【2025年最新】昭和記念公園ジョギングコースの料金・時間・イベント情報まとめ

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昭和記念公園は、東京都立川市と昭島市にまたがる約180ヘクタールの広大な国営公園で、都心からアクセスしやすく、豊かな自然に囲まれた理想的なジョギング環境を提供しています。戦後の立川基地跡地に建設されたこの公園は、四季折々の花々を楽しみながら走れる貴重なスポットとして、多くのランナーに愛されています。園内には日本陸上競技連盟公認の本格的なコースから初心者向けの平坦なコースまで、様々なレベルに対応したジョギングコースが整備されており、信号待ちのストレスなく集中してランニングに取り組めます。また、24時間利用可能な外周コースもあり、ライフスタイルに合わせた柔軟な利用が可能です。皇居ランに匹敵する走りやすさと自然環境を兼ね備えた昭和記念公園は、まさに東京西部のランナーにとっての聖地と言えるでしょう。

目次

Q1: 昭和記念公園のジョギングコースにはどんな種類がありますか?

昭和記念公園には、園内コース外周コースの大きく2つのタイプがあり、それぞれ異なる魅力と特徴を持っています。

園内コースは2019年に整備された3つの距離別コースがあります。まず「水のコース(2.5km)」は、水鳥の池を一周する平坦なルートで、アップダウンがなく初心者ランナーに最適です。ただし、休日は観光客が多いため、人通りを避けたい場合は平日の利用がおすすめです。次に「広場のコース(3.9km)」は、公園中央の「みんなの原っぱ」を中心に周回するコースで、路面が走りやすく、平坦を好むランナーには十分満足できる距離設定となっています。

最も挑戦的なのが「森のコース(5.6km)」で、「こもれびの丘」を含む約7mの高低差があるアップダウンの多いルートです。見た目は不整地のようですが、実際はアスファルト舗装されており安全性も確保されています。豊かな緑に囲まれ、人が少ないエリアのためリラックスして走れ、トレイルランのような体験も楽しめます。平坦なコースに飽きたランナーや坂道トレーニングを求める方には理想的です。

さらに、日本陸上競技連盟公認の「国営昭和記念公園30Kコース」もあります。これは1周5kmの本格的な公認コースで、箱根駅伝予選会の会場としても使用される格式高いルートです。公認審判員が常駐し、正確な距離が保証されているため、記録を重視するランナーには最適です。

一方、外周コースは公園と自衛隊立川駐屯地の外周を走る約7.2kmのルートです。24時間利用可能で街灯も完備されており、夜間や早朝のランニングにも対応しています。信号は1箇所のみで、非常にフラットな地形のため、Rペース走などの平均ペースを重視するトレーニングに適しています。木陰が豊富で夏でも走りやすく、補給用の自動販売機やコンビニも点在しているため、長距離ランニングにも便利です。

Q2: 昭和記念公園でジョギングする際の料金や利用時間はどうなっていますか?

昭和記念公園のジョギング利用には、園内コース外周コースで料金体系が異なります。

園内コースを利用する場合、入園料が必要です。1回券は450円、2日間券は500円、年間パスポートは4,500円となっています。頻繁に利用する方なら、年間パスポートが断然お得で、月1回以上の利用で元が取れる計算です。車でアクセスする場合は、別途駐車場料金840円がかかります。

開園時間は季節により変動し、3月、4月~9月、10月は9:30~17:0011月~2月は9:30~16:30となっています。4月~9月の土日祝日のみ18:00まで延長されます。特に「みどりの文化ゾーン」は8:30の早朝開園となっているため、朝活ランナーには嬉しいサービスです。

2025年の無料入園日として、5月11日(日)、7月26日(土)、9月15日(月・祝)※65歳以上限定、10月5日(日)、10月19日(日)が設定されています。これらの日を狙えば、入園料を節約できますが、駐車場料金は別途必要です。

一方、外周コース完全無料で24時間利用可能です。公園の閉園時間を気にすることなく、早朝や夜間のランニングも楽しめます。街灯が整備されているため安全性も確保されており、特に平日の夕方以降は信号待ちもなくなるため、ノンストップでのランニングが可能です。

休園日は年末年始(12月31日・1月1日)と1月の第3月曜日から金曜日のみで、悪天候時の臨時休園を除けばほぼ年中利用できます。コストパフォーマンスを重視するなら外周コース、自然環境と多様性を求めるなら園内コースと、目的に応じて使い分けることをおすすめします。

Q3: 昭和記念公園のジョギングコースは初心者でも安心して利用できますか?

昭和記念公園は、初心者ランナーにとって非常に安心して利用できる環境が整っています。特に園内コースは、信号や車両の通行が一切なく、ランニングに集中できるストレスフリーな環境です。

初心者に最もおすすめなのは「水のコース(2.5km)」です。水鳥の池を一周するこのコースは完全に平坦で、アップダウンによる負担がありません。距離も手頃で、ジョギングを始めたばかりの方でも無理なく完走できます。また、各コースには明確な標識と矢印があり、分岐点で迷う心配はほとんどありません。

「広場のコース(3.9km)」も初心者向けとして優秀で、みんなの原っぱを中心とした開放的な環境で走れます。路面が非常に走りやすく整備されており、アップダウンを求めないランナーなら、この周回コースだけで十分満足できる設計となっています。

安全面での配慮も充実しています。園内には公衆トイレ、自動販売機、売店、ベンチなどが適切に配置されており、水分補給や休憩がしやすい環境です。また、人通りが適度にあるため、万が一の怪我や体調不良の際にも助けを求めやすく、女性ランナーでも安心して利用できます。

路面状況も初心者には重要なポイントです。園内コースは主に舗装路ですが、森のコースの一部は不整地のような見た目ながら実際はアスファルト舗装されており、つまずきや転倒のリスクが最小限に抑えられています。

外周コースも初心者向けで、非常にフラットな地形のため、ペース配分に慣れていない初心者でも一定のリズムで走り続けやすいです。ただし、夜間や早朝の利用時は、特に西側エリアで人通りが少なくなるため、明るい時間帯での利用から始めることをおすすめします。

さらに、Park Fitnessプログラムでは、地元の先生やボランティアによるランニング基礎トレーニングも定期的に開催されており、正しいフォームや呼吸法を学びたい初心者には最適な機会となっています。

Q4: 昭和記念公園でジョギング後の着替えやシャワーはどこで利用できますか?

昭和記念公園内にはランナー専用の更衣室やシャワー施設がないのが現状です。夏季にはレインボープールの更衣室が利用できますが、別途入場料2,500円がかかるため、ランニングステーションとしては現実的ではありません。

そこで多くのランナーが活用しているのが、公園周辺の銭湯をランニングステーション(ランステ)として利用する方法です。特におすすめの3つの施設をご紹介します。

「富士見湯」は、JR青梅線「東中神」駅から徒歩5分に位置し、荷物の一時預かりサービスが利用できます。公園に最も近い立地で、ランニング後に銭湯のロッカーに荷物を預け、手ぶらでランニングを楽しめる理想的な環境です。営業時間は午後12時~翌朝9時と長時間営業で、月曜休業(祝日の場合は翌日)となっています。

「立川湯屋敷 梅の湯」は、立川市高松町にあり、スタート地点から約1kmとウォーミングアップに丁度良い距離です。交通系電子マネーが使用可能で、レンタルタオルセット(200円)も完備されているため、手ぶらでの利用も可能です。特に魅力的なのは、約1万冊の漫画が備え付けられた広々とした休憩スペースで、ランニング後にゆっくりリラックスできます。生ビール(400円)の提供もあり、ランニング後の一杯を楽しむランナーにも人気です。営業時間は15:00から0:00までです。

「高砂湯」は立川駅南口から徒歩約6分で、アクセスの良さが魅力です。営業時間は15:00から22:00まで、木曜日が定休日となっています。

利用時の注意点として、多くの銭湯が15:00からの営業であるため、朝から公園内でロングランを行う場合は、銭湯の利用時間と公園の閉園時間を考慮する必要があります。特に冬季は公園が16:30に閉園するため、タイムスケジュールの調整が重要です。

これらの銭湯を活用することで、昭和記念公園でのジョギングがより快適で充実したものになります。ランニング後の温かいお風呂は疲労回復にも効果的で、地元の人々との交流の場としても楽しめるでしょう。

Q5: 昭和記念公園で開催されるマラソンイベントにはどんなものがありますか?

昭和記念公園では、年間を通して多彩なマラソンイベントが開催されており、初心者からベテランランナーまで楽しめる大会が揃っています。

「マラソンフェスティバル in 国営昭和記念公園 2025」は、2025年1月18日(土)に開催される日本陸連公認コースを利用する公認大会です。30km、ハーフマラソン、10km、5kmの4種目が用意され、総定員2,300名の大規模イベントです。参加費は30kmが5,400円、ハーフマラソンが4,900円、10kmが4,400円、5kmが3,900円で、入園料も含まれているため追加料金の心配がありません。

この大会の特徴は、5kmごとの計測により途中経過をリアルタイムで確認可能な点と、世界陸上元日本代表選手によるストレッチが実施される点です。コース上2.5kmごとのエイドサービスや充実した給水、ペースメーカーの設定など、サポート体制も万全で、過去の参加者からは「運営が安定しており、スタートの混雑も少ないため走ることに集中できる」と高評価を得ています。

「立川ランニングフェスタ in 国営昭和記念公園 2025」は、2025年2月22日(土)に開催される、より多様な種目が楽しめる大会です。親子ペアマラソン(2km)、ミニマラソン(2km)、5km、10km、ハーフマラソン、30km、ハーフリレーマラソン(21.0975km)と、幅広い年齢層が参加できる種目設定が魅力です。

参加費は親子ペアマラソン3,980円からハーフリレーマラソン(チーム)1人4,500円まで、種目により設定されています。ICタグによる自動計測システムや、5km毎のラップ入り完走証、年代別表彰(40代以上は10歳刻み)など、充実したサービスが提供されます。2024年の参加者レビューでは、「コースにアップダウンがあり練習に良い」「ペースランナーがいて自己ベストが出せた」といった声が聞かれました。

さらに、Park Fitness(パークフィットネス)という定期プログラムも開催されています。これは誰もが気軽に楽しく健康づくりができる環境を目指したもので、地元の先生やボランティアの協力により、ランニング基礎トレーニングやパークヨガなどが実施されています。一部有料・予約制のプログラムもありますが、ランニング技術の向上や仲間づくりには最適な機会です。

これらのイベントは、単なる競技としてのランニングだけでなく、コミュニティ形成や健康増進の場としても機能しており、昭和記念公園がランナーにとって特別な場所である理由の一つとなっています。

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