BAYWALK YOKOHAMA(ベイウォーク横浜)は、横浜港の水際沿いに整備された片道約5kmのランニングコースで、山下公園から臨港パークまでを信号なしで走り抜けることができます。2022年3月26日に誕生したこのコースは、「日本新三大夜景都市」に選出された横浜の美しい夜景を堪能しながらランニングを楽しめる、日本でも有数のナイトランスポットとして多くのランナーに親しまれています。
横浜港の潮風を感じながら、大さん橋や赤レンガ倉庫、横浜ハンマーヘッドといった横浜を代表する観光スポットを巡ることができるBAYWALK YOKOHAMAは、初心者から上級者まで幅広いランナーに対応したコース設計となっています。昼間は開放的な港町の景色を、夜はライトアップされたランドマークタワーやコスモクロック21、横浜ベイブリッジなど、横浜を象徴する夜景を眺めながら走れる点が最大の魅力です。この記事では、BAYWALK YOKOHAMAのコース詳細や主要スポット、夜景の見どころ、ランニングステーション情報、そして横浜港の歴史まで、このコースを存分に楽しむために必要な情報を網羅的に解説していきます。

BAYWALK YOKOHAMAとは横浜港を代表するランニングコース
BAYWALK YOKOHAMAは、みなとみらい21中央地区と新港地区を結ぶ人道橋「女神橋」の開通をきっかけに誕生した、横浜港のインナーハーバーを巡るウォーキング&ジョギングコースです。横浜港振興協会が中心となって整備を進め、潮風を感じながら横浜港の主要観光スポットを走り抜けられるコースとして設計されました。
このコースの最大の特徴は、山下公園から臨港パークまでの片道約5kmを、一度も信号に止まることなく走り続けられる点にあります。車や信号待ちでペースを乱されることがないため、自分のリズムで気持ちよくゴールまで走ることができ、ランニング初心者にとっても走りやすい環境が整っています。
BAYWALK YOKOHAMAの距離表示と各ポイント
コース上には距離表示が設置されており、スタート地点の山下公園を0.0kmとして、大さん橋が1.0km地点、象の鼻パークが2.0km地点、赤レンガ倉庫が2.8km地点、ハンマーヘッドパークが3.6km地点、女神橋が4.4km地点、そしてゴールの臨港パーク(アーチ橋)が5.0km地点となっています。現在地と残りの距離を常に確認しながら走れるため、ペース配分がしやすいのも特徴です。
コース全体を通じてアップダウンは「大さん橋」と「女神橋」の2か所のみで、基本的にフラットな道が続きます。海沿いを走るため景観が良く、自動販売機や公衆トイレも各所に設置されているため、快適にランニングを楽しむことができます。
横浜港の夜景を楽しむBAYWALK YOKOHAMAの主要スポット
BAYWALK YOKOHAMAのコース上には、横浜港を代表する観光スポットが点在しています。それぞれのスポットが持つ歴史的背景や夜景の魅力を知ることで、ランニングがより一層楽しくなります。
山下公園からスタートする横浜港ランニング
山下公園は、BAYWALK YOKOHAMAの起点として多くのランナーに利用されている歴史ある公園です。関東大震災のがれきを埋め立てて作られ、1930年(昭和5年)3月に開園しました。公園内には記念碑や歌碑が点在し、春と秋に見事な花を咲かせる「未来のバラ園」があります。海に面したベンチが並び、横浜ベイブリッジや港を行き交う船を眺めながら休憩することもできます。また、氷川丸が係留されており、横浜港のシンボル的存在となっています。
みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩約5分でアクセスでき、ランニングの起点として非常に便利な立地にあります。春と秋のバラの季節には、美しく咲き誇るバラを眺めながらのランニングも楽しめます。
大さん橋で楽しむ360度の横浜夜景
大さん橋(横浜港大さん橋国際客船ターミナル)は、山下公園から約1km地点にある世界中の大型客船が寄港する国際客船ターミナルです。1896年(明治29年)にイギリス人技師パーマーの設計により建設が始まり、横浜港の玄関口として長い歴史を持っています。
波のうねりをイメージした約430mの屋上デッキは「くじらのせなか」という愛称で親しまれており、24時間開放されています。この屋上からは、横浜ベイブリッジやつばさ橋、横浜港、みなとみらい地区の横浜夜景名所を360度一望できます。「日本夜景遺産」「日本百名月」にも認定されており、横浜を代表する夜景スポットの一つです。晴れた日には、赤レンガ倉庫群の向こうに富士山が見えることもあります。
象の鼻パークで感じる横浜港発祥の歴史
象の鼻パークは、山下公園から約2km地点に位置する横浜港発祥の地として知られるスポットです。1859年(安政6年)、幕府によって東波止場と西波止場の2本の突堤が建設され、横浜港が開港しました。その後、1867年(慶応3年)に東波止場が弓なりに湾曲した形に築造され、その形状から「象の鼻」と呼ばれるようになりました。
2009年に横浜港開港150周年を記念して開園され、象の鼻防波堤を明治中期の形状に復元しています。公園内には象の鼻テラスがあり、象の鼻カフェや多目的スペースが併設されています。シンボルとなっている「時をかける象(ペリー)」というオブジェも設置されており、クイーンの塔(横浜税関)、ジャックの塔(横浜市開港記念会館)、キングの塔(神奈川県庁舎)の横浜三塔が一望できる数少ないスポットの一つでもあります。みなとみらい線「日本大通り駅」より徒歩3分でアクセスできます。
赤レンガ倉庫のライトアップと夜景
赤レンガ倉庫は、山下公園から約2.8km地点にある、みなとみらいを象徴する歴史的建造物です。かつては外国貿易の中心地として栄えた倉庫で、明治末期から大正初期にかけて建設されました。2002年に文化・商業施設としてオープンし、現在ではショッピングやグルメを楽しめる人気の観光スポットとなっています。
夜はライトアップされ、ロマンチックな雰囲気を醸し出します。赤レンガ倉庫周辺は横浜の夜景を代表するスポットとして、多くの観光客やカップルが訪れる場所です。ランニング中に立ち止まって、その美しい景観を楽しむこともできます。
ハンマーヘッドパークと産業遺産の夜景
ハンマーヘッドパークは、山下公園から約3.6km地点にある新しい観光スポットです。横浜ハンマーヘッドは、2019年10月31日に開業した複合施設で、新港ふ頭客船ターミナルを中核に、商業施設(ハンマーヘッド SHOP&RESTAURANT)、ホテル(インターコンチネンタル横浜Pier 8)から構成されています。
施設名の「ハンマーヘッド」は、歴史的産業遺構「ハンマーヘッドクレーン」に由来しています。このクレーンは、1914年に日本で最初の湾港荷役専用クレーンとして整備されたもので、その姿が金づちに似ていたことからこの名が付けられました。高さ約30メートルで、最大50トンの鋼材や荷物を運んでいました。1970年代にコンテナ化が進んだことでその役割を終えましたが、2001年まで88年間使用され、2007年に経済産業省近代化産業遺産に、2018年には土木遺産にも登録されています。
新港ふ頭の歴史は古く、日清戦争後の貿易量増大に対応するため、1899年に大蔵省管轄のもと第二期築港工事が実施されました。1917年、新港ふ頭は日本初の本格的な「係船岸壁方式」の港湾施設として完成し、13隻もの貨客船や貨物船が同時に接岸でき、上屋14棟、煉瓦倉庫2棟、クレーン19台、発電所などが整備された当時最新鋭の埠頭でした。2020年8月にはハンマーヘッドクレーンのふもとに「ハンマーヘッドパーク」がオープンし、訪れる人の憩いの場となっています。
女神橋からのみなとみらい夜景
女神橋は、山下公園から約4.4km地点にある、みなとみらい21中央地区と新港地区を結ぶ人道橋です。この橋の開通がBAYWALK YOKOHAMA誕生のきっかけとなりました。
橋の上からは、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルを見上げながら、みなとみらい21地区のビル群の夜景と大観覧車「コスモクロック21」を眺めることができます。コスモクロック21は、日没から24時頃までライトアップされ、毎時0分から15分ごとに約6分間のイルミネーションショーが楽しめます。みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩6分でアクセスできます。
臨港パークでゴールを迎える夜景ランニング
臨港パークは、BAYWALK YOKOHAMAの終点となる、みなとみらい地区最大の緑地です。パシフィコ横浜の屋外エリアに位置し、横浜港を臨む抜群のロケーションが魅力となっています。
広々とした芝生広場、潮入りの池、ゆるやかにカーブする水際線など、見所満載の憩いのスペースです。特に公園内にあるアーチ橋は、みなとみらいのビル群を望むベストスポットとして知られています。夜になると、特徴的な形をしたインターコンチネンタルホテルや横浜ベイブリッジなど、横浜みなとみらい21の海沿いの夜景を楽しめます。目の前に広がる海越しには、ベイブリッジや山下エリアの街の明かりが輝きます。また、2020年に完成した独特なデザインの外資系ラグジュアリーホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」の夜景も見どころの一つです。
臨港パークは比較的人が少なめで、ゆったりと夜景を楽しめる穴場スポットでもあります。24時間開放されており無料で利用できるため、落ち着いた雰囲気で夜景鑑賞が可能です。みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩12分、JR桜木町駅から徒歩15分でアクセスできます。
横浜港の夜景の魅力とBAYWALK YOKOHAMAからの眺望
横浜は2019年に「日本新三大夜景都市」に選出された、日本を代表する夜景スポットです。BAYWALK YOKOHAMAを走りながら楽しめる夜景スポットは数多くあり、それぞれが独自の魅力を持っています。
万国橋から眺める横浜みなとみらいの夜景
万国橋は、かながわの橋100選にも登録された橋で、みなとみらいを眺める夜景撮影スポットとして人気が高い場所です。ナビオス横浜とアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の間に位置し、横浜ランドマークタワーやクイーンズスクエア横浜、コスモクロック21、YOKOHAMA AIR CABINなどの「ザ・横浜」と呼べる美しい夜景を一望できます。
水面に映る揺れる夜景とキラキラ反射する光が、幻想的な雰囲気を醸し出します。ドラマのロケ地として利用されたこともある場所で、みなとみらい線「馬車道駅」から歩いてすぐの場所にあります。
横浜ベイブリッジの青いライトアップ
横浜ベイブリッジは1989年9月27日に開通した、全長860mの斜張橋です。青くライトアップされる姿は横浜港のシンボルとして親しまれています。ライトアップは24時までで、日没後の毎時20分から30分までの10分間と毎時50分から正時までの10分間に青く光ります。
ベイブリッジを眺めるおすすめスポットとしては、大さん橋、港の見える丘公園、臨港パークなどがあります。大黒ふ頭西緑地からは、ベイブリッジを一番近くから見ることができ、運がよければ飛鳥Ⅱなどの豪華客船がベイブリッジの下を通り抜ける様子を見ることもできます。
横浜の冬を彩るイルミネーションイベント
横浜では、11月から2月にかけて横浜都心臨海部の各地で様々なイルミネーションイベントが開催されます。「THE YOKOHAMA ILLUMINATION」というキャンペーンのもと、各地のイルミネーションがつながり、街全体が光に包まれます。
みなとみらい21地区では、毎年クリスマス時期になると、約40のビル群が一斉にライトアップする「TOWERS Milight “UP”(タワーズミライト アップ)」が開催されます。また、「ヨルノヨ」というイルミネーションイベントも人気が高く、横浜の冬の風物詩となっています。
横浜港でのナイトラン(夜ラン)の楽しみ方と注意点
BAYWALK YOKOHAMAは、夜景を楽しみながら走る「ナイトラン」に最適なコースです。仕事帰りに夜景を見ながらランニングしたい人にとって、自分のライフスタイルに合わせてランニングに取り組める絶好の場所となっています。
みなとみらいエリアがナイトランに最適な理由
みなとみらいエリアは、ナイトランに最もおすすめのエリアと言われています。山下公園を起点に、大桟橋埠頭、赤レンガ倉庫、クイーンズスクエアをぐるっと周るコースは、夜でも明るく、景色の良さは格別です。
各所に公園があり、道路もきれいに区画整理されているため非常に走りやすいエリアとなっています。夜間は街燈も多いので街中は安心して走ることができます。みなとみらい周辺の運河沿いや海沿いは歩きやすくてきれいな歩道が整備されていて、夜の散策も安全に楽しめます。
夜ランを安全に楽しむための注意点
夜ランを楽しむ際には、安全対策が重要です。まず、ライトを使い視認性を高めることが必須となります。反射材付きのウェアやアームバンド、ヘッドライトなどを活用し、車や他の歩行者から見えやすくすることが大切です。
また、車の往来がある場所や横断箇所では特に注意が必要です。BAYWALK YOKOHAMAは基本的に信号のないコースですが、一部で歩行者とすれ違う場面もあるため、周囲への配慮を忘れないようにしたいところです。公園や一部のエリアは人通りが少ない場所もあるため、できれば複数人で走るか、人気のある時間帯を選ぶことをおすすめします。
BAYWALK YOKOHAMAで利用できるランニングステーション・施設情報
BAYWALK YOKOHAMAでランニングを楽しむ際に便利な、着替えやシャワーができる施設(ランニングステーション)が周辺に充実しています。
THE SPACE(ザ・スペース)の特徴と利用方法
THE SPACEは、横浜みなとみらい周辺で最も本格的なランニングステーションとして知られています。JR関内駅北口から徒歩6分、みなとみらい線・日本大通り駅2番出口から徒歩4分の立地にあります。
荷物を預けられるロッカーに加え、着替えスペースやシャワールームも完備しています。シャワールームは3室あり、シャンプー・ボディソープが備え付けられています。料金はビジター利用で1回700円で、ロッカールームでの着替え、荷物預かり、シャワー利用が可能です。ウェアやバスタオルの有料レンタルもあり、シューズ・ランニングウォッチ・サングラスなどは無料でレンタルできます。営業時間は平日7:00〜14:00/16:00〜22:00、土日祝8:00〜19:00で、定休日は月曜日(祝日は営業)となっています。
横浜みなとみらいスポーツパーク ランニングステーション
横浜みなとみらいスポーツパーク内にあるランニングステーションは、利用料金が1回400円とリーズナブルです。コインシャワーは別途100円で利用できます。みなとみらい線「新高島駅」より徒歩7分、「横浜」駅東口より徒歩15分でアクセスできます。営業時間は平日10時〜22時、土日祝8時〜22時となっています。
その他のランニングステーションと銭湯ラン
LEALEA(レアレア)横浜店は、横浜駅から徒歩5分という駅から一番近いランニングステーションです。月額2,178円のライト会員で、ロッカー・シャワーが利用可能で、シャンプー、コンディショナー、ボディソープなどのアメニティも完備しています。
MARK IS みなとみらい B2Fにある施設は、ビジター利用600円でロッカー・シャワー完備となっています。シャンプーやボディソープ、女性用アメニティも追加料金なしで利用可能で、みなとみらい駅直結で利便性が良く、営業終了は20〜21時となっています。
横浜には、銭湯の脱衣場をランニングのロッカールームとして利用できる「銭湯ラン」という選択肢もあります。銭湯の入浴料を払うだけで利用でき、受付や会員登録、追加料金などは不要です。ランニング後に温かいお風呂でリフレッシュできるのも魅力となっています。
BAYWALK YOKOHAMAへのアクセス方法
BAYWALK YOKOHAMAへは、各起点からのアクセスが便利に整備されています。
山下公園からスタートする場合のアクセス
電車を利用する場合は、みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩約5分でアクセスできます。バスを利用する場合は、横浜市営バス「山下公園前」バス停下車すぐです。
臨港パークからスタートする場合のアクセス
電車を利用する場合は、みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約12分、JR「桜木町駅」から徒歩約15分でアクセスできます。
中間地点から参加する場合のアクセス
赤レンガ倉庫付近から参加する場合は、みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」から徒歩約6分でアクセスできます。
横浜港の歴史を感じるBAYWALK YOKOHAMAの魅力
BAYWALK YOKOHAMAのコース沿いには、横浜港の歴史を感じられるスポットが点在しています。ランニングしながら、日本の近代化の歴史に触れることができるのも、このコースの大きな魅力です。
横浜港開港から象の鼻までの歴史
1859年(安政6年)、横浜港は日本の開国とともに開港しました。幕府が建設した防波堤は、岸から海に向かって2本の突堤が突き出る形のもので、東側の突堤は外国貨物、西側の突堤は国内貨物の積み下ろしに使用されていました。その後、1867年(慶応3年)に東波止場が弓なりに湾曲した形に築造され、「象の鼻」と呼ばれるようになりました。1896年(明治29年)には、イギリス人技師パーマーの設計により大さん橋が造られました。
関東大震災からの復興と新港ふ頭の発展
1923年の関東大震災により、横浜港も大きな被害を受けました。大さん橋をはじめとする港湾施設の大半が倒壊しましたが、復興工事が進められ、わずか2年後にほとんどの復興工事が完了しました。横浜港は震災からの復興を成し遂げ、日本を代表する国際貿易港として発展を続けました。
1917年に完成した新港ふ頭は、日本初の本格的な「係船岸壁方式」の港湾施設として、13隻もの貨客船や貨物船が同時に接岸できる当時最新鋭の埠頭でした。世界中から数々の有名人も訪れ、1932年にはハリウッドスター、1934年には「野球の神様」ベーブ・ルースたちアメリカ大リーグ選手団が来日しました。第二次世界大戦後はGHQ(連合国軍総司令部)に接収され、「センターピア」と呼ばれました。横浜港の大部分が接収解除になったのは1956年のことで、ふ頭の一部は平成まで接収が続きました。
季節ごとに楽しむBAYWALK YOKOHAMAの夜景ランニング
BAYWALK YOKOHAMAは、四季を通じてそれぞれの魅力を楽しむことができます。
春と秋のバラの季節に走る横浜港
山下公園の「未来のバラ園」では、春と秋になると美しいバラが咲き誇ります。バラの香りを楽しみながらのランニングは格別です。また、気候も穏やかで、ランニングに最適な季節と言えます。
夏の潮風を感じる夜景ランニング
海からの潮風が心地よく、暑さを和らげてくれます。早朝や夕方以降のランニングがおすすめで、特に日没後のナイトランは、涼しい海風を感じながら夜景を楽しめます。
冬のイルミネーションと澄んだ夜景
空気が澄んで、夜景が一層美しく見える季節です。イルミネーションイベントも多く開催され、きらびやかな横浜の夜景を堪能できます。ただし、海沿いは風が強いこともあるため、防寒対策をしっかりして臨みたいところです。
BAYWALK YOKOHAMAのおすすめランニングコースバリエーション
BAYWALK YOKOHAMAの基本コース(片道5km)を基点に、様々なバリエーションを楽しむことができます。
往復10kmコースと観光ランコース
山下公園から臨港パークまでの片道5kmを往復して、合計10kmのコースを楽しむことができます。適度な距離で、初心者から中級者まで楽しめるコースです。また、みなとみらい観光ランコース(約6.7km)として、みなとみらいにあるランニングステーションを基点に、高島中央公園、赤レンガ倉庫群、山下公園から港が見える丘公園までぐるっと周るコースもあります。晴れていれば大さん橋から、赤レンガ倉庫群の向こうに富士山も見えることがあります。
運河パーク周辺周回コースと臨港パークコース
運河パーク周辺には、信号のない快適な周回ランニングコースがあります。1周1.2kmで、運河沿いの水辺の景色や近代的な建物に囲まれ、横浜らしい美しい街並みを楽しみながら走ることができます。短い距離で周回できるため、初心者や時間のない人にもおすすめです。
臨港パーク内を周回する約1kmのコースもあります。ほぼフラットなアスファルトの道で、公園内の芝生や海を眺めながらゆったりと走ることができ、ウォーミングアップやクールダウンにも最適です。
初心者向けBAYWALK YOKOHAMAランニングの準備と持ち物
BAYWALK YOKOHAMAは全体的にアップダウンが少なく平坦な道が多いため、初心者の方でも走りやすいコースとなっています。初めてランニングに挑戦する方に向けて、準備しておきたい持ち物と心得を紹介します。
ランニングシューズとウェアの選び方
ランニングシューズは最も重要なアイテムです。着地時の足にかかる衝撃を和らげ、ランニング中の足のブレを抑えて負担を軽減するなど、怪我のリスクを下げる効果があります。初心者の方はクッション性や安定性に優れたシューズを選ぶことをおすすめします。特にBAYWALK YOKOHAMAはコンクリートやアスファルトの道が続くため、厚底でクッション性の良いシューズを選ぶと足への負担を軽減できます。
ウェアについては、最低限、汗をかいてもすぐに乾く速乾性のTシャツとパンツを用意しておきたいところです。夜走ることが多い方は、接触事故などを防ぐために明るく目立ちやすい色のウェアを選ぶことも大切です。防寒具として使えるパーカーやウインドブレーカー、ランニングタイツ(スパッツ)があるとさらに便利です。
ソックスもランニング専用のものを用意すると良いでしょう。土踏まずをサポートするアーチサポートや、足がシューズ内で動くのを防止する滑り止め機能などを備えているランニングソックスがあれば、より快適に走ることができます。
あると便利なアイテムとランニングの心得
帽子は日焼けや熱中症対策に有効です。薄手の通気性が高く、速乾性のあるランニングキャップを選ぶとよいでしょう。ランニングウォッチがあると、タイムや心拍数、走行距離などを計測できて便利です。スマートフォンでも代用できますが、専用のウォッチがあるとより快適にランニングを楽しめます。
水分補給用のボトルやポーチも用意しておくと安心です。BAYWALK YOKOHAMAのコース上には自動販売機も多いですが、自分のペースで水分補給したい場合は持参するとよいでしょう。塩分確保のために電解質配合のスポーツドリンクがおすすめです。
周回コースでは基本的に反時計回りで走ること、集団走では広がらずに通行人のコースを確保すること、こまめに水分補給を行うことなどを心がけましょう。夜ランではライトを使い視認性を高めることが必須です。寒い季節には手袋やネックウォーマー、アームカバーなどを活用し、風に触れる部分をできるだけ減らすと良いでしょう。アウターは走っているうちに体が温まることを考慮して、ウィンドブレーカーなどの着脱しやすいものがあると便利です。
横浜港エリアで開催されるランニング大会・イベント
横浜エリアでは、様々なランニング大会やイベントが開催されています。
横浜マラソンとBAYWALK YOKOHAMA関連イベント
横浜マラソンは横浜を代表する大規模マラソン大会で、毎年多くのランナーが参加しています。みなとみらいエリアをはじめ、横浜の主要スポットを走り抜けるコースが特徴です。
BAYWALK YOKOHAMA AUTUMN FESTIVALは秋に開催されるイベントで、BAYWALK YOKOHAMAを舞台に様々なプログラムが行われます。ランニングイベントも開催されることがあります。
横浜ノースドックランとTHE DISTANCE GAMES YOKOHAMA
横浜ノースドックランは、普段は入れない米軍基地で、みなとみらいの絶景を見ながら走れるマラソン大会です。ハーフマラソン・10km・5kmの3種目が用意されています。
THE DISTANCE GAMES YOKOHAMAは、フルマラソン・30km・ハーフマラソン・10km・5km・1マイルなど、様々な種目が用意された大会です。
横浜港クルーズで楽しむ夜景とランニング後のリフレッシュ
ランニングだけでなく、船上から横浜港の夜景を楽しむクルーズもおすすめです。BAYWALK YOKOHAMAで走った後に、クルーズ船から夜景を眺めるという贅沢な楽しみ方もあります。
横浜港を巡る主なクルーズ船
マリーンルージュ・シーバスは、山下公園発着で40分の横浜みなと周遊クルーズを平日毎日運航しています。横浜ナイトフラワーズ花火クルーズや、シーバスイルミネーションクルーズなど夜景を楽しめるプランも用意されています。
ロイヤルウイングは、旅客定員630名を誇る大型客船で、横浜港大さん橋国際客船ターミナルより横浜港内を約2時間かけて運航しています。横浜の美しい景色や夜景とともに、本格中国料理や生演奏、バルーンアート等のエンターテイメントも楽しめます。
シャイニークルーズは、横浜で一番遅くまで運航しており、横浜港内の観光名所を巡る30分コースで運航しています。乗り場は横浜みなとみらいの夜景が綺麗な運河パークから出港します。工場夜景クルーズでは、京浜工業地帯などの夜景を船上から見学できます。暗闘から突如現れる工場の灯は、まるでイルミネーションのようで幻想的と評されています。
船から見る横浜港の夜景スポット
横浜ベイブリッジは平成元年に完成した首都圏を結ぶ横浜のシンボルで、全長860メートル、高さは175メートルあります。船から見上げるベイブリッジは迫力満点で、ランニングコースから見る景色とはまた違った魅力があります。
「横浜三塔、ベイブリッジ、女神像みちびき」は幸せになれると都市伝説で囁かれている三つの夜景スポットとして知られており、イルミネーション華やかなみなとみらいの夜景を船上から満喫できます。
まとめ
BAYWALK YOKOHAMAは、横浜港の魅力を存分に味わいながらランニングを楽しめる、日本でも有数のランニングコースです。片道約5kmの信号のないコースは、初心者から上級者まで幅広いランナーに適しており、山下公園から臨港パークまでの道のりには、横浜港発祥の地である象の鼻パーク、歴史ある赤レンガ倉庫、近代的な横浜ハンマーヘッドなど、見どころが満載となっています。
昼間は開放的な港町の景色を楽しみ、夜は「日本新三大夜景都市」に選ばれた横浜の美しい夜景を堪能しながら走ることができます。特にナイトランでは、ライトアップされたランドマークタワーやコスモクロック21、横浜ベイブリッジなど、横浜を象徴する夜景スポットを次々と通過していく贅沢な体験ができます。
ランニングステーションも充実しており、仕事帰りでも気軽にランニングを楽しめる環境が整っています。横浜を訪れた際には、ぜひBAYWALK YOKOHAMAで、港町横浜の魅力を全身で感じながらのランニングを体験してみてはいかがでしょうか。潮風を感じ、歴史に触れ、美しい夜景に包まれる、特別なランニング体験がそこにはあります。









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