城北中央公園のジョギングコース完全ガイド|練馬1.5km周回

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城北中央公園のジョギングコース(練馬区・1.5km周回)とは、東京都練馬区と板橋区にまたがる都立城北中央公園内に整備された、1周約1,530メートルの「Aコース」を中心とする周回ランニングコースです。信号待ちがほぼなく、適度なアップダウンと豊富な木陰を備えた環境は、初心者から上級ランナーまで幅広く支持されています。

東京北部における代表的な総合公園として知られる城北中央公園には、Aコース(約1,530メートル)、Bコース(約870メートル)、そして400メートルの土トラックという3種類のコースが整備されており、目的や体力レベルに応じて自由に選べることが大きな特長です。本記事では、コースの距離や路面、高低差といった基礎データから、アクセス方法、施設情報、四季ごとの楽しみ方、初心者向けのトレーニングメニュー、利用マナーまで、城北中央公園のジョギングコースを徹底的に解説します。練馬・板橋エリアでランニング環境を探している方、マラソンに向けて起伏のあるコースで実践的に走り込みたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

城北中央公園のジョギングコース(1.5km周回)とは

城北中央公園のジョギングコースとは、東京都立城北中央公園内に設けられたランニング専用ルートの総称で、その中心となるのが1周約1,530メートルのAコース、いわゆる「1.5km周回コース」です。公園内を大きく一周する形で設定されており、石神井川沿いの道を含む変化に富んだルートとなっています。路面はアスファルトで整備され、適度なアップダウンと左右のカーブが組み合わさり、走っていて飽きの来ない構成が魅力です。

このAコースが「1.5km周回」と呼ばれる理由は、その距離設計にあります。1周1,530メートルというキリの良い距離は、走行距離の把握と目標設定がしやすく、5周回れば約7.6キロメートル、10周で約15.3キロメートルとなり、ハーフマラソンやフルマラソンに向けた距離走の練習にも活用しやすい長さです。コース上には300メートルごとの距離表示が設けられ、1,000メートル地点にも別途表示があるため、ラップタイムや残り距離の管理が容易です。

城北中央公園は東京都練馬区羽沢1丁目および板橋区小茂根5丁目ほかにまたがって広がる総面積約29ヘクタールの大型公園で、東京の城北地区(練馬・板橋・豊島など北部エリア)における最大規模の総合公園として位置付けられています。23区北部における最大の運動公園として、多くの都民に親しまれてきた場所です。管理は東京都公園協会が行っており、ランニングコースのほか野球場、陸上競技場、テニスコート、ゲートボール場、ドッグラン、子ども向け遊具広場など、多彩な施設が整備されています。

園内には9,000本を超える多種多様な樹木が植えられ、一年を通じて豊かな緑に包まれています。これだけの本数の植栽があるため、夏の強い日差しの日でも木陰が豊富で、快適にジョギングを楽しめます。多様な樹木は野鳥などの生き物にとっても豊かな生息環境となっており、自然観察を兼ねて走るランナーも少なくありません。

Aコース(1.5km周回)の詳細と走りやすさのポイント

Aコース約1,530メートルの最大の魅力は、信号交差点をほぼ気にせずに走り続けられる連続性にあります。一般道や歩道を横切る信号がほとんどないため、信号待ちで走りのリズムが乱れることがなく、心拍数を一定に保ったままトレーニングを継続できます。これは都市部の公園ランニングコースとしては非常に珍しい特徴で、多くのランナーが高く評価する点です。

コースの高低差は約18〜20メートルとされ、完全なフラットではなく、登り坂と下り坂が交互に現れる構成になっています。この自然な起伏が、平地のコースでは得られないトレーニング効果を生み出します。下肢の筋力強化、心肺機能の向上、フォームの安定化など、坂道走特有のメリットが日常的なジョギングで自然に得られるため、マラソン本番での坂道対策としても有効です。

景観の変化も豊富で、野球場や陸上競技場といった運動施設の脇、樹木が連なる林間部、桜並木の横、そして石神井川沿いと、走るごとに周囲の景色が切り替わります。同じ1周でも、走る場所によって視覚的な体験が変わるため、周回走特有の単調さを感じにくいという声が多く聞かれます。ゆっくりとしたジョギングペースでも飽きが来ず、長距離の周回練習に向いているコースと言えるでしょう。

下表は、城北中央公園に整備されている3種類のコースの基本データをまとめたものです。

コース距離路面主な用途
Aコース約1,530メートルアスファルト周回ジョギング・距離走
Bコース約870メートルアスファルトインターバル・短距離周回
陸上競技トラック400メートルスピード練習・関節への負担軽減

Aコースの高低差は約18〜20メートルで、信号交差点はほぼゼロ。Bコースも信号なしで完結するため、集中してペース変化を伴う練習に取り組めます。土トラックは膝や関節への衝撃が抑えられるため、本格的なスプリント練習でも体への負担を和らげながら走れる構成です。

Bコースとトラックの活用法

Bコース約870メートルは、Aコースよりも短い周回コースで、ラップタイムの管理がしやすい点が特徴です。1周870メートルという距離は、インターバルトレーニングや変化走など、ペースの上げ下げを伴うトレーニングに適しており、競技志向のランナーから初心者まで幅広く活用されています。こちらのコースも信号ゼロで走れるため、設定したペースを乱されずに集中して取り組めます。短い距離ながら適度な起伏があるため、実戦的な脚づくりにも効果的です。公園に初めて訪れる初心者が、まずコースに慣れるための「お試し周回」として利用するのにも向いています。

400メートルの陸上競技トラックは、土の路面が大きな特長です。アスファルトに比べて膝や足首、股関節への衝撃が抑えられるため、スピードトレーニングや本格的なトラック走を、体への負担を軽減しながら実施できます。トラックは24時間開放されており(一部の施設利用時間は除く)、早朝や夜間にトレーニングを行いたい人にも対応した運用となっています。ただし、陸上競技場を専用利用する場合は事前予約が必要となるため、貸切利用を希望する際は注意が必要です。

これら3つのコースを組み合わせれば、ウォーミングアップで400メートルトラックを軽く流し、Aコースで距離走を積み重ね、最後にBコースでビルドアップ走を行うといった、多彩なメニューが1つの公園内で完結します。コース間の移動距離が短いため、メニューの切り替えにロスがほとんど発生しないことも、トレーニング効率を高める要素となっています。

城北中央公園の地理と歴史的背景

城北中央公園が現在の姿になるまでには、戦時下から戦後復興期を経た長い歴史があります。当地はもともと、第二次世界大戦中の昭和17年(1942年)に「防空緑地」として計画された土地でした。防空緑地とは、空襲による火災の延焼を食い止めるために都市部に設けられた緑地区域のことを指します。戦時下に確保されたこの緑地は、戦後そのまま都市公園計画へと引き継がれ、昭和32年(1957年)に「上板橋緑地」として開園しました。その後、昭和45年(1970年)に現在の名称である「城北中央公園」に改称され、以来50年以上にわたって地域住民に愛され続けてきた歴史ある公園です。

公園内には、ジョギングコースを語るうえで欠かせない歴史的遺産が存在します。「茂呂遺跡」と「栗原遺跡」という2つの重要な遺跡があり、いずれも旧石器時代から平安時代にかけての複合遺跡として知られています。

特に茂呂遺跡は、その学術的価値が極めて高いことで知られています。東京都板橋区小茂根に位置するこの遺跡は、日本列島において群馬県の岩宿遺跡に次いで2例目、東京都内では最初に旧石器時代の人類の存在が確認された遺跡です。昭和26年(1951年)3月、地元の中学生が偶然黒曜石製の石器類を発見したことが調査のきっかけとなり、同年7月に明治大学と武蔵野郷土館による合同発掘調査が実施されました。その結果、ナイフ状の石器が出土し、約1万7,000年前の旧石器時代の遺跡であることが確認されました。現在は東京都指定遺跡として登録されており、その歴史的価値の高さから多くの研究者や歴史愛好家が訪れています。

公園内では奈良時代の竪穴建物が復元されており、かやぶき屋根の古代住居をジョギングコースから間近に眺められます。毎年「古代フェスティバル」などのイベントが開催され、茂呂遺跡や栗原遺跡が特別公開されることもあります。1万7,000年前の人類が生活した土地を走り抜けるという体験は、ほかのランニングコースでは味わえない、城北中央公園ならではの特別な魅力と言えるでしょう。

城北中央公園へのアクセス方法

城北中央公園のジョギングコースを利用する際、最も便利な交通手段は電車です。最寄り駅は東武東上線「上板橋駅」と東京メトロ副都心線・有楽町線「氷川台駅」の2駅で、どちらの駅からも徒歩約15〜20分の距離にあります。

アクセス手段詳細
東武東上線 上板橋駅徒歩約15〜20分
東京メトロ 氷川台駅徒歩約15〜20分
車(首都高速5号池袋線)志村ICまたは板橋ICから一般道で約10〜15分
駐車場公園内に有料駐車場あり(収容台数に限りあり)

徒歩15〜20分という距離は、ジョギング目的で訪れるランナーにとってはむしろ好都合で、ウォームアップやクールダウンの時間として有効活用できます。特に氷川台駅から公園までのルートは石神井川沿いを歩くことができ、アクセスの途中から自然を楽しめるのが特徴です。春の桜シーズンには、駅から公園までの道のりがそのまま花見散歩のような体験になります。

車でアクセスする場合は、首都高速道路5号池袋線の志村インターチェンジまたは板橋インターチェンジから一般道を経由して約10〜15分で到着します。公園内には有料駐車場があり、料金は1時間まで300円、その後20分ごとに100円が加算され、入庫後12時間の最大料金は1,200円となっています。ただし収容台数は多くないため、週末の朝や桜のシーズンなど混雑が予想される時期には早めの到着が望まれます。基本的には公共交通機関の利用が推奨されています。

ランナーが利用できる施設と設備

城北中央公園には、ジョギング時に役立つ施設が一定程度整備されています。ただし、すべてのランナーが期待する設備がそろっているわけではないため、訪問前に把握しておくことが快適な利用につながります。

コース沿いの複数箇所にトイレが設置されているため、ランニング中の急な体調変化にも対応できます。飲料水の自動販売機も園内に設置されており、走行前後の水分補給に困ることはありません。陸上競技場や野球場、テニスコートなど、ジョギング以外のスポーツ施設も充実しているため、家族や仲間と異なるスポーツを楽しむ複合的な利用も可能です。ドッグランも整備されており、愛犬家にとっても利用価値の高い公園です。こども広場、わくわく広場、けやき広場、都民の森などの各種広場もあり、家族連れで訪れて、走る人と遊ぶ人が同時に過ごせる構成となっています。

一方で、注意しておきたいのが更衣室とシャワー施設が設置されていないという点です。本格的にランニングウェアに着替えてから走りたい場合、自宅から着替えてくるか、最寄り駅やコース近くのトイレを利用することになります。ランニング後に汗を流してから帰宅したい場合は、近隣のスポーツジムや銭湯を利用する必要があります。これは城北中央公園を継続的に利用する予定のランナーにとって、事前に検討しておきたい重要なポイントです。

ジョギングコース自体は予約不要で誰でも自由に利用できますが、陸上競技場を専用利用する場合は事前予約が必要です。野球場、小野球場、テニスコートなどの運動施設を利用する際も、事前にウェブで利用者登録を行ったうえで、インターネット予約または利用者開放端末機での予約が求められます。利用希望日の前日および当日に空きがある場合は、公園管理所の窓口でも受け付けています。

四季を通じた城北中央公園の楽しみ方

城北中央公園のジョギングコースは、一年を通じて異なる表情を見せてくれる点も大きな魅力です。季節ごとの特徴を理解して走ることで、同じコースでも毎回新鮮な体験を得られます。

春(3月下旬〜4月上旬):桜並木の花見ラン

春の城北中央公園は、ソメイヨシノを中心とした約150本の桜が公園各所に咲き誇る季節です。特に石神井川沿いの桜並木は美しく、ジョギングコースから桜を愛でながら走るという贅沢な体験ができます。氷川台駅から公園までのアクセス途中も石神井川沿いに桜が連なり、桜のトンネルの中を進むような感覚を味わえます。見頃は例年3月下旬から4月上旬で、この時期は多くのランナーや花見客で公園が賑わいます。桜の下を走り抜けながら春の景色を満喫できる「花見ラン」は、城北中央公園の春ならではの楽しみです。

夏(6〜8月):木陰と早朝ランの心地よさ

夏は緑が最も濃くなる季節で、9,000本以上の樹木が豊かな木陰を作り出します。直射日光を避けながら走れる環境は、真夏の都市部としては貴重です。とはいえ、東京の夏は気温と湿度が非常に高く、熱中症のリスクが伴います。早朝や夕方以降の比較的涼しい時間帯に走るのが現実的です。自動販売機が設置されているため、走行前後のこまめな水分補給も可能です。夏の早朝ランニングでは、清涼な空気と木陰の心地よさを感じながら、気持ちよくトレーニングを行えます。

秋(10〜11月):紅葉の中でのマラソン練習

秋はランニングに最も適した季節と言われています。気温が下がって走りやすい環境が整い、公園内の樹木が紅葉して赤や黄色に染まる景色を眺めながら走れます。マラソンシーズンとも重なるこの時期は、本番に向けて練習に励む多くのランナーの姿が見られます。澄んだ空気と色鮮やかな紅葉の中で行うロング走は、心地よい達成感をもたらしてくれます。秋のロング走の場所として、城北中央公園はランナーから高い人気を集めています。

冬(12〜2月):澄んだ空気と静かなコース

冬は空気が澄んで、遠くまで見通しの良い景色の中でジョギングを楽しめます。日照時間が短くなり午後は早めに暗くなりますが、コース沿いには街灯が整備されているため、安全に走れる環境が保たれています。防寒対策をしっかり行えば、冬の公園ランニングは気持ちのよいトレーニング時間となります。ランナーの数が他の季節に比べて少なくなる傾向もあるため、のびのびと走りたい人には冬の早朝が向いています。冬のランニングではウェア選びが重要で、重ね着で体温調節できる準備をして臨むのが賢明です。

城北中央公園を中心としたランニングコミュニティ

城北中央公園は、個人ランナーの練習場所としてだけでなく、地域のランニングコミュニティの拠点としても広く活用されています。早朝6時半頃から地元のランニングクラブが活動を始め、50名程度が集まってラジオ体操を行ったうえでジョギングへと出発する光景が日常的に見られます。地域に根差したランニングコミュニティが存在することで、初心者でも気軽に声をかけてもらえる雰囲気があり、一人で走り始めることに不安を感じる方にとっても、温かい入り口となっています。

陸上競技を専門とする地元の名門チームも公園を練習拠点としており、本格的な競技選手からジョギング愛好家まで、多様なレベルのランナーが集まっています。SNSやランニングアプリのコミュニティでも、城北中央公園は人気のコースとして頻繁に紹介され、ランニングレポートが多数共有されています。初心者が一人で走り始めるのに躊躇する場合でも、こうした活気あるコミュニティの雰囲気の中に入ることで、モチベーションを維持しやすい環境が整っています。

周辺ランニングコースへの展開

城北中央公園を起点として、周辺地域へのランニングコースを延伸することも可能です。1周1.5キロメートルのAコースで物足りなくなったランナーや、ロング走のバリエーションを増やしたい方には、以下のような派生ルートが活用されています。

公園の南側を流れる石神井川沿いは、上流の石神井公園方面や下流の豊島園・飛鳥山公園方面へと延びるランニングコースとして人気です。石神井川沿いのコースは全体的に比較的走りやすく、川沿いの自然を眺めながらロング走を楽しめます。石神井公園から飛鳥山公園まで川沿いを走れば、約18キロメートルの距離となり、ハーフマラソン距離の練習にも活用できます。春の桜シーズンには、川沿いの桜並木が見事で、多くのランナーが花見ランを楽しむ姿が見られます。

練馬区内には緑豊かな公園が点在しており、城北中央公園から出発して複数の公園を経由する「公園めぐりコース」も人気です。練馬区は都内でも緑が豊富な区として知られ、公園から公園へとつなぐルートを自分でアレンジし、オリジナルのランニングコースを作る楽しみ方ができます。

練馬区のもう一つの大型公園である光が丘公園まで走るコースも、距離を伸ばしたいランナーから支持されています。城北中央公園から光が丘公園まで走り、練馬区内の二大公園を巡る充実したロングランは、走り応えのあるトレーニングとなります。

初心者向けアドバイスとトレーニングメニュー

城北中央公園でジョギングを始めたい初心者の方には、いくつかの実践的なポイントがあります。コース選びについては、いきなり1.5キロメートルのAコースに挑戦するよりも、まずは870メートルのBコースや400メートルの土トラックから始めるのが現実的です。Aコースには適度な起伏があるため、体力に自信がない方が無理に走り切ろうとすると、フォームが崩れたり疲労が蓄積しやすくなります。短いコースで走る感覚を身につけ、慣れてきたらAコースへと移行し、徐々に周回数を増やしていくのが無理のない進め方です。コース上の300メートルごとの距離表示を活用すれば、自分のペースと体力を客観的に把握しながら走れます。

時間帯の選び方も重要なポイントです。平日の早朝(6時〜8時頃)や夕方以降(17時〜19時頃)は比較的混雑が少なく、走りやすい時間帯です。週末の午前中は多くのランナーが集まって賑やかになりますが、活気ある雰囲気の中で走れるのもまた一つの魅力です。夏場は気温が上がる前の早朝、または日が陰り始める夕方のジョギングが快適です。

服装と装備については、Aコースのアップダウンを考慮し、安定性のあるランニングシューズを選ぶと走りやすくなります。更衣室がないため、ランニングウェアに着替えてから公園に来るか、最寄り駅やトイレで着替える準備が必要です。水分補給は園内の自動販売機を活用できますが、長時間・長距離のランニングの場合は、ボトルを携帯するかランニング用ウォーターボトルの使用も検討しましょう。特に夏季は熱中症対策として、走行前後だけでなく走行中もこまめな水分補給を心がけることが重要です。

初心者向け:ウォーク&ラン

1.5キロメートルのAコースを基本に、最初は歩きを交えながら走ります。300メートル走って100メートル歩く、というように走りと歩きを交互に行う「ウォーク&ラン」方式で始めると、体への負担を抑えながら持久力を養えます。コース上の300メートル毎の距離表示が、走る区間と歩く区間の目安として役立ちます。慣れてきたら走る区間を少しずつ長くし、最終的に1周を走り切れる体力を目指します。

中級者向け:距離走

Aコースを複数周回して距離を積み重ねるトレーニングは、マラソンに向けたペース走の練習として有効です。5周で約7.6キロメートル、10周で約15.3キロメートルとなります。距離表示を活用して各周のラップタイムを計測し、一定のペースを維持する練習を行えば、ハーフマラソンやフルマラソンを目標とするランナーにとって有意義なメニューとなります。

上級者向け:変化走・インターバル

Bコース(870メートル)や400メートルトラックを活用して、スピードトレーニングを実施できます。Bコースを全力で走り、その後軽いジョグで回復するインターバルトレーニングは、スピードと持久力の両方を鍛えるのに適しています。土のトラックでのスプリント練習は、膝への負担を抑えながら脚力強化を図れるため、本格的な競技志向のランナーにも好まれています。

坂道トレーニング

Aコースの起伏を活用した坂道トレーニングも効果的です。登り坂では大きな歩幅で力強く走り、下り坂では着地衝撃を吸収しながら走る練習を意識すれば、筋力と走行フォームの両方を磨けます。坂道練習はマラソンのタイム向上に直結する重要なトレーニング要素であり、城北中央公園のコース特性を最大限に活かせる練習方法です。

公園利用時のマナーと注意点

城北中央公園のジョギングコースを快適に利用し続けるためには、ランナーとして守るべきマナーがあります。コースの進行方向は左回り(反時計回り)が基本です。一般的に公園内のランニングコースでは左回りが推奨されており、すれ違いや接触事故を防ぐためにも、進行方向を守って走ることが大切です。

ランニングコースは一般の公園利用者と共有している部分もあるため、子どもや高齢者の歩行者、犬の散歩中の方などに十分注意して走る必要があります。必要に応じてペースを落とし、追い抜きの際には声をかけるなど、周囲への配慮を欠かさないよう心がけましょう。特に子ども連れの家族が多い週末は、急な飛び出しなどに備えて慎重に走ることが求められます。

音楽を聴きながら走る場合は、周囲の音が聞こえる音量に抑えるか、骨伝導イヤホンや片耳イヤホンの使用を検討しましょう。後ろからの接近や声かけに気付けるよう、常に周囲の状況を把握できる状態を保つことが安全につながります。

ゴミのポイ捨ては厳禁です。エネルギーゼリーの袋や空のボトルなど、ランニング中に発生するゴミは必ず持ち帰るか、園内のゴミ箱を利用しましょう。誰もが気持ちよく走れる環境を、利用者全員で守っていく姿勢が求められます。

他公園との比較で見る城北中央公園の位置付け

城北中央公園のジョギングコースの特徴は、近隣の主要公園と比較することでより鮮明に見えてきます。

公園名周回距離主な特徴
城北中央公園(練馬区・板橋区)約1.5km(Aコース)適度な起伏・信号ゼロ・遺跡と歴史
光が丘公園(練馬区)約2.5km(外周)フラットで広いコース・ランナー多数
石神井公園(練馬区)専用コースなし池の周遊・自然景観が魅力
赤塚公園(板橋区)複数エリアに分割広大な敷地・ロングランへの展開

同じ練馬区にある光が丘公園は、1周約2.5キロメートルの外周コースで知られていますが、城北中央公園と比べてフラットで走りやすい反面、起伏によるトレーニング効果は得にくくなります。光が丘公園はコース幅が広くランナー数も多いのが特徴で、城北中央公園は適度なアップダウンと歴史的な遺跡、自然の豊かさが際立つ存在です。両公園を使い分ければ、フラットなペース走と起伏のある坂道走の両方を計画的に練習できます。

石神井公園は三宝池や石神井池を中心とする自然豊かな環境が魅力ですが、ランニング専用に整備されたコースはありません。コース整備の充実度という観点では、城北中央公園に優位性があります。ただし、石神井公園の池を周遊する道は景観が美しく、自然を楽しみながら走る体験としての価値は十分にあります。

板橋区にある赤塚公園は城北中央公園からも比較的近い位置にあり、両公園を結ぶランニングルートも人気を集めています。赤塚公園は複数のエリアに分かれた広大な公園であり、城北中央公園と組み合わせて利用することで、より長距離のジョギングメニューを構成できます。

城北中央公園 ジョギングコースについてよくある疑問

城北中央公園のジョギングコースについて寄せられる代表的な疑問について、文章形式で順に解説します。

夜間のランニング可否についてですが、公園自体は24時間開放されており、トラックも夜間利用が可能です。コース沿いには街灯が整備されているため、安全に走れる環境です。ただし夜間は視界が制限されるため、反射材付きのウェアやランニング用ライトを装着しての走行が推奨されます。早朝・夜間の時間帯を活用すれば、忙しい平日でもジョギング習慣を継続できます。

雨天時の利用についても、屋外コースであるため雨天時は路面が滑りやすくなる点を理解しておく必要があります。アスファルト路面のAコース・Bコースは水はけが比較的良好ですが、土のトラックは雨後にぬかるみが残りやすく、走行時の安定性が落ちます。台風や強雨の際は、安全のためジョギングを控えるのが賢明です。

ペットを連れての利用についてですが、公園内にドッグランが整備されているため、ペット同伴での来園自体は可能です。ただし、ジョギングコースを犬と一緒に走る場合は、リードを必ず使用し、他のランナーや歩行者の妨げにならないよう配慮が必要です。すれ違いや追い越しの際は、犬が驚かないようにペースを調整しましょう。

子どものジョギングについては、城北中央公園のコースは子どもでも走れる環境です。1周の距離が明示されており、目標設定がしやすいため、家族で走る練習を行うのにも向いています。ただし、Aコースには起伏があるため、小さな子どもの場合は保護者と一緒に走り、無理のないペースで進めることをおすすめします。

まとめ:城北中央公園 1.5km周回コースの総合評価

城北中央公園の1.5km周回ジョギングコース(Aコース)は、東京北部における代表的なランニング拠点として、初心者から上級者まで幅広いランナーのニーズに応える環境を提供しています。1周約1,530メートルという距離は距離管理がしやすく、5周で約7.6キロメートル、10周で約15.3キロメートルといった距離設計が直感的に組み立てられます。適度なアップダウン、9,000本を超える樹木が生み出す豊富な木陰、石神井川沿いの自然、信号がほぼないコース設計、トイレや自動販売機といった基本設備など、ジョギングに必要な要素がバランスよく揃っています。

さらに、茂呂遺跡や栗原遺跡といった歴史的背景、春の桜、夏の緑陰、秋の紅葉、冬の澄んだ空気という四季折々の表情も、このコースの大きな魅力です。地元のランニングコミュニティが活発で、初心者でも一人で走り始める孤独感を感じにくい環境が整っている点も、長期的に継続するうえで心強い要素です。

更衣室やシャワー施設が設置されていない点、最寄り駅から徒歩15〜20分という距離は、訪問前に考慮しておきたいポイントですが、それを補って余りある魅力がこの公園にはあります。練馬区・板橋区エリアでランニング環境を探している方、マラソン本番に向けて起伏のあるコースで実践的な走り込みを行いたい方は、ぜひ城北中央公園のジョギングコースを訪れて、その走りやすさと景観の豊かさを体感してみてください。石神井川のせせらぎと9,000本の樹木に囲まれた豊かな自然環境の中で、充実したランニングライフを送れる場所がここにあります。

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