平塚市総合公園のジョギングコースは1周1.75km、神奈川で走りやすいコース

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神奈川県平塚市にある平塚市総合公園は、1周1.75キロメートルの舗装されたジョギングコースが整備された都市公園です。園内にはもう一段短い1250メートルのコースもあり、体力や目的に合わせて走り分けられます。この記事では、コースの造りやアクセス、駐車場の料金、周辺で楽しめる施設まで、実際に走る前に知っておきたい情報をまとめます。

目次

平塚市総合公園は旧果樹試験場跡地に平成3年開園した30.3ヘクタールの公園

平塚市総合公園は、神奈川県平塚市大原1番1号に位置しています。JR東海道線平塚駅から近く、公共交通機関でも訪れやすい場所です。敷地面積は30.3ヘクタールで、東京ドーム6個分に相当する規模を誇ります。これほど広い敷地でありながら、緑地や花壇、スポーツ施設、動物とふれあえるエリアがバランスよく配置され、目的の異なる来園者が同じ園内で過ごせる構成になっています。

もともとこの場所は旧農林省果樹試験場の跡地でした。平塚市の市制施行50周年を記念する事業として整備が進められ、平成3年3月に公園全体が完成しています。園内には約230種、10万本の樹木が植えられており、季節ごとに表情の変わる緑地が広がります。市街地の中にこれだけの緑がまとまって残っている例は、神奈川県内でも珍しいでしょう。

ジョギングコースは1周1.75kmの完全舗装で200m間隔の距離表示付き

平塚市総合公園には距離表示のあるジョギングコースが2種類あります。メインとなる1周1750メートル(1.75km)のコースと、もう一つの1周1250メートルのコースです。メインコースは全体が完全に舗装されたアスファルト路面で、路面の凹凸が少なく走りやすい造りになっています。雨上がりでもぬかるみにくいため、天候にかかわらずトレーニングを続けたいランナーには扱いやすいコースといえます。

コース上には200メートル刻みで距離表示が設置されています。GPSランニングアプリやスマートウォッチを持たずに走っても、今どの地点にいるのか、どれくらいのペースで進んでいるのかを目視で把握できます。ランニングを始めたばかりの人ほど、こうした目印がある方が安心して走れるものです。

スタート地点付近にはトリムコースと呼ばれるペースメーカーコースも設けられています。これは自分の走るペースを客観的に確認するための仕組みです。「どれくらいの速さで走ればいいのか分からない」という悩みは初心者によくありますが、トリムコースを使えば無理のないペース配分を体で覚えながら走る習慣を身につけられます。

1750mコースと1250mコースは体力や目的で使い分けられる

2つの距離のコースがあることで、その日の体調やトレーニングの狙いに応じて柔軟に選べるのが平塚市総合公園の強みです。運動不足の解消や軽い運動が目的なら、1250メートルコースを数周するところから始めるとよいでしょう。ある程度の走力があり、まとまった距離を走り込みたい人や、大会に向けたトレーニングをしたい人には、1750メートルコースの周回が向いています。

コース1周の距離想定される使い方
1750mコース1.75km走り込み、6周で10.5km、大会前のトレーニング
1250mコース1.25km運動不足解消、初心者の1〜2周からのスタート

例えば1750メートルコースを6周すれば10.5キロメートルになり、2つのコースを組み合わせれば5キロ走や10キロ走、ハーフマラソンに近い距離のトレーニングも組み立てられます。周回コースなら給水や休憩がしやすく、体調が悪くなったときにもすぐスタート地点付近へ戻れます。片道のロードランニングにはない安心感で、初心者にも取り組みやすい環境です。

緑陰の多いコースは夏場も走りやすい

利用者からは「距離表示があって走りやすい」「ラン環境がしっかり整っている」といった声が寄せられています。路面のクッション性はタータン舗装の専用トラックには及びませんが、一般的なアスファルト路面としては十分に整備されており、足への負担を抑えながら走れます。

公園全体が緑に囲まれているため、コース上には木陰になる区間も多くあります。夏場の直射日光を避けながら走れるのは、都市部の道路をひたすら走るのとは違う快適さです。四季折々の花や木々を眺めながら走れる点も、この公園ならではの魅力でしょう。

トイレや自動販売機に加え近隣の温泉施設も利用できる

長時間のジョギングやウォーキングには、休憩スペースやトイレ、水分補給の設備が欠かせません。平塚市総合公園には園内各所にトイレと自動販売機が設置されているため、走っている途中で喉が渇いたときや急な休憩が必要になったときも困りません。

公園の近くには日帰り温泉施設「湘南天然温泉 湯乃蔵ガーデン」があり、ランニングステーションとして利用できます。汗をかいた後にそのまま温泉へ立ち寄って汗を流せる環境は、運動後の疲労回復にもつながりますし、ジョギングを継続するモチベーションにもなるはずです。

平塚駅からバスで7分、徒歩ルートも整備されている

平塚市総合公園へは、公共交通機関でも車でもアクセスしやすくなっています。JR東海道線平塚駅北口からバスを利用するのが基本のルートです。平塚駅北口4番のりばからバスに乗り、「総合公園」バス停で下車すればすぐに公園入口に着きます。所要時間はおよそ7分で、園内のふれあい動物園を利用する場合にも便利です。

徒歩でのアクセスを希望する場合は、平塚駅西口の改札を出て右側の階段を下り、案内表示に従って進むルートが用意されています。徒歩は距離があるため、荷物が多い日や天候の悪い日はバスを使う方が快適でしょう。

駐車場は最初の120分無料で1日最大1500円

車で訪れる場合、園内には大規模な駐車場が用意されています。総収容台数はおよそ1000台に及び、北駐車場(140台)、西第1・第2駐車場、南第1駐車場(300台)、南第2駐車場(265台)といった具合に複数のエリアに分かれています。入庫可能時間は4時から22時まで、出庫は24時間可能です。

駐車場は有料で、一般利用者の場合は最初の120分が無料、それ以降120分を超えると60分ごとに200円、4時間以降は60分ごとに100円という料金体系になっています。最大料金は8時から22時までの利用で1日1500円、22時から8時までは一律500円です。障がい者手帳の交付を受けている人が運転または同乗している場合は、認証により料金が半額になる制度もあります。頻繁に利用するなら、1枚100円として使える回数専用券(11枚1セット1000円)を駐車場管理事務所で購入しておくとお得です。土日祝日やイベント開催日は駐車場が混雑しやすいため、早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。

開園時間は通常9時から17時、6月から9月は19時まで延長される

平塚市総合公園の開園時間は季節によって異なります。通常期は9時から17時までですが、日照時間の長い6月から9月にかけては9時から19時までと延長されます。夏場の涼しい早朝や日が長い夕方にジョギングを楽しみたい人には嬉しい配慮です。開園時間は季節や年度によって変更されることもあるため、訪れる前に最新情報を確認しておくと安心です。

ふれあい動物園や桜・バラの名所としても知られている

平塚市総合公園はジョギングコースだけでなく、家族連れや幅広い年代が楽しめる施設が充実している点も特徴です。

園内には入場無料の「ふれあい動物園」があり、全37種、約760頭の動物が飼育されています。ウサギやヤギ、ヒツジなど身近な動物とふれあえるコーナーがあり、エサやり体験も無料で楽しめます。大型のカラフルな遊具が並ぶ「わんぱく広場」には、人気のローラー滑り台や小さな子ども向けの遊具、ターザンロープなどが揃い、子ども連れの家族にとって満足度の高いエリアになっています。四季折々の花や木々を楽しめる日本庭園も整備されており、ジョギングの合間に一息つくのにちょうどよい落ち着いた空間です。

桜の名所としても知られ、園内にはソメイヨシノやヤマザクラ、オオシマザクラなど約260本の桜が植えられています。「平塚のはらっぱ」西側の桜の広場にも約160本の桜があり、見頃の目安は3月下旬から4月上旬です。この時期にジョギングコースを走れば、満開の桜を眺めながらのランニングを楽しめます。桜以外にも、2月中旬から3月中旬にかけては梅、5月上旬から6月中旬、そして10月中旬から11月中旬にかけてはバラが見頃を迎え、一年を通じて季節の花を楽しめる公園です。

バラ園は「バッティングパレス相石スタジアムひらつか」北側と「野外ステージ」東側の2か所に設けられ、北側園には約60品種、東側園には約50品種、合計で約800株のバラが植えられています。見頃は5月上旬から6月中旬、10月中旬から11月中旬の年2回です。開花状況は平塚市の公式サイトで随時発信されているため、見頃を狙って訪れたい場合は事前に確認しておくとよいでしょう。

公園西側のトッケイセキュリティ平塚総合体育館には、砂入り人工芝のテニスコートも整備されており、硬式・軟式のいずれにも対応しています。利用は団体単位が基本で、9時から21時までの間、2時間ごとの貸し出し制です。

レモンガススタジアム平塚など本格スポーツ施設が隣接している

ジョギングコースのすぐ近くには、平塚市総合公園を象徴する施設の一つ「レモンガススタジアム平塚(平塚競技場)」があります。天然芝グラウンドと、全天候型ウレタン舗装が施された8レーンの400メートルトラックを備えた本格的な陸上競技場兼球技場で、収容人員は15,380人です。湘南ベルマーレのホームスタジアムであり、日本陸上競技連盟の第2種公認を受けた競技場でもあります。Jリーグの試合をはじめ、全国クラスの陸上競技大会から学校の陸上競技会まで、幅広いレベルの大会が開催されてきました。レモンガス株式会社がネーミングライツを取得し、2021年2月から「レモンガススタジアム平塚」という呼称が使われていますが、地元では「平塚競技場」という名称も広く使われています。トップアスリートが実際に競技する場所のすぐそばでジョギングできることは、走るモチベーションにもつながるはずです。

ジョギングコースの周辺には野球場「平塚球場」もあります。1985年3月にオープンした市営の野球場で、2014年4月からは「バッティングパレス相石スタジアムひらつか」という愛称で呼ばれています。両翼91メートル、センター120メートルのグラウンドは内野がクレー、外野が芝生で、内野スタンド8,000人、外野スタンド(芝生席)8,000人の合計16,000人を収容できます。高校野球をはじめとするアマチュア野球の試合会場として使われているほか、プロ野球の二軍公式戦が開催されることもあります。

より本格的に体を鍛えたい人には、園内の「トレーニングルーム」も選択肢になります。利用時間は午前の部(9時から12時)、午後の部(13時から17時)、夜間の部(18時から21時)の1日3部制で、1回300円という手頃な料金です。休館日は月曜日(月曜日が祝日の場合は最も近い平日)と年末年始(12月28日から1月4日)です。園内には温水プールもあり、利用時間は9時30分から20時30分(受付は20時まで)、料金は大人(高校生以上)400円、子供(小・中学生)200円です。休館日は毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)と年末年始(12月27日から1月3日)です。走る、鍛える、泳ぐという3つの運動を一つの公園で完結できるのは、平塚市総合公園の強みといえるでしょう。詳しい利用条件は平塚市総合公園管理事務所に確認するのがおすすめです。

湘南国際リレーマラソンなど大規模イベントの会場にもなっている

平塚市総合公園は、日常的なジョギングの場であると同時に、大規模なランニングイベントの会場としても使われています。

代表的なイベントの一つが「湘南国際リレーマラソン」です。2026年は9月21日(月・祝)から22日(火・祝)にかけて平塚市総合公園で開催される予定となっています。ROAD to SHONAN 10km、キッズラン、ファミリーランのほか、24時間チーム、24時間個人、12時間チーム、12時間個人、6時間チーム、6時間個人、4時間チーム、4時間個人など、多彩な耐久系種目が用意されているのが特徴です。チームで襷をつなぎながら長時間走るリレー形式は、初心者から上級者まで、個人でもチームでも参加しやすい構成になっており、全国から多くのランナーが集まります。

「Running Park in 湘南ひらつか」というイベントも開催されています。湘南国際マラソン主催による湘南エリア最大級のランニングイベントの一つとされ、マラソンやハーフマラソン・20km、耐久レース、10km、5km、30km、駅伝・リレーマラソンなど幅広い種目が用意されています。会場は公園内の「平塚のはらっぱ」を中心に設営され、公園全体を生かした大規模な運営が行われています。

こうした大会が定期的に開かれていることからも、平塚市総合公園のジョギングコースは日常のトレーニングの場であると同時に、本格的なレースの舞台としても評価される環境だと分かります。普段からこのコースを走り込んでおけば、大会本番でも同じ路面、同じ周回コースの感覚を生かして走れる点は大きなメリットです。

初心者は1250mコースから無理なく始めるのがおすすめ

これから平塚市総合公園でジョギングを始めようと考えている人に向けて、いくつかのポイントを紹介します。

いきなり長い距離を走ろうとせず、1250メートルコースを1〜2周する程度から始めるのがおすすめです。体力に自信がない人や運動をしばらくしていなかった人は、無理のない距離からスタートし、徐々に周回数を増やしていくとよいでしょう。トリムコースでペースを確認しながら走れば、オーバーペースにならず、無理なく継続できます。

服装は季節に応じた通気性のよいウェアと、クッション性のあるランニングシューズを用意することが大切です。夏場は開園時間が19時まで延長されるとはいえ日中の気温が高くなるため、熱中症対策として水分補給用のボトルや帽子、日焼け止めを準備しておくと安心です。園内には自動販売機があるため、こまめな水分補給もしやすい環境です。

走るタイミングは早朝や夕方の涼しい時間帯が向いています。夏場は気温が上がる前の早朝に走れば、快適にジョギングを楽しめます。桜や梅、バラが見頃を迎える時期は来園者で賑わうことが予想されるため、ゆったり走りたい場合は開園直後など比較的空いている時間帯を選ぶとよいでしょう。

続けるコツとしては、週2〜3回程度から無理なく始めることが挙げられます。運動習慣が身についていないうちは毎日走ろうとせず、1日おきに休息日を設けると筋肉の回復が促され、結果として継続しやすくなります。天候や体調に合わせて、1750メートルコースを走る日と、1250メートルコースをウォーキング中心で歩く日を使い分けるのも、無理なく習慣化するための工夫です。距離表示が明確で走りやすいコースが整った環境なら、こうした継続のコツも実践しやすいはずです。

馬入ふれあい公園や相模川河畔スポーツ公園との違い

平塚市総合公園の周辺には、湘南エリアならではのランニングスポットも点在しています。ジョギングの前後に少し足を延ばすのもよいでしょう。

比較的近い距離にあるコースとして、馬入ふれあい公園が知られています。神奈川県平塚市中堂246−1に位置し、JR平塚駅北口からバスでアクセスできる相模川沿いの公園です。1周はおよそ1000メートルで、路面はほぼアスファルトですが一部砂地の区間もあります。距離表示はなく、ジョギング専用に整備されたコースではありませんが、川沿いのエリアや中央広場は道幅が広く、開放感のある景色を楽しみながら走れます。少し足を延ばせば相模川河畔スポーツ公園もあり、1周約640メートルの土トラックが無料開放されていますが、距離表示や自動販売機はありません。

公園名1周の距離路面距離表示
平塚市総合公園1.75km(1250mコースも併設)全周アスファルト舗装あり(200m刻み)
馬入ふれあい公園約1000mほぼアスファルト、一部砂地なし
相模川河畔スポーツ公園約640m土トラックなし

正確なペース管理をしたい人やタイムを意識したトレーニングをしたい人には、距離表示が明確で全周が舗装されている平塚市総合公園の方が適しているといえます。海沿いのロケーションを走りたい日と、緑豊かな公園内をじっくり周回したい日とで使い分ければ、ジョギングのバリエーションも広がります。

前述の「湯乃蔵ガーデン」のように、ランニング後にリフレッシュできる温泉施設が近隣にあることも、この公園でジョギングを楽しむメリットの一つです。走った後にゆっくり体を癒やせる環境が整ったランニングスポットは、全国的に見てもそれほど多くありません。

平塚市総合公園のジョギングコースは神奈川県内でも走りやすい環境が整う

神奈川県平塚市にある平塚市総合公園は、1周1.75キロメートルのジョギングコースを中心に、初心者から上級者まで幅広いランナーが楽しめる環境が整った公園です。完全舗装のアスファルト路面、200メートル刻みの距離表示、ペースを確認できるトリムコースなど、走ることに集中できる設備がそろっている一方で、1250メートルコースとの使い分けによって、その日の体調や目的に合わせた柔軟なトレーニングができます。

トイレや自動販売機といった基本設備に加え、ふれあい動物園やわんぱく広場、日本庭園、桜やバラの名所としての景観など、ジョギング以外の楽しみ方も豊富です。近隣の温泉施設をランニングステーションとして活用できる点も、継続的にジョギングを楽しみたい人にとって心強いポイントでしょう。

JR平塚駅からバスで約7分というアクセスのよさ、約1000台収容可能な駐車場の存在など、公共交通機関でも車でも訪れやすい環境が整っています。加えて、湘南国際リレーマラソンをはじめとする大規模なランニングイベントの会場としても使われており、日常的なトレーニングの場から本格的な大会の舞台まで、幅広いニーズに応えられる公園です。

これからジョギングを始めたい人はもちろん、すでに走る習慣がある人にとっても、平塚市総合公園の1.75キロメートルジョギングコースは神奈川県内で試してみる価値のあるランニングスポットです。休日の朝に少し早起きをして、緑の中を気持ちよく汗を流す。そんな時間を、このコースはきっと提供してくれるでしょう。

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