青木湖は、長野県大町市の北部にある湖です。湖畔を1周するランニングコースは6.8kmのフラットなロードで、信号がなく、車も少なめです。木陰の道が多いので夏でも涼しく走れて、北アルプスの山並みを眺めながら走れます。
青木湖は仁科三湖のひとつで、湖面標高は822m、最大水深は58mあります。走る人が気にするのは、距離、起伏、トイレ、駐車場、アクセスの5点でしょう。まずこの5点を先に押さえ、そのあとで季節ごとの見どころや湖畔のキャンプ場まで、2026年9月19日時点で確認できた情報をまとめます。

青木湖の1周は6.8km、信号のないロードを木陰で走れます
青木湖の湖畔を回る周回コースは、1周6.8kmのロードです。ラントリップ、走ろうにっぽんプロジェクト、Jog&Run、Moshicomといったコース紹介サイトが、このコースを掲載しています。各サイトはフラットなコースとして紹介し、周囲にキャンプ場が点在して自然が豊かなこと、静かな木陰の道が多いこと、信号がなく車も少ないことを特徴に挙げています。
コースの特徴を表で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | 1周6.8km |
| 路面 | ロード |
| 起伏 | フラットと紹介されているが、序盤にアップダウンがあるという声もある |
| 信号 | なし |
| 交通量 | 車は少なめ |
| 日差し | 木陰の道が多く、日差しの強い夏でも涼しく走りやすい |
| 設備 | 湖の近くにトイレもコンビニもない |
| 出発点の目安 | やなばスキー場の駅近くの駐車場 |
6.8kmと6.7kmの差は約100m
湖の周囲は約6.7kmです。一方、コース紹介サイトは1周6.8kmと書いています。差は100mほどですから、走る距離やペースの基準には、ランナー向けに書かれたコース紹介サイトの6.8kmを使うのが手堅い選択です。
前半は湖畔沿い、後半は山沿い。序盤のアップダウンは覚悟しておきます
実走の体験報告では、コースは湖畔沿いを走る前半と、山沿いを走る後半に分かれています。序盤からいきなりアップダウンがあるという声もあります。それでも、木陰が多くて涼しく、走りやすいという感想が同じ報告に並んでいます。
フラットという紹介を、起伏ゼロの意味で受け取ると、序盤で面食らいます。信号のない平坦寄りのロード、くらいの感覚で臨むのがちょうどいいでしょう。観光ランとして、景色を見ながらゆっくり走る使い方も紹介されています。タイムを狙う練習より、景色を楽しむ朝ランに向いたコースです。
スタートはやなばスキー場の駅近くの駐車場、反時計回りで紹介されています
出発点として紹介されているのは、やなばスキー場の駅近くの駐車場です。車をここに停めて、反時計回りに走るコースが案内されています。
湖の周辺には、ほかにも駐車場があります。カフェのao LAKESIDE CAFEと青木湖キャンプ場です。ただし、どちらも施設を利用する人向けの駐車場です。ランニングだけの目的で停めてよいかどうかは、現地の表示に従って判断してください。
トイレとコンビニは湖畔にありません。走る前に済ませて、飲み物を持って出ます
コースの近くに、トイレもコンビニもありません。困ったときはキャンプ場で借りるしかない、という趣旨の情報が紹介されています。
6.8kmは、体感としては短めの距離です。それでも、トイレは走り出す前に済ませておくほうが確実です。飲み物や補給食も、コンビニで調達できる前提を捨てて、自分で持っていきます。木陰が多く涼しいコースだからといって、水分を持たずに走り出すのは避けたほうがいいでしょう。
アクセスは簗場駅から徒歩約30分、安曇野ICから車で約1時間10分
電車で行く場合は、JR大糸線の簗場駅から徒歩で約30分かかります。車の場合は、安曇野ICから約1時間10分です。
| 手段 | 所要時間の目安 |
|---|---|
| 電車 | JR大糸線の簗場駅から徒歩約30分 |
| 車 | 安曇野ICから約1時間10分 |
簗場駅からの徒歩30分は、ウォーミングアップに使うにはやや長い距離です。駅から歩いて湖畔まで行き、そのまま1周して駅へ戻る、という組み立て方もできます。コース紹介サイトには、白馬村と青木湖を結んで走る紹介ページも見られます。そのページでは、コースが6.8kmのランとして紹介されています。
夏は木陰、秋は紅葉と白馬三山。季節ごとの見どころが違います
走る季節ごとに、青木湖の見どころは変わります。夏は、湖の周りの森の中に木陰が多く、日差しが強くても涼しく走れます。秋は、県内でも有数の透明度を誇る湖面に、せり出した紅葉が映り込みます。
11月初旬は湖と里山の紅葉、白馬三山が重なる時期
毎年11月初旬には、湖と里山の紅葉に白馬三山が重なる景色を楽しめます。白馬三山は、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の3つの山です。青木湖は、この景色を撮るフォトスポットとして人気があります。
北アルプスに冠雪があるときは、山の雪、山腹、湖畔の紅葉が段になって見える三段紅葉も見られます。2026年9月19日から数えると、11月初旬まではおよそ1か月半あります。紅葉のランを計画するなら、日程を早めに押さえておきたい時期です。
早朝は朝靄が湖面を流れます
早朝に湖畔で写真を撮ると、朝靄が湖面を流れます。日が昇るにつれて、紅葉が鏡に映ったように見えるそうです。青木湖は、北アルプスの鏡とも称されます。景色を楽しむなら、国道よりも湖畔道路のほうがおすすめです。朝の静かな時間に湖畔を走れば、この景色をいちばん近くで味わえます。
春はオオヤマザクラ
春の見どころは桜です。仁科三湖のうち中綱湖では、ゴールデンウィーク前後に、湖面に映る濃いピンクのオオヤマザクラが見られます。青木湖キャンプ場も、カラマツ林とオオヤマザクラに囲まれた場内です。
青木湖の基本データは周囲約6.7km、湖面標高822m、最大水深58m
青木湖は、長野県大町市の北部にある湖です。仁科三湖の中で最大の面積をもち、透明度の高い湖として知られています。
| 項目 | 数値・内容 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県大町市の北部 |
| 周囲 | 約6.7km |
| 湖面標高 | 822m |
| 面積 | 1.73平方キロメートル |
| 最大水深 | 58m |
| 県内での広さ | 諏訪湖、野尻湖に次いで3番目 |
| 成り立ち | フォッサマグナ沿いの断層湖 |
湖岸線がハート型に見えることから、ハート形の湖として親しまれています。湖面に白馬三山を映す静かな姿は、思索の湖とも呼ばれます。水深58mは、県内で最も深いとされています。
仁科三湖のなかで青木湖は最北にあり、面積は最大
仁科三湖は、北アルプスの麓、国道148号沿いに連なる3つの湖の総称です。南から木崎湖、中綱湖、青木湖の順に並び、農具川でつながっています。3つとも標高は800m前後で、周囲の自然がよく保たれています。
| 湖 | 位置と特徴 |
|---|---|
| 青木湖 | 最も北にあり、面積は最大。水深58mで、透明度が高い |
| 中綱湖 | 最も小さい。ヘラブナやワカサギの釣りを楽しむ人が多い |
| 木崎湖 | 最も南にある。夏はSUP、カヌー、フィッシングなどが楽しめる |
湖の成り立ちには2つの説明があります
3つの湖は、湖の西側を走る糸魚川-静岡構造線に沿った断層湖とされています。もうひとつ、より詳しい調査にもとづく説明があります。青木湖の北にある佐野坂のすぐ西で、大きな山崩れの跡が見つかりました。崩れた土砂が佐野坂をつくり、昔の姫川をせき止めて、青木湖と中綱湖ができたという説明です。そのあと、鹿島川が運んだ土砂が農具川をせき止めて、木崎湖ができたとされています。
前泊するなら湖畔のキャンプ場とペンション。早朝の1周が組みやすくなります
青木湖の周囲には、キャンプ場が点在しています。前泊や後泊で泊まりを組み込めば、朝の静かな時間に1周する計画が立てやすくなります。
| 施設 | 特徴 |
|---|---|
| 青木湖キャンプ場&アドベンチャークラブ | 大町市平にある。カラマツ林とオオヤマザクラに囲まれ、コテージ、オートキャンプ、テントキャンプ、バンガローで泊まれる |
| 大向キャンプ場 | 湖畔にあり、すべての区画が青木湖に面している |
| 青木荘キャンプ場・テント村 | 青木湖周辺のキャンプ場で、公式サイトが公開されている |
| プチペンションアルファ | 湖畔にある40年以上続く老舗のペンション。愛犬や愛猫と泊まれる |
青木湖キャンプ場&アドベンチャークラブでは、ボート、ヨット、カヌーなどのアクティビティが充実しています。手ぶらで楽しめる地産地消のバーベキューサービスも提供されています。ただし、施設の利用条件や営業期間は時期によって変わります。予約の前に、各施設で確認してください。
湖上アクティビティとサイクリングも、湖を使った楽しみ方のひとつ
青木湖では、SUP(スタンドアップパドルボード)のプランが提供されています。夜のホタルクルーズなど、四季を通じてさまざまなアクティビティが紹介されています。青木湖と中綱湖を巡るポタリングのコース紹介も見られます。
湖畔を1周する道路は、サイクリングにも適しています。ランニングの最中は、自転車や車と道を共有する場面があります。車は少なめとはいえ、走る側が周囲に気を配ってください。
ヤマレコに残る2024年9月7日の記録
ヤマレコには、2024年9月7日に投稿された、青木湖を1周した記録があります。投稿者は、遠征の前泊で長野県に来て、時間があるので青木湖を1周した、という内容です。遠征の前後にも組み込みやすい距離といえます。
走る前によくある疑問に答えます
青木湖の1周は何kmか、という疑問には、6.8kmと答えられます。コース紹介サイトがそう書いています。湖の周囲そのものは約6.7kmです。
夏に走るなら、木陰が多いので走りやすいコースです。秋は、湖面にせり出した紅葉が映り込む季節で、11月初旬には白馬三山との組み合わせが見どころになります。
トイレは、湖の近くに見当たりません。走る前に済ませておき、困ったときにはキャンプ場で借りる、という順序で考えてください。
2026年に青木湖の湖畔で開かれる具体的なマラソン大会やランニングイベントは、今回の調査では確認できていません。大会の情報は、大町市観光協会や、スポーツエントリー、ランナーズバイブルなどのイベント情報サイトで直接確かめるのが確実です。ランニング後に立ち寄れる温泉やカフェの具体的な情報も、確認できていません。
出発前に大町市観光協会で最新情報を確認してください
青木湖の周回コースは、1周6.8kmのロードで、信号がなく、木陰の道が多いコースです。設備がないぶん、トイレと飲み物は自分で用意して出発します。夏は木陰、秋は紅葉と白馬三山、春はオオヤマザクラと、走る季節によって景色が変わるのも青木湖の特徴です。
駐車場の利用条件や、大会・イベントの開催情報は、時期によって変わります。最新の情報は、大町市観光協会に確認するのが確実です。








