富士山の麓に広がる美しい山中湖は、ジョギング愛好家にとって格別の場所です。標高約1000mに位置し、日本で3番目に高い場所にある湖として知られる山中湖は、年間を通じて多くのランナーを魅了しています。湖の周囲には整備されたサイクリングロードや遊歩道が続き、ほぼフラットな地形で走りやすく、富士山の絶景を眺めながらのジョギングは格別の体験となるでしょう。特に晴れた日には湖面に映る「逆さ富士」を見ることができ、その美しさに思わず足を止めてしまうほどです。また、高原の爽やかな空気は都会の喧騒を忘れさせ、心身ともにリフレッシュさせてくれます。観光地としても人気の山中湖ですが、ジョギングコースとしても国内有数の魅力を持っており、毎年5月下旬には「山中湖ロードレース」も開催され、多くのランナーが参加しています。今回は、そんな山中湖のジョギングコースについて、距離や特徴、季節ごとの魅力、初心者向けルート、見どころ、そして注意点まで詳しくご紹介します。

山中湖一周ジョギングコースはどのくらいの距離で、どんな特徴がありますか?
山中湖一周ジョギングコースは、全長約13.3〜13.8kmのコースです。この距離は、中級者にとって1時間から1時間半程度で走り切れる理想的な距離となっています。コースの最大の特徴は、ほぼ全域からの富士山の眺望です。日本の象徴である雄大な富士山を様々な角度から眺めながら走ることができるのは、このコースならではの魅力と言えるでしょう。
コースの地形は、ほぼフラットで走りやすいのが特徴です。湖の南側に1カ所だけ若干のアップダウンがありますが、それ以外はほぼ平坦なため、初心者からベテランまで幅広いレベルのランナーに適しています。特に高低差が少ないため、長距離を安定したペースで走りたいランナーにも最適です。
コースの路面は、主に自転車・歩行者専用道を中心として整備されていますが、一部区間では車道を走ることになります。特に湖の西側では、車道と歩道の区別があいまいな場所もあるため、交通安全には十分注意が必要です。車道区間は距離としてはわずかですが、観光シーズンには交通量が増えるため、特に注意が必要です。
コースを反時計回りに走った場合、コースの内訳は以下のようになります:
- スタート地点(森の駅周辺): 多くのランナーは138号線と413号線が交わる交差点近くの「森の駅」からスタートします。ここには駐車場やトイレも完備されています。
- 南側エリア(0km〜3km): 最初は道路沿いの歩道を進み、山中湖交流プラザきららを目指します。この区間には、コース唯一のアップダウンがあります。
- 東側エリア(3km〜7km): 車道沿いから左折して自転車・歩行者専用道路に入ります。ここから湖沿いの景色が広がり、晴れた日には富士山が美しく見えます。山中湖交流プラザきららやみさきキャンプ場を通過します。
- 北側エリア(7km〜10km): 長池親水公園から湖の北側へと進みます。この区間は特に開けていて、富士山との距離感が近く感じられる絶景ポイントが多いです。桂川の流れ込みを通過し、一部ボードウォークの区間もあります。
- 西側エリア(10km〜13.3km): 湖の西側では、一部車道を走ることになります。ほうとうで有名な「小作」を通過し、再び遊歩道に入ってスタート地点へと戻ります。
このコースの魅力は、距離的にも丁度良く、様々な景観の変化を楽しめることです。湖畔沿いの開けた景色から、木々に囲まれた静かな区間、にぎやかな観光スポット周辺など、多様な風景を楽しみながら走ることができます。また、標高約1000mという高地での走行は、平地とは異なる爽快感があり、夏場でも比較的涼しく走れるのも特徴です。
山中湖一周コースは、単調になりがちなジョギングに変化と刺激を与えてくれる、まさに「走る価値のある」コースと言えるでしょう。
山中湖ジョギングコースでのおすすめの季節や時間帯はいつですか?
山中湖は四季折々の表情を見せる美しい場所ですが、ジョギングを楽しむのにおすすめの季節や時間帯があります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
おすすめの季節
春(4月下旬〜6月)は、山中湖でジョギングを楽しむのに最適な季節の一つです。雪解けが進み、新緑が芽吹く美しい景色の中で走ることができます。気温も10〜20℃程度と走るのに快適で、高原の澄んだ空気を満喫できます。5月下旬には「山中湖ロードレース」が開催され、多くのランナーが集まります。また、春の晴れた日には、富士山の雪頂と新緑のコントラストが美しく、写真に収めたくなるような絶景ポイントが多いです。
秋(9月下旬〜11月)も、ジョギングに適した季節です。紅葉シーズンには湖畔の木々が赤や黄色に色づき、富士山との組み合わせが絵画のような美しさを見せます。夏の観光シーズンが終わり、比較的閑散としているため、ゆったりとした雰囲気の中で走ることができます。また、気温も10〜20℃程度と過ごしやすく、晴れた日が多いのも特徴です。
夏(7月〜8月中旬)は観光シーズンのピークで、湖畔は多くの観光客で賑わいます。しかし、標高約1000mという高地にあるため、平地に比べて気温が5〜10℃ほど低く、朝晩は特に涼しいため、早朝や夕方のジョギングは快適です。夏の晴れた日には、湖面の青と富士山のシルエット、そして青空のコントラストが美しく、爽快な走りを楽しめます。ただし、日中は日差しが強いため、日焼け対策は必須です。
冬(12月〜3月)は、雪景色の中での特別なジョギング体験ができます。晴れた冬の日には、雪化粧した富士山と凍った湖面が織りなす幻想的な風景を楽しめます。特に、2月上旬には「ダイヤモンド富士」(富士山頂から昇る太陽が重なり、ダイヤモンドのように輝く現象)を見ることができる絶好のスポットとなります。ただし、路面の凍結や積雪に注意が必要で、冬用のランニングギアの着用が欠かせません。気温は氷点下になることも多いため、防寒対策は万全にしましょう。
おすすめの時間帯
早朝(5:00〜8:00)は、山中湖でジョギングを楽しむのに最も理想的な時間帯です。湖面が鏡のように穏やかで、風がない日には「逆さ富士」を見ることができる絶好のチャンスです。また、観光客も少なく、ジョギングに集中できる静かな環境が整っています。特に夏場は日の出も早いため、5時頃からでも十分に明るく、涼しい時間帯にランニングを楽しめます。
夕方(16:00〜18:00)も、素晴らしい景色の中でジョギングを楽しめる時間帯です。夕日に照らされた富士山は、朝とはまた違った美しさを見せてくれます。特に、秋から冬にかけての夕方は、富士山が赤く染まる「紅富士」を見られることもあります。日中の暑さも和らぎ、心地よい風を感じながら走ることができます。
日中(10:00〜15:00)は、特に冬場におすすめの時間帯です。気温が最も上がる時間帯で、凍結した路面も溶けやすくなります。また、晴れた日には湖面のきらめきと富士山の雄大な姿を最も鮮明に見ることができます。ただし、夏場の日中は日差しが強く、気温も上がるため、熱中症対策を十分に行う必要があります。
総合的に見ると、春と秋の早朝が、山中湖でジョギングを楽しむのに最も理想的と言えるでしょう。気温が心地よく、観光客も少なめで、富士山と湖の美しい景観を独り占めできるような贅沢な時間を過ごせます。特に、風の少ない晴れた日の早朝は、湖面に映る「逆さ富士」を見られる確率が高く、一生の思い出に残るようなジョギング体験ができるはずです。
山中湖周辺のジョギングコースで初心者におすすめのルートはありますか?
山中湖は、その美しい景観と整備された歩道で知られていますが、初心者ランナーにとって13.8kmの一周コースは少し長く感じるかもしれません。そこで、初心者にも挑戦しやすい距離とコース設定のルートをいくつかご紹介します。
1. 山中湖平野エリア半周コース(約7km)
特徴: 山中湖の西側部分を半周するコースで、初心者にとって挑戦しやすい距離です。 スタート・ゴール地点: 平野の浜駐車場(無料駐車場あり、トイレ完備) ルート: 平野の浜→旧鎌倉往還→小作ほうとう店→湖畔の道→平野の浜 見どころ: このコースでは、富士山を正面に見ながら走ることができます。特に湖西岸からの眺めは迫力満点です。また、旧鎌倉往還のウッドデッキは、自然の中を走っているような爽快感があります。 メリット: 距離は約7kmで、ジョギング初心者でも30分〜1時間程度で走り切れます。道幅も広く整備されており、高低差もほとんどないため、安心して走れます。また、途中にはコンビニや休憩所もあるので、万が一の場合でも安心です。
2. 山中湖交流プラザきららループコース(約5km)
特徴: 山中湖の東側、きらら周辺をループするコースで、最も初心者に優しいルートです。 スタート・ゴール地点: 山中湖交流プラザきらら駐車場 ルート: きらら駐車場→湖畔遊歩道→長池親水公園→きらら交流館→きらら駐車場 見どころ: 湖畔の遊歩道からは富士山と湖の絶景を楽しめます。特に長池親水公園は「逆さ富士」の撮影スポットとしても有名で、晴れた日の早朝には美しい光景を見ることができます。 メリット: 距離は約5kmと短く、初心者でも20〜40分程度で完走できます。きらら内の施設にはカフェやレストラン、温泉もあるので、ジョギング後にリフレッシュするのにも最適です。また、トイレや水飲み場も充実しており、安心して走ることができます。
3. 山中湖南岸シンプルコース(約3km)
特徴: 最も短い初心者向けコースで、湖の南岸を東西に走るシンプルなルートです。 スタート・ゴール地点: 山中湖文学の森公園駐車場 ルート: 文学の森公園→湖南岸沿い→旭日丘湖畔緑地→折り返し→文学の森公園 見どころ: 湖南岸からの富士山の眺めは迫力があり、特に旭日丘湖畔緑地からの景色は絶景です。文学の森公園内には、三島由紀夫や太宰治などの文学碑もあり、文化的な側面も楽しめます。 メリット: 距離は往復約3kmと非常に短く、ジョギング初心者やウォーキングを楽しみたい方にも最適です。15〜30分程度で気軽に運動することができます。道も整備されており、木々に囲まれた静かな環境で、自然を感じながら走ることができます。
4. ランニング初心者のための山中湖トレーニングプラン
初めて山中湖でジョギングを楽しむ方や、徐々に距離を伸ばしていきたい初心者ランナーのために、トレーニングプランも紹介します。
1週目: 山中湖南岸シンプルコース(3km)を2〜3回 2週目: 山中湖交流プラザきららループコース(5km)を2回 3週目: 山中湖平野エリア半周コース(7km)を1〜2回 4週目: 山中湖一周コース(13.8km)に挑戦
このように段階的に距離を伸ばしていくことで、怪我のリスクを減らし、楽しみながらランニング習慣を身につけることができます。また、各コースの走破にかかる時間を記録し、自分の成長を実感するのも継続のモチベーションになるでしょう。
初心者ランナーへのアドバイスとして、最初から速いペースで走ろうとせず、会話ができるくらいのゆっくりとしたペースで走ることをおすすめします。また、山中湖の美しい景色を楽しみながら走ることで、ランニングをより楽しい経験にすることができます。定期的に水分補給をし、必要に応じて休憩を取りながら、無理のないペースで挑戦してみてください。
山中湖ジョギングコース沿いの見どころや休憩ポイントを教えてください
山中湖一周ジョギングコースには、富士山の絶景だけでなく、様々な見どころや便利な休憩ポイントがあります。コースを走りながら立ち寄りたいスポットをご紹介します。
主な見どころスポット
1. 長池親水公園(湖の北東部、約7.5km地点) 山中湖の北東部に位置するこの公園は、「逆さ富士」の絶景ポイントとして有名です。特に風の少ない早朝は、湖面に富士山が美しく映り込む様子を見ることができます。遊歩道と湖面の間隔が近く、水辺まで降りられる場所もあるため、富士山との距離感を近く感じられるスポットです。スマートフォンでも素晴らしい写真が撮れる、SNS映えスポットとしても人気があります。
2. 山中湖交流プラザきらら(湖の東部、約3〜4km地点) 広大な敷地を持つ複合施設で、湖畔に広がる芝生広場や水辺のボードウォークがあります。富士山と湖を一望できる開放的な景観が魅力で、施設内にはレストランやカフェ、温泉施設も備わっています。ジョギングの合間に立ち寄るのはもちろん、ランニング後のリラクゼーションにも最適なスポットです。イベントシーズンには各種フェスティバルも開催され、地元の魅力を味わえます。
3. 旧鎌倉往還のウッドデッキ(湖の西部、約9〜10km地点) 湖の西側には、湖面スレスレに張り出したウッドデッキの遊歩道があります。アスファルト路面から木の質感に変わり、足への衝撃も和らぐため、ランニングの疲れを少し軽減してくれます。特に湖の最西端からは、富士山を正面に見ることができ、湖と富士山の距離感が近く感じられる迫力のあるビューポイントになっています。
4. 白鳥の飛来地(平野・長池地区、湖の北西部) 冬期(11月〜3月頃)には、多くの白鳥が飛来するスポットとして知られています。早朝や夕方には、湖面に浮かぶ白鳥の優雅な姿を見ることができ、富士山をバックにした白鳥の姿は絵画のような美しさです。ジョギングのペースを少し落として、自然の営みを観察する時間を作るのもおすすめです。
5. 旭日丘湖畔緑地公園(湖の南東部) 夕焼けや朝日を眺めるのに最適なスポットです。特に冬場は、湖面が凍結して神秘的な雰囲気に包まれることもあります。展望デッキからは富士山と湖を一望でき、写真撮影に最適です。緑豊かな公園内でのジョギングは、心地よい木陰と自然の香りに包まれる爽快な体験となるでしょう。
便利な休憩ポイント
1. 森の駅(湖の西部、0km/13.3km地点) 多くのランナーがスタート・ゴール地点として利用する「森の駅」には、無料駐車場やトイレが完備されています。また、水陸両用バス「KABA」の乗り場やお土産屋さんもあり、ジョギング後の休憩や観光にも便利です。自販機や休憩ベンチもあるため、水分補給や休息にも適しています。
2. 小作(湖の西部、約12km地点) 山梨県の郷土料理「ほうとう」で有名な食事処です。温かい麺料理は、特に寒い季節のランニング後のエネルギー補給に最適です。地元産の野菜や山梨県名物のぶどうや桃を使ったデザートも楽しめ、ローカルな食文化を体験できる休憩ポイントとなっています。
3. セブンイレブン山中湖平野店(湖の西部、約11km地点) コース西側にあるコンビニエンスストアで、飲み物や軽食の補給に便利です。トイレも利用でき、急な雨や体調不良時の避難場所としても役立ちます。イートインスペースもあるため、少し長めの休憩を取りたい場合にも適しています。
4. 山中湖交流プラザきららのカフェ(湖の東部、約3〜4km地点) きらら内にあるカフェでは、富士山を眺めながらコーヒーや軽食を楽しむことができます。特に夏場は、かき氷などの冷たいデザートもあり、暑さで疲れた体を癒やすのに最適です。広々とした空間で、ゆったりと休憩することができます。
5. 湖畔の各所に設置されたベンチと水飲み場 コース全体を通して、定期的にベンチや水飲み場が設置されています。特に観光シーズンには、これらの施設は十分に整備されており、短い休憩や水分補給に便利です。湖畔のベンチからは富士山の絶景を眺めることができ、心も体も癒やされるひとときを過ごせます。
これらの見どころや休憩ポイントを意識してジョギングコースを計画すると、単なる運動だけでなく、山中湖の自然や文化、グルメを満喫する総合的な体験になるでしょう。季節や時間帯によって異なる表情を見せる山中湖の魅力を、ジョギングをしながら存分に楽しんでください。
山中湖でのジョギング時に注意すべきポイントや持っていくべき装備は?
山中湖でのジョギングは素晴らしい体験ですが、標高約1000mの高原エリアならではの注意点や、快適に走るための装備についても知っておく必要があります。安全で楽しいジョギングのための重要なポイントをご紹介します。
気象条件に関する注意点
1. 急な天候変化に備える 山間部に位置する山中湖は、平地よりも天候の変化が激しい傾向があります。晴れていても突然雨が降り出したり、夏場でも突風が吹くことがあります。天気予報を必ず確認し、少し怪しい場合は長距離コースを避けるなどの判断が大切です。また、雷雨の可能性がある場合は、安全のためジョギングを中止することも検討しましょう。
2. 標高による気温差を理解する 標高約1000mの山中湖は、東京などの平地と比べて気温が5〜10℃ほど低いことが一般的です。朝晩の冷え込みが特に厳しく、夏場でも朝は10℃程度まで下がることもあります。一方で、日中は日差しが強く感じられるため、体感温度の変化に備えて重ね着できる服装を選びましょう。特に春秋の季節は、日陰と日向の温度差が大きいので注意が必要です。
3. 冬季の凍結路面に注意 12月から3月にかけての冬季は、路面の凍結が見られることがあります。特に朝の早い時間帯や日陰になっている場所では注意が必要です。凍結している区間では、歩くか慎重なペースでの走行を心がけましょう。トレイルランニング用のグリップ力の高いシューズや、滑り止め付きのランニング用アイゼンなどのアイテムが役立つこともあります。
4. 紫外線対策を徹底する 高原エリアは紫外線が強く、晴れた日の日差しは平地よりも強烈に感じられます。夏場はもちろん、冬場の雪面からの照り返しも侮れません。日焼け止めの塗布、サングラス、帽子などでしっかりと紫外線対策をしましょう。紫外線による皮膚へのダメージだけでなく、雪目(ゆきめ)のリスクもあるため、特に雪が残る時期のジョギングではサングラスが必須です。
地理・環境に関する注意点
1. 一部区間の車道走行に注意 山中湖一周コースの一部区間(特に湖の西側)では、車道を走ることになります。観光シーズンは交通量が増え、道幅が狭い箇所もあるため、対向車や後方からの車には十分に注意しましょう。できるだけ道路の端を走り、イヤホンで音楽を聴く場合は片耳のみにするか、ボリュームを小さくして周囲の音が聞こえるようにしておくことをおすすめします。
2. 観光客の多い区間でのペース配分 長池親水公園など、観光客に人気のスポットでは、特に週末や観光シーズンには多くの人で賑わいます。そのような区間では、ペースを落として歩行者に配慮した走行を心がけましょう。また、写真撮影に夢中になっている観光客は周囲に注意が向いていないことがあるため、衝突事故を避けるよう特に注意が必要です。
3. 野生動物への対応 山中湖周辺は自然豊かな地域であり、時折野生動物に遭遇することもあります。特に熊やイノシシなどの大型動物の目撃情報が出ることもあるため、最新の情報を確認しておくことをおすすめします。単独での早朝や夕方のジョギングは避け、鈴やラジオなど音の出るものを持参すると良いでしょう。万が一野生動物に遭遇した場合は、刺激せずに静かにその場を離れましょう。
4. トイレや水場の位置を把握する コース上には定期的にトイレや水飲み場がありますが、区間によっては間隔が空いていることもあります。特にオフシーズンでは、一部の施設が閉鎖されていることもあるため、事前にトイレの位置を確認しておくことをおすすめします。また、レストランやコンビニの位置も把握しておくと、緊急時の対応がしやすくなります。
持っていくべき装備・アイテム
1. 季節に応じた適切なウェア
- 春・秋: 気温の変化が大きい季節は、薄手のロングスリーブシャツやウインドブレーカーなど、重ね着できる服装がおすすめです。朝晩は冷え込むことがあるため、手袋や軽いネックウォーマーがあると便利です。
- 夏: 吸汗速乾性の高いTシャツやショートパンツが基本です。朝晩は意外と涼しいので、薄手の長袖も持参すると良いでしょう。帽子やサンバイザーは必須で、UVカット機能のあるものを選びましょう。
- 冬: 防寒性と保温性に優れたランニングウェアが必要です。ヒートテック製品などの保温インナー、防風機能のある上着、耳当てつきの帽子、手袋は欠かせません。また、着脱しやすいネックウォーマーやアームウォーマーも便利です。
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