静岡市の駿府城公園ジョギングコースは、1周約1.7kmの信号なし周回コースで、都市部にありながらペースを乱されることなく快適に走れる人気のランニングスポットです。徳川家康公ゆかりの歴史ある公園内に整備されたこのコースは、初心者から上級者まで幅広いランナーに対応しており、四季折々の美しい景観を楽しみながら運動できます。駿府城ラン・アンド・リフレッシュステーションという充実した施設も併設されているため、仕事帰りや観光のついでにも気軽にランニングを始めることができます。
この記事では、駿府城公園ジョギングコースの詳細な情報から、アクセス方法、周辺施設、ランニングを始める際のポイントまで、実際に走りたい方に役立つ情報を網羅的にお伝えします。静岡市中心部で信号に遮られることなく走れる貴重な環境を、ぜひ体験してみてください。

駿府城公園とは|徳川家康ゆかりの歴史的な公園
駿府城公園は、静岡市葵区に位置する歴史的価値の高い公園です。徳川家康が天正13年(1585年)に築城した駿府城の遺構を整備したもので、二重の堀と美しい石垣に囲まれた風格のある空間が広がっています。現在は市民の憩いの場として親しまれると同時に、ランナーやウォーカーに人気のジョギングコースが整備されています。
徳川家康公は、将軍職を息子の秀忠公に譲った後、1607年に駿府城を修築して移り住み、大御所として幕府の実権を握りました。大御所政治の舞台となった駿府城は、戦の要塞だった戦国時代の城とは異なり、諸国の要人や海外からの使節を迎える迎賓館のような存在でした。家康公は75年の生涯の3分の1を駿府で過ごしたとされ、この地との深いつながりを持っています。
現在の駿府城公園には、東御門・巽櫓、坤櫓などの復元建造物があり、歴史を感じながら散策やランニングを楽しむことができます。また、日本一大きい駿府城跡天守台の発掘調査が公開されており、迫力ある天守台や調査の様子を毎日見学することができます。天守台の大きさは、南北68m、東西61mと江戸城をしのぎ、当時最大の大きさを誇っていたことが確認されています。
徳川家康と駿府城の歴史|幼少期から晩年まで
徳川家康は幼年期、壮年期、そして晩年と3度の期間を駿府で過ごしました。特に晩年の「大御所時代」には、家康率いる「大御所政権」が江戸幕府の補助的機関として大きな影響力を持ち、駿府城下町も政治・外交の中枢都市として栄えました。
家康の幼少期と駿府での生活
今川氏全盛期、家康(幼名:松平竹千代)は人質として19歳までの12年間、駿府で生活していました。臨済寺の住職太原雪斎などから種々の教えを受けるなど、人間形成の上で非常に重要な時期を駿府で過ごしています。この時代の経験が、後の天下人としての家康を形作る土台となりました。
駿府城の築城から江戸移転まで
駿河国を領国の一つとした家康は、天正13年(1585年)から居城として駿府城の築城を始め、天正17年(1589年)に完成させました。これが現在の二ノ丸以内の部分です。1590年(天正18年)に豊臣秀吉が「小田原征伐」で北条氏を滅亡させると、徳川家康は関東8ヵ国の統治を任され、江戸城に移りました。そのため、駿府城には家臣の内藤信成が入りました。
大御所時代の繁栄と駿府城の大修築
徳川家康公は、将軍職を息子の秀忠公に譲ると、1607年に駿府城を修築して移り住み、大御所として幕府の実権を握りました。このとき駿府城は天下普請によって大修築され、ほぼ現在の形である3重の堀を持つ輪郭式平城が完成しました。天守台は、石垣上端で約55m×48mという城郭史上最大級の規模であり、7階の天守が中央に建つ大型天守台の外周を隅櫓・多聞櫓などが囲む特異な構造となりました。
慶長12年から慶長13年までの普請の間に、のべ60家以上の諸国の大名が普請に参加しました。大御所政治の舞台となった駿府城は、戦の要塞だった戦国時代の城とは異なり、諸国の要人や海外からの使節を迎える迎賓館のような存在だったのです。
駿府で生まれた日本初の事業
大御所時代には様々な「日本初」が駿府で実現しました。安倍川流域の金鉱から採掘された金により日本で最初の全国通貨「慶長小判」が駿府で鋳造されました。また、駿府で日本初の活字が作られて出版革命が起こり、日本で最初の金属瓦を使用して駿府城が完成しました。さらに、家康公の命により日本で最初の西洋式帆船が建造されて、日本で初めて太平洋を横断しました。
徳川御三家との関係と家康の最期
家康の末の三人の息子(9男義直、10男頼宣、11男頼房)は家康の駿府移住とともにこの地に移り、駿府城内で生活していました。家康の死後、それぞれ尾張・紀伊・水戸に移され、「徳川御三家」と呼ばれるようになります。
徳川家康は大御所として実権を握り続け、1615年(慶長20年/元和元年)には「大坂夏の陣」で豊臣氏を滅ぼしました。駿府城三の丸に新しい隠居所を作ることを決定しましたが、新しい隠居所の完成を見ることなく、1616年(元和2年)4月17日に死去しました。
駿府城公園ジョギングコースの概要|1周1.7kmの信号なしコース
駿府城公園のジョギングコースは、公園の内堀を周回するルートとなっています。内堀1周が約1.7km(約1.6kmという情報もあります)の周回コースで、外堀1周は約1.9kmとなっており、体力や目標に合わせて距離を調整することができます。
このコースの最大の特徴は、信号がないことです。周回コースのため、ペースを乱されることなく集中して走ることができます。これは都市部のランニングコースとしては非常に大きなメリットです。通常、街中を走る場合は信号待ちでペースが乱れたり、交通量の多い道路を横断する危険があったりしますが、駿府城公園ではそのような心配がありません。
路面状況はほぼ平坦で、道の高低差も一定のため、軽いジョギングからランニングまで幅広い運動に適しています。舗装された道路を走るため、足への負担も少なく、初心者でも安心して走ることができます。
季節によって色を変える自然や、駿府城の建造物と風景の変化も楽しめます。堀に映る景色、石垣の重厚感、復元された櫓の姿など、歴史と自然が調和した美しい景観の中を走ることができます。坤櫓(ひつじさるやぐら)からは天気が良ければ富士山も望むことができ、夜間にはライトアップされた美しい景色も楽しめます。
駿府城公園ジョギングコースの魅力
歴史を感じながら走れる唯一無二の環境
駿府城公園は、徳川家康公ゆかりの地として知られています。走りながら歴史的な建造物を眺められるのは、このコースならではの魅力です。東御門橋は平成8年に復元された木橋で、重厚な桝形虎口を経て場内に入るなど、時代劇に出てきそうなロケーションが体感できます。
東御門と巽櫓の中は「駿府の一生」を学べる展示室となっており、駿府城公園内より発掘された「金箔瓦」や資料などが展示されています。ランニングの前後に立ち寄って、歴史に思いを馳せるのも良いでしょう。
四季折々の景色を楽しめる
駿府城公園では、四季折々の自然を楽しむことができます。春には約900本ものソメイヨシノが咲き誇り、満開時に堀の水面に映る桜の姿は趣深いものがあります。例年の見頃時期は3月下旬から4月上旬で、夜桜のライトアップも行われます(日没から22時まで)。
夏には紫陽花が咲き、秋には紅葉が園内を彩ります。冬には椿が咲くなど、一年を通じて異なる表情を見せてくれます。季節ごとに訪れる楽しみがあるのも、このコースの魅力の一つです。
安全で走りやすい環境
信号がなく、車との接触の心配も少ないため、安全に走ることができます。また、平坦なコースなので初心者でも無理なく走ることができ、上級者は複数周することでトレーニングの強度を調整できます。
夜間もライトアップされているため、仕事帰りのランニングも可能です。ただし、暗い時間帯は足元に注意し、反射材を着用するなど安全対策を心がけましょう。
駿府城公園の堀と石垣|走りながら楽しむ歴史遺構
駿府城公園のジョギングコースを走りながら、歴史ある堀と石垣の構造を楽しむことができます。
三重の堀の構造
駿府城は外堀、中堀、内堀の3重の堀を持ち、本丸を中心に二ノ丸、三ノ丸が回字形に配置されています。これは輪郭式の平城と呼ばれる構造です。現在、三重の堀のうち外堀の三分の一は埋め立てられて現存していませんが、中堀は現存しています。内堀は明治時代に陸軍歩兵第34連隊が駐屯中に埋められましたが、発掘調査により南東部分と水路付近が確認され、その姿を現しています。
石垣の特徴と歴史的価値
発掘調査に基づいて復元された内堀跡は幅23mから30m、深さ5mあり、石垣は打込ハギおよび算木積みでしっかり積まれています。本丸側石垣のうち、下段の2から3段は、慶長期築城当初の古い積み方が残っており、約400年前の技術を今に伝えています。
中堀・外堀外縁の石垣・土塁は、1854年(嘉永7年)の安政東海地震による崩落や明治以降の改変によって積み直されている箇所が多いですが、大手御門の虎口や北御門跡などが往時の姿をよく残しています。また、残存する石垣には天下普請を物語る刻印を確認することができ、歴史ファンにはたまらない見どころとなっています。
二ノ丸水路の珍しい構造
二ノ丸水路は、本丸堀と二ノ丸堀をつなぐ水路で、本丸堀からの水を外に流す目的で築かれています。幅は約4.5m、江戸時代の深さは約4m、長さは約95mあり、4回折れ曲がっています。本丸堀との接続部分は約2mの段差を設けて本丸堀の水位を保つようになっています。また、水路両側は石垣で底の部分にも本丸側約50mにわたり石が敷かれており、底が洗い流されない非常に珍しい構造になっています。
静岡市の気候とランニングに適した季節
駿府城公園でジョギングを楽しむにあたり、静岡市の気候を知っておくと適切な準備ができます。
静岡市の気候の特徴
静岡市は中部山岳の南側に位置し、駿河湾の影響を受けて気候が温和です。駿河湾に面する沿岸部では年間平均気温16度から17度と比較的温暖で、全国的に見ても過ごしやすい地域となっています。
季節ごとの気温とランニング環境
春(3月から5月)は平均気温が15度から20度程度で、快適に走ることができます。夏(6月から8月)は平均気温が25度から30度に上昇し、湿度も高くなるため蒸し暑い日々が続きます。秋(9月から11月)は平均気温が20度から25度程度で、紅葉が美しい季節です。冬(12月から2月)は平均気温が10度から15度程度で、寒さは厳しくありませんが風が冷たく感じられることもあります。
ランニングにおすすめの時期
気候データから判断すると、春(3月から5月)と秋(9月から11月)がランニングに最適な季節です。特に秋は気温も落ち着き、紅葉を楽しみながら走ることができます。この時期は気温差が大きいので、重ね着など調整しやすい服装を心がけましょう。
夏場は高温多湿でランニングには厳しい環境となるため、早朝や夕方の涼しい時間帯を選ぶことをおすすめします。駿府城ラン・アンド・リフレッシュステーションは朝7時から営業しているので、夏場は早朝ランニングの拠点として活用できます。
冬場は比較的温暖とはいえ、しっかりとした防寒対策が必要です。ウインドブレーカーや手袋などを用意し、体が冷えないようにしましょう。
駿府城ラン・アンド・リフレッシュステーション|ランナーの拠点施設
駿府城公園でのランニングをより快適にするための施設として、「駿府城ラン・アンド・リフレッシュステーション」があります。この施設は2018年5月にオープンした市営のランニングステーションで、ランナーやウォーカーの活動拠点として利用されています。
施設の基本情報
所在地は静岡県静岡市葵区駿府町2-80(市中央体育館敷地内)で、営業時間は7時から21時までです。休館日は年末年始となっています。
利用料金と回数券
交流スペースは無料で利用できます。更衣室(シャワー・ロッカーなど)は1回300円で、時間無制限で利用可能です。11枚つづりで1回分お得な回数券もあります。また、静岡市の福利厚生サービス「ジョイブ静岡」に加入されている方は、会員証提示か共通割引利用券の利用で1回100円となり、さらにお得に利用できます。
市営のランステで300円という非常にリーズナブルな価格設定は、継続的にランニングを楽しみたい方にとって大きなメリットです。
施設の特徴とサービス
この施設には、シャワールームや更衣室、ロッカーなどの有料設備のほか、交流スペースやカフェスペースも併設されています。スムージーやコーヒー、ホットサンドなどのカフェメニューがあり、室内外の席でゆっくり過ごせます。ランナーやウォーカーの方はもちろん、駿府城公園に遊びに来られた方や、通勤・通学、中央体育館ご利用後などにも気軽に利用できます。
荷物を預けて身軽に走れるため、仕事帰りや観光のついでにランニングを楽しむことも可能です。
駿府城公園へのアクセス方法
電車でのアクセス
駿府城公園に一番近い駅は、静岡鉄道清水線の新静岡駅です。新静岡駅から駿府城公園までは西に徒歩約12分です。JR静岡駅からは徒歩約15分から20分となっています。
駿府城ラン・アンド・リフレッシュステーションへは、「市民文化会館入口バス停」から徒歩3分、「新静岡駅」から徒歩10分、「JR静岡駅」から徒歩20分となっています。
バスでのアクセス
JR静岡駅または新静岡駅より、中部国道線・丸子線・安倍線などの路線バスに乗車し、「県庁・静岡市役所葵区役所前」バス停で下車できます。JR静岡駅北口から静鉄駿府浪漫バスで東御門バス停下車という方法もあります。
車でのアクセス
新静岡インターチェンジより車で約18分です。
駐車場について
駿府城公園には専用駐車場はありません。市民文化会館前駐車場(地下駐車場・有料)を利用することが推奨されていますが、現在、市民文化会館改修工事に伴い地下駐車場が閉鎖されています(2028年12月までを予定)。周辺駐車場は混雑することが多いため、公共交通機関の利用が推奨されています。
ランニングで定期的に訪れる予定がある場合は、電車やバスを利用するか、自転車で来ることをおすすめします。
静岡市公式ウォーキング・ランニングコース
静岡市では、駿府城公園周辺を歩くコースとして、難易度別に3つのコースマップを用意しています。
初級コース(約3.5キロ)
初心者や軽い運動をしたい方向けのコースです。駿府城公園を中心に、無理のない距離で歴史的な見どころを巡ることができます。
中級コース(約5キロ)
ある程度運動に慣れている方向けのコースです。初級コースよりも少し足を伸ばし、より広いエリアを楽しむことができます。
上級コース(約7.4キロ)
しっかりと運動したい方向けのコースです。距離があるため、十分なトレーニングになります。
これらのコースマップは静岡市の公式サイトからPDFでダウンロードすることができます。目的やコンディションに合わせてコースを選ぶと良いでしょう。
駿府城公園の見どころ|ランニング前後に楽しむ歴史散策
ジョギングの前後に、駿府城公園の見どころを巡るのもおすすめです。
東御門・巽櫓
東御門橋は平成8年に復元された木橋です。重厚な桝形虎口を経て場内に入るなど、時代劇に出てきそうなロケーションが体感できます。東御門と巽櫓の中は「駿府の一生」を学べる展示室となっており、駿府城公園内より発掘された「金箔瓦」や資料などが展示されています。
開館時間は9時から16時30分(入館は16時まで)、休館日は月曜日と年末年始(12月29日から1月3日)です。入場料は大人200円、小・中学生50円となっています。
坤櫓(ひつじさるやぐら)
「手解きの間」では、徳川家康の生涯と坤櫓の復元工事の様子を大型画面の映像で見ることができます。また、「見渡しの間」では、江戸時代の駿府城のCG映像とリアルタイムの駿府城公園内の様子を見ることができます。「時空の間」では、歴史疑似体験として、火縄銃(ゴム鉄砲)で射的が行えます。入場料は大人100円、小・中学生50円です。
紅葉山庭園
城郭の大名庭園に見られるような遊びと楽しさを基調として創られた「紅葉山庭園」では、駿河の国の名勝を織り込んだ4つの庭を中心に、四季折々の花々を眺められます。春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は椿など四季折々の花々を眺めながら立礼席でお茶を楽しむことができます。入園料は大人150円、小中学生50円です。
天守台発掘調査
日本一大きい駿府城跡天守台の発掘調査を公開中で、迫力ある天守台や調査の様子を毎日見学することができます。
お得な共通券
全施設をお得に巡れる共通券があります。大人360円、小中学生120円で、東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園のすべてに入場できます。
駿府城公園の年間イベント
駿府城公園では、年間を通じてさまざまなイベントが開催されています。
静岡まつり
毎年4月上旬に開催される「静岡まつり」は、満開の桜が見られる駿府城公園を軸とした静岡市中心部で実施され、「駿府大御所時代絵巻」が繰り広げられます。2025年は4月4日(金)から6日(日)に開催されました。
夜桜ライトアップ
3月下旬から4月上旬にかけて、夜桜のライトアップが行われます。日没から22時まで、堀に映る幻想的な桜の姿を楽しむことができます。開花状況により期間は変動します。
紅葉山庭園イベント
紅葉山庭園茶室では「庭園コンサート」が開催されることがあります。また、紅葉が色づく季節には、紅葉山庭園茶室にて色鮮やかな紅葉のお庭を眺めながらのんびりできるイベントもあります。
その他のイベント
2025年2月16日には駿府城公園にて「着物でファッションショー」が開催されました。このように、季節や時期に応じてさまざまなイベントが企画されています。
ジョギング初心者へのアドバイス|駿府城公園で走り始めるコツ
駿府城公園のジョギングコースは、初心者にも優しい環境が整っています。これからランニングを始めたい方に向けて、実践的なアドバイスをお伝えします。
まずは歩くことから始める
いきなり走り始めるのではなく、まずはウォーキングから始めましょう。駿府城公園は散策にも最適な場所なので、景色を楽しみながら歩くことで体を慣らしていきましょう。
自分のペースで距離を調整する
周回コースなので、疲れたら途中で切り上げることもできます。最初は1周だけ、慣れてきたら2周、3周と徐々に距離を伸ばしていくと良いでしょう。
ランステを活用する
駿府城ラン・アンド・リフレッシュステーションを活用すれば、着替えやシャワーの心配なく、気軽にランニングを始められます。仕事帰りや買い物のついでに立ち寄ることもできます。
水分補給を忘れずに
季節を問わず、運動中の水分補給は重要です。特に夏場は熱中症対策として、こまめに水分を取るようにしましょう。
季節に合わせた服装を選ぶ
静岡市は比較的温暖な気候ですが、朝晩や季節によっては冷え込むこともあります。脱ぎ着しやすい服装で、体温調節ができるようにしましょう。
ジョギングの健康効果|駿府城公園で始める健康習慣
駿府城公園でジョギングを始めることで、さまざまな健康効果が期待できます。ジョギングは体への負荷が比較的低く、初心者でも取り組みやすい運動です。
脂肪燃焼効果
ジョギングは有酸素運動の一つで、糖質や脂質をエネルギー源として使う運動のため、余計な脂肪を燃焼してくれます。脂肪燃焼の効果が出始めるのは運動開始から20分過ぎてからとされています。駿府城公園の1周1.7kmのコースを2〜3周すれば、十分な脂肪燃焼効果が期待できます。
脂質と糖質の使われる割合について、ウォーキングは6対4、ジョギングは5対5、ランニングでは4対6といわれています。ランニングで挫折するぐらいなら、ウォーキングやジョギングを続けたほうが成果も上がり、ケガや心臓への負担といったリスクも低くなります。
心肺機能の向上
継続的なジョギングは心肺機能を向上させます。血圧や血糖値、中性脂肪値、尿酸値などを下げるのに効果があり、また毛細血管をしなやかに保つ効果も期待できます。ウォーキングなどの適度な有酸素運動は、血流やリンパの流れを良くし、免疫力を強める効果もあります。
ストレス解消効果
ジョギングを行うことで、脳内の「セロトニン」という神経伝達物質の分泌が促進されます。セロトニンには精神を安定させてストレスを軽減する効果があるとされています。駿府城公園の美しい景観を眺めながら走ることで、より高いリラックス効果が得られるでしょう。
生活習慣病の予防
定期的なジョギングは、肥満の防止だけでなく、生活習慣病の予防にもつながります。基礎代謝が増加し、血行促進効果があるため、健康的な体を維持することができます。
睡眠の質向上
夕食後から寝る1時間前までに30分から1時間ほどゆっくりジョギングやウォーキングをすることで、末梢の血管が開き、眠りの質が向上するとされています。また、肩こりや腰痛の軽減にも効果があります。
効果を実感するまでの期間とおすすめの頻度
ジョギングの効果を実感できる期間は個人差があるものの、目安は3ヶ月程度です。ダイエット目的で脂肪を落とすには時間がかかることを認識しておく必要があります。焦らず、継続することが大切です。
ジョギングによる健康効果やダイエット効果を高めるには、週に2〜3回の頻度がおすすめです。ケガをしないようにすることや筋肉の回復を待つことを考えると、毎日走るよりもこれぐらいの回数が望ましいです。いきなり高い負荷をかけると継続できなくなるので、最初は続けられる範囲から始めて、慣れたら少しずつ目標の頻度・時間に近づけていきましょう。
正しい走り方のポイント
ジョギングする際は、背筋を伸ばし姿勢を良くすることが重要です。また、足裏全体で着地をすることで膝への負担を減らすことができます。クッション性の高いジョギング用シューズの使用がおすすめです。駿府城ラン・アンド・リフレッシュステーションでは、ランニングに関する相談もできますので、初心者の方は気軽に利用してみてください。
ジョギングに必要な持ち物と準備
駿府城公園でジョギングを始める前に、必要な持ち物を確認しておきましょう。
必ず必要なもの
ランニングシューズはジョギングの必需品です。ランニングは足に負担がかかるため、クッション性の高いランニングシューズでしっかり保護する必要があります。シューズを選ぶ際には、自分の足のタイプを把握し、店員に相談しながら選ぶことをおすすめします。
ウェアは通気性や吸汗速乾性に優れているものを選びましょう。体にかかる負担が軽減され、快適に走ることができます。また、ソックスもランニングの必需品の一つで、ランニング向けのソックスを選ぶと足への負担を軽減できます。
あると便利なもの
タオルやドリンクなどの持ち物は、小ぶりのランニングバッグやポーチに入れて持ち運ぶと走りやすくなります。駿府城公園周辺で走る場合、スマホや自宅の鍵など必要最低限のものが入れば十分です。
日焼けや熱中症対策に帽子があると便利です。薄手で通気性が高く、速乾性のあるランニングキャップを選ぶとよいでしょう。音楽を聴きながら走りたい方はイヤホンを持参しましょう。ただし、周囲の音が聞こえるように音量には注意してください。
走る前の準備
ランニングを始める前には、軽いウォーミングアップを行い、体を温めておきましょう。ストレッチで筋肉をほぐすことで、ケガの予防にもなります。また、ランニングが終わった後は、クールダウンを行って筋肉の疲れをとっておくことが大切です。駿府城ラン・アンド・リフレッシュステーションのシャワーを利用すれば、運動後にさっぱりと汗を流すことができます。
周辺観光スポット|ジョギングと合わせて楽しむ静岡観光
ジョギングと合わせて、周辺の観光も楽しんでみてはいかがでしょうか。
静岡市歴史博物館
駿府城公園近くにある静岡市歴史博物館では、家康の生涯をたどりながら、駿府から静岡市への変遷を知ることができます。ランニングの前後に立ち寄って、駿府の歴史を深く学ぶのもおすすめです。
久能山東照宮
徳川家康公が祀られている「国宝・久能山東照宮」は、静岡市を代表する観光スポットです。駿河湾を望む絶景も楽しめます。
三保松原
浮世絵にも描かれた「三保松原」は、富士山との美しい景観で知られる名所です。家康公ゆかりの地として、駿府城公園と合わせて訪れる方も多くいます。
まとめ|駿府城公園ジョギングコースで始める新しいランニングライフ
駿府城公園のジョギングコースは、1周約1.7kmの信号なし周回コースで、初心者から上級者まで幅広いランナーに対応しています。徳川家康公ゆかりの歴史ある公園を走りながら、四季折々の自然や復元された城郭建築を楽しむことができます。
駿府城ラン・アンド・リフレッシュステーションという充実した施設があり、300円というリーズナブルな価格でシャワーやロッカーを利用できるため、仕事帰りや観光のついでにも気軽にランニングを楽しめます。
静岡市の中心部に位置しながら、信号に遮られることなく快適に走れる環境は、都市部のランナーにとって非常に貴重です。歴史と自然が調和した美しい景観の中で、健康的なライフスタイルを始めてみてはいかがでしょうか。
駿府城公園は、ランニングだけでなく、東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園など見どころも豊富です。運動の前後に歴史散策を楽しむことで、より充実した時間を過ごすことができるでしょう。
静岡駅からのアクセスも良好で、新静岡駅から徒歩10分程度で到着できます。公共交通機関を利用すれば、駐車場の心配もなく訪れることができます。
ぜひ一度、駿府城公園のジョギングコースを体験してみてください。歴史ある城跡を走る爽快感と、四季折々の美しい景色が、あなたのランニングライフを豊かにしてくれることでしょう。









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