岐阜県御嵩町のみたけの森はジョギング初心者にもやさしい散策路

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岐阜県可児郡御嵩町にあるみたけの森は、ジョギングや散策を目的に整備された約70ヘクタールの生活環境保全林です。高低差の少ない散策路が園内に何本も通っており、ジョギング初心者から本格的なランナーまで、それぞれのペースで走れる環境が整っています。名鉄御嵩駅から徒歩20分ほど、東海環状自動車道の可児御嵩インターチェンジからは車で7分ほどという近さも、長く親しまれてきた理由のひとつといえるでしょう。休日に体を動かしたい人にとっても、自然の中でリフレッシュしたい人にとっても、日帰りで気軽に立ち寄れる場所です。この記事では、みたけの森のアクセス方法や4つの散策コースの違い、ジョギングコースとしての具体的な魅力、季節ごとの見どころ、そして御嵩町ならではの周辺観光スポットまで、実際に訪れる前に知っておきたい情報を整理してまとめました。

目次

みたけの森は御嵩町中2777-1にある約70ヘクタールの生活環境保全林

みたけの森は、正式には生活環境保全林みたけの森という名称で、御嵩町中2777-1に位置しています。その面積はおよそ70ヘクタールで、東京ドーム15個分に相当する広さです。園内には湿原や池、神社、水車、塔といった施設が点在しており、一日かけてゆっくり巡ることもできる規模を持っています。

もともとこの一帯は荒廃が進んでいた山林でしたが、地域の生活環境を守り、住民の憩いの場とするために保全林として整備されました。整備にあたっては既存の自然環境をできる限りそのまま活かす方針がとられており、人工的な造成を最小限にとどめた散策路や休憩スペースが特徴です。そのため、四季を通じて訪れるたびに違った表情を見せてくれる、自然味あふれる公園に仕上がっています。

みたけの森は、単なる公園というよりも里山としての性格が強く、地域の希少な動植物が残されている点でも注目を集めています。特にササユリの群生地は全国的に見ても珍しく、初夏になると白やピンクの花が森のあちこちに咲き誇り、多くの人が写真撮影に訪れます。

御嵩駅から徒歩20分、車なら可児御嵩ICから7分で到着

みたけの森へのアクセスは、公共交通機関でも自家用車でも比較的スムーズです。

電車を利用する場合は、名鉄広見線の御嵩駅で下車し、そこから徒歩で向かいます。所要時間は情報源によって15分から20分程度と幅がありますが、駅からのんびり歩いても20分程度を見ておけば余裕を持って到着できるでしょう。駅から森までの道のりは住宅地や田園風景を抜けていくため、道中の景色を楽しみながら向かうウォーミングアップとしてもちょうどよい距離感です。

車を利用する場合は、東海環状自動車道の可児御嵩インターチェンジから国道21号線を経由して約7分から20分程度で到着します。中央自動車道を利用するなら、土岐インターチェンジから国道21号線、鬼岩公園経由で約20分というルートもあります。名古屋市内からであれば、高速道路を使って1時間前後で到着できる距離感です。

駐車場は乗用車50台分、開園時間は9時から17時

駐車場は乗用車50台分が用意されており、大型車は駐車できません。御嵩町の案内では、入園エリアによって20台程度の駐車スペースとされる区画もあるようです。行事や紅葉、桜のシーズンなど混雑が予想される時期には、早めの時間帯に訪れることをおすすめします。駐車料金は無料です。

開園時間は午前9時から午後5時までで、年中無休で利用できます。駐車場やトイレなどの一部施設は24時間利用可能とされており、早朝ジョギングや日の出前後の時間帯に訪れるランナーも少なくありません。入園料も無料なので、誰でも気軽に立ち寄れます。イベントの開催状況や、台風・積雪などによる通行止め情報を事前に確認したい場合は、御嵩町役場や御嵩町公式サイトの案内ページを確認するとよいでしょう。

散策コースは15分の周回から1時間15分の周遊まで4種類

みたけの森の大きな魅力のひとつが、目的や体力に応じて選べる複数の散策コースです。代表的なコースは次の4つに分かれます。

コース名所要時間特徴
ゆったり散歩コース約15分入り口周辺を軽く一周、ウォーミングアップやクールダウンに向く
ため池ぐるりコース約30分秋葉溜池と南山溜池の水辺を周回、紅葉や緑を眺めながら歩ける
秋葉神社参拝コース約1時間秋葉神社への参拝を組み込んだ、鎮守の杜のような厳かな散策路
周遊コース約1時間15分みたけの森全体を巡る最長ルート、展望台2箇所を経由する

ゆったり散歩コースは、小さな子ども連れの家族や、軽い運動を目的とする人に向いています。ため池ぐるりコースでは、水面に映る木々の緑や紅葉を眺めながらのんびり歩けます。秋葉神社参拝コースは、信仰の対象としてだけでなく、地域の歴史や文化に触れられる散策路としても価値があるでしょう。そして周遊コースの展望台からは、金峰山や恵那山、伊吹山といった山々を一望できます。天候が良い日には、遠くの山並みまで見渡せる開放感のある眺望が楽しめるはずです。

15分程度の軽い散歩から1時間を超える本格的な周遊まで用意されているので、その日の体調や時間、同行者の年齢層に合わせて柔軟にコースを選べるのが、みたけの森の大きな魅力です。

ジョギング初心者にも走りやすい理由は高低差の少なさ

みたけの森は、ジョギングコースとしても評価が高いスポットです。特に評価されているのが、高低差が少なく足元の状態も良好である点です。本格的なトレイルランニングのようにアップダウンの激しいコースではなく、森の中を1時間程度かけてゆったりとスロージョギングするのにちょうどよい環境が整っています。

初心者ランナーが走りやすいと感じる理由はいくつかあります。まずアクセスの良さです。可児御嵩インターチェンジから車で5分から20分程度という近さは、他の自然豊かなジョギングスポットと比べても優れているといえるでしょう。次に、道が日常的に手入れされているため、初めて訪れる人でも道に迷う心配が少ないことです。

駐車場が広く、トイレも完備されている点も見逃せません。走り始める前にトイレを済ませたり、荷物を車に置いてから身軽な状態で走り出したりできる環境は、特に初めて訪れるランナーにとって安心材料になります。

高低差が少ないという特徴は、本格的なランナーだけでなく、小学生くらいの子どもと一緒に走りたい家族連れにも向いています。急な上り坂や足場の悪い区間が少ないため、子どものペースに合わせてゆっくり走ったり、途中で歩いたりしながら楽しめます。いきなり長距離やアップダウンの激しいコースに挑戦するのは不安だという人にとって、みたけの森はステップアップの入り口として適した環境だと感じます。

東海自然歩道の一部「みたけの森をめぐるみち」は約3キロ

みたけの森は、環境省が整備を進める広域的な自然歩道である東海自然歩道の一部区間としても位置づけられています。東海自然歩道は東京都と大阪府を結ぶ長大な自然歩道で、その一部として「みたけの森をめぐるみち」という区間が設定されており、園内を通る約3キロメートルの区間が組み込まれています。

御嵩駅からみたけの森を経由して下切駅へと抜けるルートを歩いた活動記録も公開されており、みたけの森は単体で完結する散策スポットとしてだけでなく、より広域のロングトレイルの一部としても機能しています。本格的なハイキングやトレッキングの経由地として訪れる人も一定数いるようです。長距離を歩き通したい人であれば、みたけの森を起点や中継地点として、周辺の駅までのロングウォークを計画するという楽しみ方もできるでしょう。

さらに園内には、東海自然歩道に加えて「減量ウォーク健康街道」という約4キロメートルのコースも設定されています。名前の通り、健康づくりやダイエット目的のウォーキングを意識したコース設定になっており、地域住民の日常的な運動の場としても活用されているようです。

園内には湿原や溜池、秋葉神社、水車が点在

みたけの森の園内には、単なる森林散策にとどまらない多様な施設が整備されています。トイレは1棟、休憩所も1棟用意されており、長時間の散策やジョギングの合間に一息つくことができます。自動販売機も設置されているため、飲み物を忘れてしまった場合でも安心です。

園内には湿原、池、神社、水車、塔といった要素が点在しており、歩くたびに違う景色に出会えるよう工夫されています。水車のある風景は里山らしいのどかな雰囲気を演出しており、写真撮影のスポットとしても人気です。塔からの眺めや、園内各所に設けられた東屋、ベンチなども、休憩や景色を楽しむポイントとして活用されています。

園内にある秋葉神社は、地域の信仰の対象となっています。神社の周辺は静かな雰囲気に包まれており、散策コースの中でも特に落ち着いた時間を過ごせる区間です。秋葉溜池、南山溜池という2つの溜池もあり、水辺の生態系を観察できる場としても機能しています。バードウォッチングを楽しみに訪れる人も多く、四季を通じてさまざまな野鳥の姿を見ることができます。

湿原にはササユリの群生地があり、全国的に見ても珍しい規模とされています。ササユリは環境の変化に敏感な植物なので、群生地として維持されていること自体が、みたけの森の自然環境が丁寧に保全されてきた証だと感じます。

桜は約3000本、見頃は3月下旬から4月下旬

みたけの森の大きな魅力は、四季それぞれに異なる表情を楽しめる点にあります。

春にはツツジやヤマザクラが咲き、森全体が赤や薄紅色に染まります。園内にはおよそ3000本の桜が植えられており、高原の湿地帯周辺の桜や、展望台から見渡す満開の景色は、地域でも有数の花見スポットです。例年の見頃は3月下旬から4月下旬にかけてで、年によって多少前後しますが、過去には4月上旬に見頃のピークを迎えた年もありました。

夏はササユリや花ショウブが見頃を迎えます。ササユリの開花時期はおおむね5月下旬から6月上旬で、白やピンクの上品な花が森のあちこちに咲く様子は、他の季節にはない特別な美しさがあります。梅雨の時期と重なるため、天候を確認しながら訪れるのがおすすめです。

秋には紅葉が園内を彩ります。溜池の水面に映り込む紅葉や、周遊コースの途中で見られる山々の色づきは、この時期ならではの見応えのある景色です。気候的にも過ごしやすく、ジョギングやウォーキングを楽しむにはもっとも適したシーズンのひとつでしょう。

冬は雪景色を楽しめます。積雪の量は年によって異なりますが、雪化粧した森の中を歩く体験は、他の季節にはない静けさと美しさを持っています。ただし積雪時や路面凍結時は足元が滑りやすくなるため、ジョギングよりもウォーキングや散策向きの装備で訪れるほうが安全です。

同じコースを歩いても、季節によって全く違う景色や体験が得られる点が、みたけの森が長く愛されている理由のひとつだと感じます。

みたけの森まつりは春の桜シーズンに開催

御嵩町では、みたけの森を会場としたイベント、みたけの森まつりが例年開催されています。長年続けられている恒例行事で、直近では第43回の開催が案内されています。地域住民が主体となって運営される催しで、自然に親しむイベントや、地元の特産品を楽しめるブースなどが設けられることが多く、家族連れで訪れるのに適した機会となっています。桜の見頃と時期が重なることもあり、花見を兼ねて参加する人も多いようです。開催の詳細な日程や内容は年によって変わるため、訪問を予定している場合は御嵩町の公式サイトなどで最新情報を確認するとよいでしょう。

願興寺や中山道みたけ館など周辺の歴史スポットも充実

みたけの森を訪れる際には、御嵩町内に点在する他の観光スポットと組み合わせて巡るのもおすすめです。御嵩町は、江戸時代に整備された五街道のひとつである中山道の宿場町、御嵩宿があった土地としても知られています。

中山道みたけ館は、中山道の歴史や御嵩町の成り立ちについて学べる資料館と図書館を兼ねた施設です。1800万年前からの土地の歴史や、中山道の宿場町としての歩み、隠れキリシタンの歴史に関する展示など幅広いテーマを扱っており、入館料は無料です。みたけの森でのジョギングや散策の後、地域の歴史に触れてみたい人にはぴったりのスポットといえるでしょう。

中山道御嶽宿にある商家、竹屋は明治10年頃に建てられたとされる古い商家建築を活かした施設で、江戸時代の宿場町の面影を今に伝えています。曜日によっては機織り体験なども行われており、当時の暮らしを体感できる貴重な場所です。

御嵩町には1000年以上の歴史を持つとされる祭礼、薬師まつりも伝わっており、岐阜県の重要無形民俗文化財に指定されています。中山道の宿場町を再現するイベントなども行われることがあり、歴史や伝統文化に興味がある人にとっても見どころの多い町です。少し足を延ばせば、中央自動車道の土岐インターチェンジ方面に位置する鬼岩公園も、周辺の自然観光スポットとして知られています。

蟹薬師の愛称で親しまれる願興寺は815年創建

御嵩町を代表する古刹として、大寺山願興寺も外せない存在です。願興寺は蟹薬師という愛称でも親しまれており、弘仁6年、西暦815年に伝教大師最澄によって創建されたと伝わる歴史ある寺院です。長徳2年、西暦996年には、寺の池が金色に輝き、俄かに風雨が激しくなったかと思うと、数千匹もの小蟹の背に乗った薬師如来像が現れたという言い伝えが残されており、これが蟹薬師という名の由来になっています。

過去に二度の兵火に見舞われ焼失した歴史を持ちますが、そのたびに仏像などの文化財は難を逃れ、天正9年、西暦1581年には地区の人々の手によって再興されました。現在、本堂と薬師如来像をはじめとする23体の仏像が国の重要文化財に指定されており、境内西側の門として建てられた鐘楼門は岐阜県の文化財に指定されています。みたけの森でのジョギングや散策で体を動かした後に、こうした千年以上の歴史を持つ寺院を訪ね、静かな境内で心を落ち着ける時間を持つのもよい過ごし方でしょう。

御嵩城跡の金峰ふれあいの森とみたけの森は別の施設

御嵩町の公式案内では、みたけの森と並んで金峰ふれあいの森という施設が紹介されることがあります。この二つは名前が似ているため混同されがちですが、町内の異なる場所に位置する別の施設です。

金峰ふれあいの森は、御嵩町御嵩1849の一帯にあり、かつて権現山城址と呼ばれた御嵩城の跡地を保存・活用する形で整備された施設です。園内には曲輪や土塁といった、当時の城の痕跡をわずかながら確認できる場所が残されており、歴史遺産としての側面が強いのが特徴です。伝説の霧隠れ城として語り継がれる御嵩城址を歩きながら、地域の中世の歴史に思いを馳せることができます。

一方のみたけの森は、生活環境保全林としてレクリエーションや健康増進を主目的に整備された森で、南山公園とも隣接しています。ジョギングコースとしての魅力や、四季折々の花木、展望台からの眺望を楽しみたいならみたけの森を、地域の中世史や城址巡りに関心があるなら金峰ふれあいの森を、というように目的に応じて訪問先を選び分けるとよいでしょう。町内の案内では両施設がセットで紹介されることも多いため、時間に余裕があれば同じ日に合わせて訪れてみるのもひとつの楽しみ方です。

隣接する南山公園ではスポーツや遊具も楽しめる

みたけの森は、すぐ隣に位置する南山公園ともあわせて紹介されることが多い施設です。南山公園には野球場やプール、テニスコートといったスポーツ施設に加えて、ローラー滑り台などの遊具も設置されており、子ども連れの家族が一日中楽しめるつくりになっています。みたけの森で自然の中の散策やジョギングを楽しんだ後、隣接する南山公園でスポーツをしたり、子どもを遊具で遊ばせたりと、ひとつのエリアで複数の楽しみ方ができる点は見逃せません。

散策コースの多さやバリエーションの豊富さからも、みたけの森が地域に根ざした健康増進の拠点として整備されてきたことがよくわかります。

「生活環境保全林」は林野庁所管の保安林制度

みたけの森の正式名称に含まれる生活環境保全林という言葉には、森林行政上の明確な位置づけがあります。これは森林法にもとづく保安林制度の一種で、農林水産省の林野庁が所管する仕組みのひとつです。保安林にはいくつもの種類があり、水源の涵養や土砂の流出防止といった防災的な機能を目的とするものだけでなく、地域住民の生活環境を保全し、森林の保健・レクリエーション機能を高めることを目的とする生活環境保全林という区分が存在します。

荒廃が進んでしまった里山や、宅地開発などによって失われつつある身近な自然環境を整備し直し、緑豊かな生活環境を保全・創出することがこの制度の狙いです。整備にあたっては遊歩道やあずま屋、休憩施設などが設けられ、地域住民が気軽に森林浴やレクリエーションを楽しめるようにすることが重視されています。京都府をはじめ全国各地の自治体が、それぞれの地域の実情に合わせて生活環境保全林の整備を進めており、御嵩町のみたけの森もこうした全国的な取り組みのひとつとして位置づけられる施設です。

みたけの森が単なる森ではなく、遊歩道や休憩所、トイレといった施設がしっかりと整えられ、かつ自然環境そのものは大きく手を加えずに残されているのは、こうした制度的な背景があるためです。行政の管理のもとで継続的に手入れがされているからこそ、四季を通じて安全に、かつ気持ちよく散策やジョギングを楽しめる環境が維持されているといえるでしょう。

各務原市総合運動公園やみのかも健康の森と比べた魅力

岐阜県内には、みたけの森以外にもジョギングやウォーキングを楽しめるスポットが数多く存在します。岐阜県観光公式サイトでも岐阜県のジョギング・ウォーキングコース6選として複数のコースが紹介されており、みたけの森はその中の代表的な一つとして取り上げられています。

各務原市にある各務原市総合運動公園は、陸上競技場やサッカー場、野球場、ソフトボール場、アーチェリー場、キャンプ場、芝生広場などを備えた、スポーツ施設が充実した公園です。本格的なトラックを使ったトレーニングをしたい人や、家族で複数のスポーツを楽しみたい人には、こうした総合運動公園タイプの施設が向いているでしょう。

一方のみたけの森には競技用のトラックのような設備こそありませんが、森林浴をしながら自然の中を走れるという点で、総合運動公園とは異なる魅力を持っています。舗装されたトラックの上を走るのではなく、木々に囲まれた土の道を、季節の移ろいを感じながら走りたいランナーには、みたけの森のような里山タイプのコースのほうが向いていると感じます。

美濃加茂市周辺には、みのかも健康の森という自然公園もあり、あじさい散策やバーベキューなど初級者向けのコースから楽しめる散策路が整備されています。御嵩町のみたけの森と合わせて、同じ中濃エリア内で複数の自然公園を巡る一日プランを立てることも可能です。それぞれの公園ごとにコースの長さや地形、見どころとなる植物などに違いがあるため、体力や気分、季節に合わせて訪れる場所を使い分けるのもおすすめです。

岐阜県内には多様なジョギング・ウォーキングスポットがありますが、その中でもみたけの森は、アクセスの良さ、高低差の少ない歩きやすさ、そして展望台からの眺望や季節の花々といった自然の魅力を兼ね備えたバランスの良いコースです。初めて岐阜県内の自然公園でジョギングに挑戦してみたい人にとって、まず候補に挙げやすいスポットのひとつだといえるでしょう。

訪れる前に押さえたい服装と混雑対策

みたけの森を訪れる際に、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

服装や装備については、高低差の少ないコースとはいえ森の中の散策路であるため、歩きやすい靴やジョギングシューズを用意することをおすすめします。夏場は虫よけ対策、冬場は防寒と足元の滑り止め対策をしておくと安心です。

混雑への配慮も欠かせません。桜が見頃を迎える春や、紅葉が美しい秋、みたけの森まつりの開催時期などは来園者が増えることが予想されます。駐車場の台数にも限りがあるため、混雑が予想される時期は午前中の早い時間帯に訪れると、駐車場の確保もしやすく、比較的静かな環境で散策やジョギングを楽しめるでしょう。

飲み物や軽食の準備も大切です。園内には自動販売機が設置されていますが、周遊コースなど長めのコースを歩く、あるいは走る場合は、あらかじめ水分を持参しておくと安心です。休憩所やベンチも点在しているため、無理のないペースで小まめに休憩を取りながら楽しんでください。

事前の情報確認も忘れないようにしましょう。台風や大雪の後などは、倒木や路面の状況によって一部の散策路が通行止めになることもあります。遠方から訪れる場合は、御嵩町役場への問い合わせや公式サイトでの最新情報の確認をしておくと、当日の予定変更などのトラブルを避けられます。特に遠方から車で訪れる場合は、道中の渋滞状況や高速道路の交通情報もあわせて確認しておくと、当日のスケジュールに余裕を持って行動できるはずです。

まとめ

岐阜県御嵩町のみたけの森は、約70ヘクタールという広大な敷地に、ゆったり散歩コースから周遊コースまで複数の散策路が整備された自然豊かなスポットです。高低差の少ない歩きやすい道と、駐車場・トイレなどの充実した施設が組み合わさることで、ジョギング初心者から本格的なランナー、家族連れ、バードウォッチング愛好家まで幅広い層が楽しめる場所になっています。

春のツツジやヤマザクラ、初夏のササユリ、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の自然の変化を身近に感じられる点も大きな魅力です。東海自然歩道の一部としても位置づけられており、より長い距離を歩きたい人にとってはロングトレイルの入り口としても機能します。

中山道の宿場町として栄えた御嵩町ならではの歴史的な観光スポットとあわせて訪れれば、自然と歴史の両方を一日で満喫できる旅程を組むこともできます。願興寺での参拝や中山道みたけ館での歴史学習、隣接する南山公園でのスポーツやレクリエーションと組み合わせれば、一日を通してさまざまな過ごし方ができるのも御嵩町エリアの強みでしょう。休日のリフレッシュに、あるいは新しいジョギングコースを探している人にとって、みたけの森は一度訪れてみる価値のある場所です。

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