第42回大阪新春マラソン大会の二次エントリーは、2025年12月22日が締切です。申込方法は、インターネット経由のRUNNET(ランネット)または郵便振替の2つの方法があります。2026年1月18日(日)に大阪府堺市北区の大泉緑地で開催されるこの大会は、一次募集が12月12日で終了しましたが、12月13日から始まった二次エントリーでまだ参加のチャンスが残されています。
大阪新春マラソンは、関西圏のランナーにとって新年最初のレースとして親しまれており、2月以降に開催される大阪マラソンや京都マラソン、姫路城マラソンといった都市型大会への前哨戦としての役割を果たしています。1月という調整が難しい時期に、自身の走力を客観的に測定し、正月明けの身体をレースモードへと切り替える絶好の機会となります。この記事では、二次エントリーの具体的な申込方法から参加費、コースの特徴、当日のアクセス方法まで、大会参加に必要なすべての情報をお伝えします。

大阪新春マラソン2026二次エントリーとは
大阪新春マラソン2026の二次エントリーは、2025年12月13日(土)から12月22日(月)までの10日間に設けられた追加募集期間のことを指します。通常のマラソン大会では、エントリーは開催日の数ヶ月前に締め切られることが一般的ですが、第42回大阪新春マラソン大会では、一次募集終了後にも参加の機会が用意されています。
この二次エントリー制度が存在する背景には、主催者である新日本スポーツ連盟の「だれでも、どこでも、いつでも」スポーツを楽しめる環境作りを目指すという理念があります。商業主義的な大規模大会とは異なり、直前まで参加の門戸を開いておくことで、より多くの市民ランナーがレースに参加できるよう配慮されているのです。
12月中旬という時期は、ランナーにとって絶妙なタイミングでもあります。10月や11月の主要レースを終えて一度燃え尽き症候群に陥ったランナーが、「やはり年明けに一本走っておきたい」と再起を誓うのがまさにこの時期だからです。忘年会の予定なども確定し、1月18日のスケジュールが空いていることを確認できた方にとって、12月22日の締切は「駆け込み需要」を救済するラストチャンスとなります。
ただし、二次エントリーは先着順の要素が強いため、注意が必要です。全種目合わせて約1,500名規模の定員に達した種目から順次締め切られる可能性があります。特にハーフマラソンの部は人気が高く、早期の満枠が予想されるため、「12月22日まであるから大丈夫」と過信せず、参加を決めたらすぐに申し込むことをおすすめします。
RUNNETを使ったインターネット申込方法
大阪新春マラソン2026への申込方法として、最も手軽で確実なのがランニングポータルサイト「RUNNET(ランネット)」を利用したインターネットエントリーです。二次エントリー期間中も、RUNNETが主要な申込窓口となっています。
RUNNETでの申込手順は、まずRUNNETのウェブサイトにアクセスしてログインすることから始まります。アカウントをお持ちでない方は、新規会員登録が必要となりますが、登録自体は無料で行えます。ログイン後、検索機能を使って「大阪新春マラソン」と入力し、大会ページへアクセスします。
申込画面では、参加を希望する種目を選択します。ハーフマラソン、10km、5km、中学生の部(3km)、小学生の部(2km)の中から、ご自身の走力や目標に合わせて選びましょう。続いて、氏名や住所、緊急連絡先などの必要事項を入力していきます。
決済方法の選択は、エントリー完了において重要なポイントです。RUNNETでは、クレジットカード決済、コンビニ払い、Amazon Payなど複数の支払い方法が用意されています。ここで強くおすすめしたいのが、クレジットカード決済やAmazon Payといった即時決済手段の利用です。決済が完了した時点でエントリーが確定するため、支払い忘れによるエントリー無効という事態を防ぐことができます。
コンビニ払いを選択した場合は、指定された支払期限までに入金を完了させる必要があります。年末の多忙な時期は、つい支払いを後回しにしてしまいがちですが、期限を過ぎるとエントリーが無効になってしまいます。締切が12月22日と迫っていることを考えると、確実にエントリーを完了させるためにも即時決済を選ぶのが賢明でしょう。
なお、一次エントリー期間が終了した直後、システム上の表記が「受付終了」から「二次エントリー受付中」へと切り替わるタイミングで、一時的なタイムラグが発生する可能性があります。画面が更新されていない場合は、焦らずに時間を置いて再アクセスしてみてください。
郵便振替による申込方法
RUNNETでのインターネット申込が主流となっている現代において、大阪新春マラソンが特徴的なのは、昔ながらの郵便振替による申し込みルートも用意されている点です。これは、インターネット環境に不慣れな方やクレジットカードをお持ちでない方への配慮であり、手作りの大会運営を続ける主催者の温かみを感じさせる制度と言えます。
郵便振替での申込は、RUNNETに比べて手順が複雑になるため、余裕を持った準備が必要です。まず、大会事務局から専用の払込取扱票がついた大会要項を入手するか、郵便局に備え付けの青色の払込取扱票を使用します。払込取扱票には、口座番号や加入者名を正確に記入し、通信欄には参加種目、氏名、年齢、住所、連絡先などを漏れなく記載します。
郵便振替で特に重要なのが、振込だけでなく申込書の送付も必要となるケースがある点です。振込の控え(受領証のコピー)を同封した所定の申込書を、大会事務局へ郵送またはFAXしなければならない場合があります。二次エントリーのような締切が迫った時期においては、事務局側での入金確認と参加者名簿の照合に時間がかかるため、振込と書類送付のセットを迅速に行うことが求められます。
郵便振替を選ぶ場合の目安として、12月19日(金)までには郵便局で手続きを済ませておくことをおすすめします。土日は郵便局の窓口が閉まっている場合も多く、22日の締切ギリギリになってからでは手続きが間に合わない恐れがあるためです。確実にエントリーを完了させたい方は、やはりRUNNETでのインターネット申込をご検討ください。
参加費と種目別の詳細情報
大阪新春マラソン2026の参加費は、近年の都市型マラソン大会と比較して非常にリーズナブルな設定となっています。都市型フルマラソンの参加費が1万5千円から2万円へと高騰している中、本大会が提示する価格帯は驚異的な低価格と言えるでしょう。
ハーフマラソンの部の参加費は5,500円です。大阪マラソンの一般エントリー費が国内16,000円であることを考えると、約3分の1という圧倒的な安さになります。10kmの部は5,000円、5kmの部は4,000円と設定されており、ランニング初心者でも気軽にエントリーできる価格帯です。中学生の部(3km)と小学生の部(2km)は2,000円となっており、親子でのエントリーにも最適です。
この価格差は、決してサービスの質が低いことを意味するものではありません。豪華なエキスポや芸能人のステージ、完走メダルといった付加価値を削ぎ落とし、「正確な計測」「安全な走路」「最低限の給水」という、ランナーが走るために真に必要とする要素にコストを集中させた結果なのです。浮いたお金をランニングシューズの新調やレース後の打ち上げに回せるという経済的なメリットも見逃せません。
各種目のスタート時間についても確認しておきましょう。5kmの部は午前9時50分、10kmの部は午前10時30分、そしてハーフマラソンの部は午前11時50分にスタートします。一般的な都市型マラソンが午前9時スタートであるのに対し、やや遅めの設定となっているのが特徴です。これにより、遠方からの参加者でも十分な睡眠をとってから会場入りできるというメリットがあります。
大泉緑地のコース特徴と攻略ポイント
大阪新春マラソンの舞台となる大泉緑地は、大阪府堺市北区に位置する大阪四大緑地の一つです。約97ヘクタールという敷地面積は甲子園球場の約25倍に相当し、園内には約200種32万本の樹木が生い茂っています。この豊富な樹木が、本大会のコース戦略における最大の特徴となっています。
1月の大阪平野は、西高東低の気圧配置により、北西からの冷たく強い季節風にさらされることが多くあります。淀川や大和川といった河川敷コースで開催されるレースでは、この強風がランナーの体力を奪い、ペースメイクを乱す要因となります。しかし、大泉緑地のコースは豊富な樹木が天然の防風壁として機能するため、風の影響を比較的受けにくいという利点があります。安定したペースで走りたい記録狙いのランナーにとっても、寒さが苦手な初心者にとっても、非常に有利な条件と言えるでしょう。
本大会のコースは、公園内の周回道路を利用した1周約3,028メートル(約3km)のループコースです。ハーフマラソンの場合は約7周、10kmの場合は約3周強を走ることになります。周回コースと聞くと「景色が変わらず飽きる」「精神的に辛い」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には多くのメリットがあります。
周回コースの第一の利点は、ペース管理の精密化が可能な点です。1周ごとのラップタイムを計測することで、自身の体調やペースの変動をリアルタイムで把握できます。例えば、ハーフマラソンで1時間45分(キロ5分ペース)を目標とする場合、1周を約15分強で刻めばよいという明確な指標が生まれます。
第二の利点は、給水戦略が立てやすいことです。周回コースでは、必ず1周に1回、同じ場所にある給水所を通過します。「次の給水まであと何キロ」という計算が容易になり、脱水症状を防ぐための水分補給計画を確実に実行できます。トイレの場所も把握しやすいため、レース中の不測の事態にも冷静に対処できるでしょう。
一方で、コースには注意すべきポイントも存在します。基本的にはフラットな基調ですが、園内の大泉池や双池橋周辺には、わずかながらアップダウンがあります。1周だけなら気にならない程度の勾配でも、7周繰り返すと徐々に脚に効いてきます。特にレース後半、疲労が蓄積した状態で迎える6周目、7周目の坂道は、メンタルの強さが試されるポイントとなります。
大泉緑地の象徴とも言えるのが、金岡口近くに鎮座する巨大なゴリラ像です。このインパクトのある像は、ランナーにとって単なる目印以上の存在感を放ちます。「ゴリラの前まで来たら残り1km」「ゴリラが見えたらスパート」といった共通言語がランナー間で自然発生し、苦しい時の精神的な支えとなっています。
会場へのアクセス方法と駐車場情報
大阪新春マラソンの会場となる大泉緑地へのアクセスは、大阪メトロ御堂筋線「新金岡駅」が最寄り駅となります。駅から会場までの徒歩ルートで重要なのが、どの出口を利用するかという点です。
新金岡駅には複数の出口がありますが、大泉緑地へ向かうには第2出口または第4出口が最適です。特におすすめなのが第4出口で、地上に出てすぐの場所にコンビニエンスストアがあります。レース前の最終調整として、水やスポーツドリンクの購入、あるいはトイレの利用において便利な戦略的拠点となるでしょう。
第4出口から大泉緑地の入り口までは、団地沿いの広い歩道を東へ向かって約15分ほど歩きます。この徒歩移動は、冷えた体を温める動的ストレッチの機会と捉え、早歩きで心拍数を少し上げておくのが賢いランナーの作法と言えます。
自家用車での来場を希望する方にとって、駐車場問題は事前に把握しておくべき課題です。園内には第1から第3まで、合計約787台収容可能な有料駐車場が整備されています。一見十分な数に見えますが、大会当日は約1,500名のランナーに加え、一般の公園利用者も訪れるため、満車になるリスクが常に存在します。
特に注意すべきは、入庫待ち渋滞と出庫渋滞です。スタート時間に間に合わせるためには、余裕を持って午前9時前には入庫を完了させておく必要があります。10時以降に到着すると、空きスペースを探して場内を彷徨うことになり、焦りから心拍数が上がってレース前から疲弊してしまう可能性があります。また、レース終了後の14時から15時頃は、多くの参加者が一斉に帰路につくため、駐車場の精算機付近で大渋滞が発生します。
確実にストレスなく会場入りするためには、公共交通機関の利用を強くおすすめします。どうしても車が必要な場合は、akippaなどの駐車場予約アプリを活用して、近隣の月極駐車場の空き枠を事前に確保しておくという方法も検討してみてください。
レース当日の過ごし方と注意点
大阪新春マラソンのハーフマラソンはスタート時間が午前11時50分と、一般的なマラソン大会に比べてやや遅めの設定になっています。この「遅めのスタート」は、当日の過ごし方に大きな影響を与えます。
まず、睡眠時間を十分に確保できるというメリットがあります。早朝4時や5時に起きる必要がなく、遠方からの参加者でも普段通りの睡眠をとってから会場入りできます。睡眠不足はパフォーマンス低下の主因であるため、これは大きなアドバンテージです。
一方で、難しいのが食事のタイミングです。9時スタートであれば6時に朝食を摂れば問題ありませんが、11時50分スタートの場合、朝食を7時に摂るとスタート時には空腹になってしまいます。かといって10時にしっかり食べると消化不良を起こす恐れがあります。
おすすめの戦略は「分割摂取」です。朝7時から8時頃に通常の朝食(炭水化物中心)を摂り、会場到着後の10時から10時30分頃に、消化の良いエネルギーゼリーやバナナ、カステラなどを追加補給する方法です。これにより、グリコーゲン(糖質エネルギー)を充填しつつ、胃腸への負担を最小限に抑えた状態でスタートラインに立つことができます。
1月中旬の寒さ対策として、ウェアリング(服装)にも注意が必要です。スタート時の気温が10度前後であれば、半袖Tシャツにアームウォーマー、あるいは薄手の長袖Tシャツで十分ですが、待機時間は急激に体温が奪われます。使い捨てのビニールポンチョや、古くなって捨てても良いアウターを着用し、スタート直前まで保温に努めることがパフォーマンス維持の秘訣です。
荷物管理についても確認しておきましょう。本大会では貴重品預かり(A4封筒サイズ、有料100円程度)と更衣テントが用意されますが、大規模大会のような充実したクロークサービスとは異なります。着替えなどの大きな荷物は更衣テント内の棚や、自身のレジャーシート上で自己管理することになります。盗難リスクを避けるため、高価な財布や時計は持参せず、必要最低限の現金とスマートフォンのみをランニングポーチに入れて走るスタイルが安全です。
周回コースの特性上、応援者は移動することなく、何度も家族や友人のランナーに声をかけることができます。メイン会場となるスポーツハウス付近やコース上の芝生広場などは観戦に絶好のポイントです。応援に来る家族には、レジャーシートと防寒具を持って、芝生広場でピクニック気分で応援するスタイルをおすすめします。
レース後におすすめの温浴施設
マラソンを走り終えた直後、ランナーが最も渇望するのは温かいお風呂です。大泉緑地周辺において、ランナーの聖地とも言える存在が、新金岡駅から徒歩圏内にあるスーパー銭湯「蔵前温泉 さらさのゆ」です。
この施設は単なる銭湯ではなく、地下深くから湧き出る天然温泉を楽しめる本格的な温浴施設となっています。泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物温泉で、筋肉痛や関節痛への効能が期待できるため、酷使した脚を癒やすには最適です。高濃度炭酸泉や、オートロウリュ機能付きのサウナも完備されており、温冷交代浴による疲労物質の除去を促進できます。
ただし、大会当日は多くのランナーがこの施設に殺到することが予想されます。脱衣所や洗い場が混雑することを前提に、時間をずらす工夫が必要です。例えば、レース後すぐに食事をしてから入浴する、あるいは早めに切り上げるといった対策が考えられます。
混雑を避けたい方には、地下鉄で移動して長居公園近くの「いりふね温泉」を利用するという選択肢もあります。いりふね温泉は「ランナーズ銭湯」として荷物預かりサービスなども行っており、ランナーフレンドリーな雰囲気が魅力です。
レース後のグルメスポット
レース後の空腹を満たすグルメスポットとして見逃せないのが、大泉緑地の敷地内にあるカフェ「The Parkside -Nanbu Fruit & Veggie Marche-」です。このカフェは、堺市の南部青果市場がプロデュースしており、市場直送の新鮮な野菜やフルーツをふんだんに使ったメニューが特徴となっています。
ランナーにおすすめなのは、「もりもり野菜のサラダプレート」や、タンパク質もしっかり摂れる「ローストビーフプレート」です。ビタミンやミネラルが豊富な食事は、レースで酸化した身体のリカバリーを助けます。頑張った自分へのご褒美として、旬のフルーツを使った「季節のパフェ」や、濃厚なソフトクリームをオーダーするのも良いでしょう。おしゃれな店内やテラス席は、完走の余韻に浸りながらSNS用の写真を撮るのにも絶好のロケーションです。
炭水化物を欲するランナーには、新金岡駅から中百舌鳥(なかもず)にかけてのラーメン激戦区がおすすめです。国道沿いにある「ラーメン魁力屋 堺新金岡店」では、背脂醤油ラーメンのコクとキレが、塩分を失った身体に染み渡ります。中百舌鳥エリアには「天日塩らーめん べらしお」や「麺屋 もず」など、評価の高い名店が点在しています。地下鉄で一駅移動するだけで、食の選択肢は無限に広がります。
二次エントリー締切までにすべきこと
2025年12月22日の二次エントリー締切まで、残された時間は限られています。年末の喧騒の中で容易に忘れ去られてしまう日付ですが、ここでエントリーを完了させるかどうかで、2026年のスタートダッシュが決まると言っても過言ではありません。
エントリーを検討されている方は、この記事を読んだその瞬間にRUNNETへアクセスし、申込手続きを開始することをおすすめします。「明日やればいい」と先延ばしにしていると、人気種目は定員に達して締め切られる可能性があります。特にハーフマラソンの部は毎年人気が高いため、早めの行動が肝心です。
万が一RUNNETで希望の種目が締め切られていた場合でも、郵便振替という別ルートが残されている可能性があります。諦めずに大会事務局へ問い合わせてみることで、参加への道が開けるかもしれません。
第42回大阪新春マラソン大会は、華やかなメジャー大会ではありません。しかし、そこには走ることの原点とも言える純粋な喜びと、手作りならではの温かさがあります。寒空の下、白い息を吐きながら周回コースを駆け抜け、ゴリラ像に見守られながらゴールする。そしてレース後は温泉と美味しい食事で身体を労る。これ以上ないほど充実した日曜日の過ごし方が、2026年1月18日の大泉緑地には待っています。新年最初のレースとして、あなたもこの大会に参加してみてはいかがでしょうか。








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