辺ダム湖を一望でき、さらに金毘羅山や伊吹山といった山並みまで見渡せるといいます。標高200m台と決して高い山ではないため、ジョギングで足慣らしをしたあとの軽いハイキングとして組み合わせやすいのも魅力です。かわべ湖岸遊歩道を走りながらこの米田富士の角度が刻々と変わっていく様子を眺めるのも、このコースならではの楽しみ方のひとつでしょう。
桜と芝桜は3月下旬から4月上旬が見頃
かわべ湖岸遊歩道の魅力のひとつは、季節ごとに表情を変える景観です。3月下旬になると、飛騨川周辺の桜が咲き始めます。続いて4月上旬には遊歩道沿いに芝桜が咲き誇り、湖面を進むボートと芝桜のピンク色のコントラストが見事な景観をつくり出します。この時期は小さな子ども連れの家族でも安心して散策できる、穏やかな雰囲気が漂います。花を眺めながらのんびり歩くのもよいですし、桜と芝桜が彩る湖畔をペースを上げて走り抜けるのもよいでしょう。
岐阜県川辺漕艇場は6レーンを持つ日本漕艇協会公認コース
川辺ダム湖を利用してつくられた岐阜県川辺漕艇場は、1レーンの幅12.5m、コース延長1,000mの直線コースを6レーン備える、日本漕艇協会公認のB級ボートコースです。全国有数の規模と設備を誇り、各種ボート競技大会の会場としても利用されています。漕艇場から眺める米田富士や山川橋のパノラマと、水面を進むカラフルなボートとのコントラストは、この遊歩道ならではの見どころです。
岐阜県川辺漕艇場は1970年に開場した歴史ある施設です。川辺ダムの竣工によって飛騨川の流れがほぼ止まり、さらに岸辺を覆う竹木が風を和らげる緩衝の役割を果たすことで、ボート競技に適した水面条件が生まれたとされています。こうした地形的な条件を背景に、川辺町は「ボート王国かわべ」を掲げ、全国から多くの選手が合宿に訪れるほか、地元の高校生や中学生も日々練習に励んでいます。春には「かわべ清流レガッタ」が毎年開催されているほか、過去には全国中学新人競漕大会(全国中学生選抜漕艇選手権大会)の会場にもなりました。ジョギングやウォーキングでこの湖畔を訪れると、季節によってはこうした大会の練習や本番の様子に出会えることもあるでしょう。静かな湖面を切り裂くように進むボートのオールの音と、湖畔を走るランナーの足音が重なり合うのも、この場所ならではの情景です。
川辺おどり・花火大会は2026年9月12日に第47回を開催
かわべ湖岸遊歩道が面する川辺ダム湖では、毎年夏に「川辺おどり・花火大会」が開催されています。会場は川辺町庁舎前および飛騨川一帯で、2026年は第47回大会として9月12日(土)に開催される予定です。見どころは、ダム湖の中央に浮かべた3基の筏から打ち上げられる特大スターマインや、移動する2艘の船から水中に落として開く水中スターマインで、湖の水面を舞台にした花火演出は他の花火大会にはない独特の迫力があります。会場へは、JR中川辺駅から東へ徒歩5分、または東海環状自動車道の美濃加茂インターチェンジから国道41号経由で約10分でアクセスできます。ふだんはジョギングやウォーキングの場として親しまれている湖畔が、夏の夜には多くの人でにぎわう花火の名所に姿を変えるのも、このエリアの面白さのひとつです。
アクセスはJR中川辺駅から徒歩、車ならICから10分前後
電車を利用する場合、最寄り駅はJR高山本線の中川辺駅です。中川辺駅は美濃太田駅が管理する無人駅で、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。1922年(大正11年)11月25日、高山線(1934年に高山本線へ改称)の美濃太田・下麻生間延伸時に開業し、1987年の国鉄分割民営化によりJR東海の駅となりました。2015年1月10日には新しい待合所の利用が始まっています。駅は川辺町の南側に位置し、川辺町役場の最寄り駅であるほか、スーパーマーケットやボート競技場、書店など町内の生活施設・観光スポットにも近い立地です。中川辺駅から川辺町役場までは徒歩約7分、川辺おどり・花火大会の会場までは徒歩約5分が目安で、東光寺公園までは徒歩約15分ほどの距離です。
車を利用する場合、東海環状自動車道の富加関インターチェンジから川辺町役場までは約9.2kmです。東光寺公園へは東海環状自動車道の美濃加茂インターチェンジから国道41号経由で車で約10分となっています。川辺町役場の住所は〒509-0393岐阜県加茂郡川辺町中川辺1518-4です。遊歩道沿いの東光寺公園には駐車場が整備されているため、車で訪れてそこを起点に湖畔を周回するプランも立てやすいでしょう。かわべ湖岸遊歩道に関する問い合わせは、川辺町産業環境課で受け付けています。
冬も積雪が少なく一年を通して走りやすい
かわべ湖岸遊歩道でのジョギングやウォーキングを考えるうえで見逃せないのが、川辺町の気候の穏やかさです。川辺町は温暖な気候で降雨量も比較的少なく、冬季にまとまった雪が降り積もることもほとんどない地域とされています。積雪による路面凍結の心配が少ないことは、屋外での運動を継続するうえで大きな安心材料です。真冬でも湖畔の空気を感じながら体を動かせる環境が整っているのは、四季を通じてこのコースを走りたいランナーにとって心強いポイントでしょう。
川辺町の地域幸福度指標では、「豊かな自然環境がある」ことに加えて「交通事故・犯罪が少ない」ことが町の特徴の上位に挙げられています。名古屋市や岐阜市までは車でおよそ1時間というアクセスのよさを保ちながら、落ち着いた住環境が広がっているという点も、湖畔をゆったりと走りたい人にとって安心材料になるでしょう。町内にはスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアもそろっており、遠方から訪れてジョギングを楽しんだあとに立ち寄れる店も見つけやすくなっています。
周回数は1周が散歩、2周がジョギング、3周が10km走の目安
かわべ湖岸遊歩道でジョギングやウォーキングを楽しむ際には、いくつかのポイントを押さえておくと、より快適に過ごせます。1周3.3kmというきりのよい距離のおかげで、自分が今どれくらい走ったのか、あと何kmで一周し終えるのかを直感的に把握しやすいのも、初めてこの場所を訪れるランナーにはうれしいポイントです。
| 周回数 | 距離の目安 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 1周 | 約3.3km | ウォーミングアップや軽い散歩 |
| 2周 | 約6.6km | 有酸素運動としてのジョギング |
| 3周 | 約10km | 距離を踏みたいロング走 |
1周3.3kmという距離を基準に、自分の体力や目的に合わせて周回数を決めるとよいでしょう。3.3km刻みで距離を積み上げられるため、走力に応じたペース配分やトレーニング計画も立てやすくなります。
時間帯についても触れておきます。地元では朝夕の時間帯に利用者が多いとされています。早朝は空気が澄み、湖面が静かで景観を楽しみながら走りやすい時間帯です。夕方は一日の運動を締めくくるのに適した時間帯といえるでしょう。日中は季節によって日差しが強くなることもあるため、真夏に走る場合は水分補給をこまめに行うことが望ましいです。
休憩スポットと周囲への配慮が快適に走るコツ
コース上の休憩スポットとしては、東光寺公園が便利です。ベンチやトイレ、駐車場が整っているため、給水や小休止の拠点として活用しやすい場所です。B&G海洋センターやかわべ夢広場周辺も、散策の合間に立ち寄れるスポットとして知られています。長距離を走る場合は、こうした施設を給水ポイントの目印として組み込んでおくと、無理のないペース配分がしやすくなります。
湖畔のコースは基本的に平坦であるため、走行中のペースが乱れにくく、初めてこのエリアを訪れるランナーでもリズムをつかみやすいコースです。一方で、遊歩道は地域住民や観光客も利用する生活道路・散策路でもあります。すれ違う歩行者や自転車、子ども連れの家族などへの配慮を忘れず、譲り合いながら走ることが大切です。
夕方以降に走る場合は、季節によって日没時刻が早まることも踏まえ、明るい色のウェアや反射材のついたグッズを身につけるなど、周囲から自分の存在が分かりやすいように工夫すると安心です。平坦なコースとはいえ、走り出す前には軽いストレッチや動的なウォーミングアップを取り入れ、走り終えたあとはクールダウンとしてゆっくり歩く時間を設けると、体への負担を抑えながら継続的にこのコースを楽しめます。飲み物を持参し、こまめに水分補給をしながら、自分の体調に合わせたペースで湖畔の景色を味わってください。
季節のイベントとの兼ね合いも押さえておきたいところです。3月下旬から4月上旬は桜と芝桜が見頃を迎え、多くの人が花見や散策に訪れる時期にあたります。混雑を避けてじっくり走りたい場合は早朝がおすすめです。逆に、花や景観をゆっくり楽しみたい場合は、あえて人が多い時間帯にペースを落として歩くのもよいでしょう。また、9月中旬の川辺おどり・花火大会の開催日周辺は、会場付近が大変混雑することが予想されるため、いつも通りのジョギングを楽しみたい場合は日程を確認しておくと安心です。
金華山ドライブウェイコースや池田山ふれあい街道との違いは平坦さ
岐阜県内には、かわべ湖岸遊歩道以外にも人気のジョギング・ウォーキングコースがいくつかあります。岐阜市の金華山ドライブウェイコースは、標高329mの金華山南側を走る、平均斜度5.8%のアップダウンが続く起伏に富んだコースです。岐阜公園をスタートし岩戸公園で折り返す11.1kmの本格的なトレーニングコースとして地元ランナーに親しまれています。また、池田山の山腹を南北に走る池田山ふれあい街道も、茶畑を縫うように走る濃尾平野の眺望が魅力である一方、かなりの急坂が複数箇所ある起伏の激しいコースとして知られています。
| コース名 | 所在地 | コースの特徴 |
|---|---|---|
| かわべ湖岸遊歩道 | 川辺町 | 1周3.3km、湖岸沿いでほぼ平坦 |
| 金華山ドライブウェイコース | 岐阜市 | 11.1km、平均斜度5.8%の起伏コース |
| 池田山ふれあい街道 | 池田山山腹 | 茶畑沿い、急坂が複数ある起伏コース |
これらのコースと比べると、かわべ湖岸遊歩道は湖岸に沿った平坦な道が中心で、アップダウンによる負荷を気にせず自分のペースを一定に保ちながら距離を積み重ねられるのが大きな特徴です。坂道トレーニングで脚力や心肺機能を鍛えたい上級者には金華山や池田山のようなコースが向いている一方、フォームを整えながら気持ちよく距離を伸ばしたい人や、運動を始めたばかりの初心者、家族連れでのウォーキングには、かわべ湖岸遊歩道のような平坦な湖畔コースが向いています。目的やその日のコンディションに応じて、こうした岐阜県内の複数のコースを走り分けてみるのもよいでしょう。
走ったあとは飛騨牛や養老軒の大福が楽しめる
湖畔を走り終えたあとの楽しみとして、川辺町内には地元ならではの飲食店や和菓子店もあります。町内には味噌煮込みうどんや飛騨牛を提供する料理店、手打ちのうどん・そばの店、炭火焼の飛騨牛を扱う専門店などが立地しており、運動のあとにしっかりと食事を楽しみたい場合の選択肢になります。
和菓子店「御菓子処 養老軒」では、岐阜県産の信長バナナを使った「信長バナナの大福」や、季節のフルーツを使った「ふるーつ大福」といった名物商品が扱われています。ジョギングやウォーキングで汗を流したあと、甘いものでひと息つきたいときに立ち寄ってみるのもよいでしょう。パン屋やカフェなど軽食を楽しめる店も点在しているため、家族や友人と一緒に訪れた際に、それぞれの好みに合わせて立ち寄り先を選べるのも川辺町の魅力です。
権現山や美濃加茂市と組み合わせた日帰りプランも組める
かわべ湖岸遊歩道でのジョギングやウォーキングを軸に、周辺のスポットを組み合わせた日帰りプランを立てるのもおすすめです。川辺町には「岐阜の熊野古道」とも呼ばれる権現山があり、その中腹には星神社が鎮座しています。歴史を感じさせる古道の雰囲気を味わいながらのハイキングは、湖畔のジョギングとはまた違った運動として楽しめるでしょう。
隣接する美濃加茂市まで足を延ばせば、木曽川と飛騨川が合流する地形を生かした「ぎふ清流里山公園」や、「みのかも健康の森」といった自然を楽しめるスポットもあります。美濃地方の中央に位置する美濃加茂市は、川辺町と合わせて日帰りで巡るコースの拠点としても便利な立地です。朝はかわべ湖岸遊歩道でしっかり体を動かし、午後は周辺の公園や史跡をゆっくり散策する、といった一日の過ごし方も考えられます。
かわべ湖岸遊歩道は、1周3.3kmという分かりやすい距離を軸に、その日の体調や目的に合わせて周回数を調整できる湖畔コースです。平坦で走りやすい路面、全国有数のボートコースである川辺漕艇場の景観、昭和初期に架けられた山川橋のレトロな佇まい、そして春に咲き誇る桜と芝桜など、多彩な魅力を備えています。町域の約7割を山林が占め、飛騨川が中央を流れる自然豊かな環境に加えて、冬季にまとまった積雪が少ない温暖な気候にも恵まれているため、一年を通して安定したペースで走り込みたいランナーにも向いている場所です。JR中川辺駅から徒歩圏内、東海環状自動車道のインターチェンジからも車で10分前後というアクセスのよさも踏まえて、次の休日に訪れてみてはどうでしょうか。








