若泉運動公園のランニングコースが快適歩走で全面改修、疲れにくい700mに

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本庄市の若泉運動公園にあるランニングコースは、2025年3月の改修工事でクッション性のある舗装へと生まれ変わりました。採用されたのは日本道路株式会社の「快適歩走」という工法で、全長約700メートル、幅約2メートルのコースが硬いアスファルトから足腰にやさしい路面へと切り替わっています。埼玉県内の市立公園としては珍しい事例で、完成後には記念イベントも開かれました。この記事では、コースがどのように変わったのか、快適歩走という工法の中身、そして若泉運動公園という施設そのものの魅力やアクセス方法までを詳しくまとめます。

目次

若泉運動公園は本庄児玉ICから車で10分、施設が充実した総合運動公園

若泉運動公園は、本庄市小島6丁目1186番1外(若泉2丁目地内外とも案内される)に位置する市立の運動公園です。関越自動車道の本庄児玉インターチェンジから車で約10分、距離にして約4キロメートルとアクセスがよく、JR本庄駅からも徒歩約15分、約1.5キロメートルの立地にあります。事前予約制のデマンド型バス「はにぽん号」の停留所も若泉第一公園や若泉運動公園テニスコートの近くに設けられており、車がなくても訪れやすい環境が整っています。園内には無料の駐車場も用意されているため、遠方から車で来る利用者にも便利です。

施設としては多目的グラウンド、野球場、テニスコートといった球技系の設備に加え、柔道場と剣道場を備えた武道館、さらに弓道場まで揃っています。夏場には「せせらぎ広場」で期間限定のじゃぶじゃぶ池や噴水が稼働し、小さな子ども連れの家族に人気を集めます。芝生広場「ゆうぱーく」という愛称のエリアも完成しており、レジャーシートを広げてくつろぐ市民の姿も見られます。公園に関する問い合わせは本庄市都市計画課(電話0495-25-1111)で受け付けています。

隣接する「若泉公園」(若泉第一公園・若泉第二公園)は、130本を超えるソメイヨシノが植えられた桜の名所です。赤い太鼓橋や東屋、藤棚があり、小川には魚やアヒルが泳ぐ、落ち着いた雰囲気の市民公園となっています。開花期の3月下旬から4月上旬には夜間ライトアップも実施され、多くの花見客でにぎわいます。2026年3月28日と29日の2日間には「若泉公園春まつり&本庄クラフトアートフェア」が開催され、運動公園とあわせて一日楽しめるエリアとして地域内外の関心を集めました。ランニングコースを走ったあとに隣接する若泉公園を散策し、桜や小川の景色を楽しむという過ごし方もできます。

第1グラウンド外周のランニングコースは全長700メートル、幅2メートルに改修

若泉運動公園第1グラウンドの外周に設置されているランニングコースは、全長約700メートル、幅約2メートル、施工面積はおよそ1,400平方メートルです。改修前からグラウンドを一周する形でランナーや散歩をする市民に使われてきましたが、老朽化にともなう舗装の劣化が課題になっていました。そこで本庄市は、日本道路株式会社のスポーツ施設向け舗装技術「快適歩走」を採用し、コース全体を新しい仕様に切り替える工事を実施しました。

工事は2025年に入ってから進められ、同年3月に完成しました。完成後のコースは、これまでの一般的なアスファルト舗装とは異なる、クッション性を備えた路面です。本庄市の公式案内でも「第1グラウンドを取り囲む700mのコースが、これまでにないクッション性のある舗装により、疲れにくく、より使いやすくなりました」と紹介されており、ウォーキングやランニングでの利用が呼びかけられています。硬いアスファルトの上を走り続けると、足裏や膝、腰にかかる衝撃が蓄積しやすく、長時間・長距離のランニングや高齢者のウォーキングでは負担が気になるところです。今回の改修によって、そうした身体への負担を和らげながら運動を楽しめる環境が地域に整いました。

クッション性舗装「快適歩走」は透水性アスコンにウレタン樹脂を充填する工法

今回のランニングコースに採用された「快適歩走」は、日本道路株式会社が展開するスポーツ施設向けの舗装工法です。陸上競技場のトラックでエンボス層として使われているウレタン樹脂を、透水性のアスファルト混合物(透水性アスコン)の表面にある空隙部分に充填し、その上でエンボス仕上げを施す仕組みになっています。透水性アスコンはもともと雨水を路面から地中へ浸透させやすい構造を持つ舗装材料で、公園や歩道など水はけの良さが求められる場所で広く使われてきました。快適歩走は、この透水性の高い下地にウレタン樹脂によるクッション層を組み合わせることで、雨天後に水たまりができにくい点と、着地時の衝撃を和らげる柔らかさという二つの性能を両立させています。

日本道路株式会社ではこの工法を「人に優しい舗装」と位置づけ、ランナーや歩行者の足腰にかかる負担を軽くすることを目的に開発・提供しています。硬い舗装の上を走ったり歩いたりすると、着地のたびに地面からの反発が足裏や膝関節、股関節へ直接伝わりやすくなります。毎日のように公園を利用するシニア層や、練習量の多いランナーにとっては、この繰り返しの衝撃が蓄積すると膝の痛みや足底筋膜炎といったトラブルにつながることもあります。快適歩走のようなクッション性舗装は、着地の瞬間の衝撃をウレタン樹脂の層が吸収するため、身体への負担を抑えながら運動を続けやすい環境づくりに役立つとされています。

ランニングシューズの分野でも、クッション性の高いモデルは着地衝撃を吸収し、足や膝、腰への負担を軽くしながら疲労の蓄積を抑えるといわれています。路面自体にクッション性を持たせるという発想は、シューズだけに頼らずコース全体で走りやすさを支えようとする試みで、シューズとの組み合わせによってより快適な走行感が得られると期待されます。着地の衝撃の感じ方には個々のランニングフォームも影響するため、クッション舗装だからといって負担がゼロになるわけではありませんが、硬い舗装と比べて足腰への負担が和らぐ点は多くの利用者にとってうれしいポイントでしょう。

「快適歩走」の導入例は順天堂大学や青山学院大学、熊本市秋津中央公園にも広がる

「快適歩走」は若泉運動公園だけで採用された舗装ではなく、日本道路株式会社が全国で展開しているスポーツ施設向けの工法です。衝撃吸収性と、地面を蹴り出す際の反発力を両立させている点が特徴とされ、単に柔らかいだけでなく、走る際の推進力も損なわれにくいよう配合が設計されています。過去の導入実績としては、千葉県印西市にある順天堂大学さくらキャンパスや、相模原市中央区の青山学院大学相模原キャンパスといった大学施設のトラックやジョギングコースでの施工例が知られています。公共工事としては熊本市東区の秋津中央公園のジョギングコースが初の採用事例となり、その後は自治体が管理する公園施設にも徐々に導入が広がってきました。若泉運動公園のコース改修も、こうした流れのなかで実現した埼玉県内の事例のひとつです。大学の競技者向け施設から地域住民が日常的に使う市民公園へと採用の場が広がっていること自体が、この工法の汎用性の高さを裏づけているといえます。

完成記念の「快適歩走教室」には地域住民およそ100人が参加

ランニングコースの完成を記念して、2025年3月15日には「プロランニングコーチ金さんに学ぶ!快適歩走教室」と題したイベントが若泉運動公園で開催されました。このイベントには地域住民およそ100人が参加し、プロのランニングコーチである金氏を講師に迎え、効果的なウォーミングアップの方法や正しい歩き方、より速く長く走るためのコツについてレクチャーを受けました。参加者はまず金氏の指導のもとでストレッチやウォーミングアップを行い、そのあとは和やかな雰囲気のなかでウォーキングやランニングを楽しみながら、新しくなった快適歩走の感触を確かめていったといいます。

舗装工事を終えただけで終わりにするのではなく、完成を地域住民と一緒に祝い、実際に体感してもらう機会を設けた点は、公園を運動施設としてだけでなく地域コミュニティの交流拠点として活用しようとする姿勢の表れです。参加者どうしが世代を超えて言葉を交わしながら新しいコースを体感する様子は、公共施設のリニューアルが地域の一体感づくりにもつながることを示す例だったといえるでしょう。こうした取り組みの積み重ねが、公園への愛着や継続的な利用につながっていくと考えられます。このイベントをきっかけに、これまであまりランニングやウォーキングをしてこなかった住民が新しく運動を始めたり、シニア層が無理なく歩行習慣を続けられる場として認識が広がったりすることも期待されます。

一般的なアスファルト舗装と快適歩走の違いを比較

従来の一般的な密粒度アスファルト舗装は、耐久性やコストの面で優れており、道路や駐車場、公園の園路など幅広い場所で標準的に使われてきました。しかし表面が硬いため、着地の衝撃がそのまま足裏や膝、股関節へ伝わりやすく、雨の日には水はけの悪さから水たまりができやすいという弱点もありました。快適歩走はこうした弱点を踏まえて設計された工法で、両者の違いを整理すると次のようになります。

項目一般的なアスファルト舗装快適歩走
下地の構造密粒度アスファルト透水性アスコン
表面の仕上げ平滑な舗装面ウレタン樹脂充填+エンボス仕上げ
雨天時の路面水たまりができやすい水はけがよく水たまりができにくい
着地時の衝撃硬く衝撃が伝わりやすいクッション層が衝撃を和らげる
主な採用場所道路、駐車場、一般的な園路陸上競技場のトラック、公園のジョギングコース

快適歩走は下地に透水性アスコンを採用することで雨水を地中へ逃がしやすくし、水たまりのできにくい路面を実現しています。そのうえで表面の空隙部分にウレタン樹脂を充填してエンボス仕上げを施すことで、一般的なアスファルトにはないクッション性を路面自体に持たせているのが最大の違いです。単に柔らかくするだけでなく、蹴り出す際の反発力も損なわれにくいよう設計されているため、走行時のスピード感を大きく損なうことなく着地の衝撃だけを和らげられるとされています。硬さと柔らかさのバランスを取った専用設計の舗装だからこそ、陸上競技場のトラックのような専門施設だけでなく、市民が日常的に利用する公園のランニングコースにも適した工法として採用が広がってきました。

本庄総合公園や利根川サイクリングロードなど市内の他コースとの違い

本庄市では、若泉運動公園のコース以外にも複数のウォーキング・ランニングコースが整備されています。市が発行する「本庄ウォーキングマップ」には、短い距離のものから上級者向けまで全12コースが掲載されており、目的やレベルに応じて選べるようになっています。代表的なコースとの違いを比べると、次のようになります。

コース名距離の目安特徴
若泉運動公園ランニングコース約700メートル(1周)クッション性舗装「快適歩走」を採用
本庄総合公園周回コース約2.2キロメートルほぼ平坦、小山川沿いの土手も走れる
シルクドーム屋内コース1周250メートル雨天時でも利用できる屋内コース
利根川サイクリングロード上里町から伊勢崎市まで平坦で距離を伸ばしやすい

本庄市内最大級の公園である本庄総合公園には、総合体育館「シルクドーム」やプロ野球の試合も行われる本格的な野球場、広い芝生広場などが整備されており、園内をぐるりと一周する約2.2キロメートルのほぼ平坦なコースがあります。園内を流れる小山川沿いの土手を走れば気分を変えながら距離を伸ばすことも可能です。雨の日にはシルクドーム内にある1周250メートルの屋内ランニングコースも利用できるため、天候を気にせず走りたい人にも対応しています。このほか、上里町から本庄市を経て伊勢崎市まで続く利根川サイクリングロードは、平坦で走りやすく、距離を伸ばしたいランナーやサイクリストに利用されています。

若泉運動公園の700メートルコースは、これらの本格的な周回コースと比べると距離は短めです。その分、クッション性のある路面で気軽に体を動かしたい人や、ウォーキングをメインに考えている人、他のコースへ行く前のウォーミングアップとしての利用など、日常的な運動習慣づくりの場として位置づけられます。距離が短いからこそ、何周も回りながらペースを変えたインターバル走の練習をしたり、小さな子どもを連れて無理のない範囲でジョギングを楽しんだりと、使い方の自由度が高いのも魅力のひとつです。本庄ウォーキングマップに掲載された全12コースは市内各所の公園や史跡、田園風景を巡るバリエーション豊かな内容になっており、コースによっては一部区間が立入禁止となっている場合もあるため、利用の際には最新のマップや市の案内で状況を確認しておくと安心です。膝や足腰に不安を抱える中高年層や、リハビリ後に運動を再開したい方、これから運動習慣をつけたい初心者にとっては、若泉運動公園のコースがまず試してみたい候補のひとつになるはずです。

運動習慣がない人はウォーキングから始めて週2〜3回30分が目安

新しくなったランニングコースを使って運動を始めたい方に向けて、無理なく続けるための目安も紹介します。運動習慣がこれまであまりなかった方は、いきなり走り出すのではなく、まずはウォーキングから始めるのがおすすめです。最初は20分から30分程度を目安に歩き、体が慣れてきたら少しずつ時間を延ばしていきます。若泉運動公園のコースは1周約700メートルなので、時間を意識しながら周回数を調整しやすいのも利点です。

ウォーキングに慣れてきたら、歩きと軽いジョギングを交互に取り入れる方法もよいとされています。1周のうち半分を歩き、半分を軽く走ってみるなど、コースの短さを活かしてインターバル的に強度を調整できます。体力がついてくるにつれて走る割合を少しずつ増やしていけば、無理なくランニングへ移行しやすくなります。

頻度の目安としては、健康維持を目的とする場合、週2回から3回程度、1回あたり30分から60分程度がよいとされています。毎日走り込むのではなく、走った翌日に休息日を設けることで、筋肉や関節を休ませ、怪我のリスクを抑えることにもつながります。始めたばかりの時期にいきなり長時間・高強度で走ろうとすると、フォームが崩れて膝や足首への負担が増えやすくなるとも言われているため、若泉運動公園のようなクッション性のあるコースで、まずは無理のないペースから始めてみるのもよい選択です。路面自体が足腰への負担を和らげてくれる分、運動に不慣れな方やブランクのある方でも比較的安心してスタートを切りやすい環境が整っています。

夏は「せせらぎ広場」、春は隣接する若泉公園の桜も楽しめる

ランニングやウォーキングだけでなく、若泉運動公園には夏場に人気を集める「せせらぎ広場」というエリアもあります。夏季限定でじゃぶじゃぶ池や噴水といった親水施設が稼働し、期間中はミストシャワーが登場することもあります。水をかけあったり足を水につけて涼んだりと、小さな子どもたちが楽しめる水遊びスポットとして地域では定番のお出かけ先になっています。利用の際には、小さな子どもには必ず保護者が付き添うこと、水着や水遊び用のパンツを着用することなど、基本的なマナーやルールを守ることが呼びかけられています。

ランニングコースでひと汗かいたあとに、せせらぎ広場で涼んだり、家族が水遊びをしている様子を眺めながら休憩したりできるのは、運動施設と親水施設が同じ公園内にある若泉運動公園ならではの魅力です。大人はランニングやウォーキング、子どもは水遊びというように、世代を問わず一つの公園でそれぞれの過ごし方を楽しめる点も、この公園が地域で長く愛されている理由のひとつでしょう。水遊び施設の具体的な開設期間や時間帯は年によって変わる可能性があるため、訪れる前に本庄市の公式ウェブサイトなどで最新情報を確認しておくと安心です。

利用時に気をつけたい駐車場の混雑と路面温度、シューズ選び

若泉運動公園のランニングコースを利用する際は、いくつか押さえておきたいポイントがあります。コースは第1グラウンドの外周に設置されているため、グラウンドで別の競技やイベントが行われている際には利用者どうしが譲り合いながら走ることが大切です。園内には野球場やテニスコートなど他の運動施設も隣接しているため、ボールが飛んでくる可能性がある区域では周囲への注意も必要になります。

駐車場は無料で利用できますが、週末やイベント開催時には利用者が集中し、混雑することも考えられます。特に桜のシーズンには隣接する若泉公園への花見客も加わるため、車で訪れる場合は時間に余裕を持って向かうと安心です。公共交通機関を利用する場合は、JR本庄駅からの徒歩、またはデマンド型バス「はにぽん号」の活用も検討するとよいでしょう。

季節や天候にも配慮したいところです。クッション性舗装は透水性アスコンをベースにしているため雨天後の水はけには一定の配慮がなされていますが、真夏の直射日光が強い時間帯や冬場の早朝・夜間は路面温度や視界の面で注意が必要です。こまめな水分補給や、明るい時間帯・ライトを携行しての利用を心がけるなど、基本的な安全対策は公園内であっても変わらず意識しておきたいポイントです。

シューズ選びについても触れておきます。路面自体にクッション性が備わっているとはいえ、シューズのクッション性能とあわせて使うことで着地衝撃をより効果的に和らげられます。特にかかとから着地するタイプのランナーは、シューズのクッションによって膝への負荷を減らせる可能性が高いとされているため、若泉運動公園のコースを日常的に利用するのであれば、自分の走り方や足の特徴に合ったランニングシューズを選ぶことも快適な走行感につながるポイントです。初めて利用する方は、まずは1周700メートルのコースをウォーキングのペースで歩いてみて、路面のクッション感や周囲の景観を確かめてみるのもおすすめです。硬い舗装のコースに慣れている人ほど、着地の感触の違いに気づきやすいはずです。

施設利用の申し込みは園内の武道館、指定管理は本庄市環境緑の会が担当

若泉運動公園の体育施設は、平成25年(2013年)4月から本庄市による直接管理ではなく、指定管理者制度のもとで本庄市環境緑の会が管理・運営を担う形に移行しています。多目的グラウンドやテニスコート、野球場、武道館、弓道場といった各施設の利用予約は、園内にある武道館(本庄市小島6丁目11-14、電話0495-24-7181)で受け付けられており、利用を検討する際にはまず武道館へ問い合わせるのが基本的な流れです。

テニスコートは、夜間照明が備わった人工芝の第1テニスコートが4面、夜間照明のないクレーコートの第2テニスコートが4面と、合計8面が整備されており、昼間だけでなく夜間の利用にも対応しています。弓道場には射場と控室が設けられ、近的の利用時間は8時から22時までとなっており、こちらも幅広い時間帯で利用できます。

近年では、令和5年度から令和7年度(2023年度から2025年度)にかけて、地域住民や企業・団体からの寄贈を受けた遊具の設置、フェンスの整備、はにぽんスイングと呼ばれる遊具の導入、芝生エリアの拡張整備が段階的に進められ、その集大成として芝生広場「ゆうぱーく」が完成しました。ランニングコースの改修もこうした一連の公園リニューアルの取り組みと時期が重なっており、若泉運動公園全体が近年着実に整備を重ねてきたことがうかがえます。運動施設としての機能強化と、家族連れがくつろげる憩いの場としての魅力向上が、同時並行で進められてきた公園だといえるでしょう。

本庄市の若泉運動公園にあるランニングコースは、2025年3月の改修工事によって、日本道路株式会社の快適歩走というクッション性舗装技術を採用した、全長約700メートル・幅約2メートルの走りやすいコースへと生まれ変わりました。透水性アスコンの表面にウレタン樹脂を充填しエンボス仕上げを施すことで、雨水を地中へ逃がしやすくしながら着地時の衝撃を和らげ、ランナーや歩行者の足腰への負担を軽くする「人に優しい舗装」が実現しています。完成を記念して開催された快適歩走教室には多くの地域住民が参加し、実際にコースを歩いたり走ったりしながら新しい路面の感触を楽しみました。

若泉運動公園自体も、野球場やテニスコート、武道館、弓道場といった多彩なスポーツ施設に加え、夏場の水遊びスポットや芝生広場「ゆうぱーく」を備え、隣接する若泉公園の桜とあわせて一年を通じて楽しめる市民の憩いの場です。本庄総合公園の周回コースや利根川サイクリングロードなど、本庄市内には他にも魅力的なランニング・ウォーキングコースがありますが、若泉運動公園のコースはクッション性という独自の強みを持ち、日常的な運動習慣づくりや、膝や足腰への負担が気になる方にとって選びやすい選択肢のひとつです。本庄児玉インターチェンジからのアクセスもよく、無料駐車場も整っているため、市内外から訪れる際にも利用しやすい環境が整っています。改修から時間が経つにつれて、地域住民の間でも「若泉運動公園のコースは走りやすい」という口コミが少しずつ広がっていくと見られます。完成記念イベントに約100人もの参加者が集まったことからも、地域の関心はすでに高く、平日の早朝や夕方、休日の午前中を中心に、日常的にコースを利用する人の姿が定着していくと考えられます。運動不足が気になる方や、膝や腰への負担を気にしてこれまで一歩を踏み出せなかった方は、一度、無料の駐車場に車を止めて、あるいは本庄駅から歩いて、若泉運動公園まで足を運んでみてはどうでしょうか。クッション性のある新しい路面の感触を実際に確かめてみることで、日々の運動に対する意識が変わるきっかけになるかもしれません。

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