武蔵野の森公園は、調布飛行場に隣接する東京都立公園で、飛行機の離着陸を間近に眺めながらジョギングができる都内屈指のランニングスポットです。約1.1キロメートルの周回コースを中心に、調布飛行場沿いのプロムナードや周辺エリアを組み合わせた多彩なコース設定が可能で、初心者から上級者まで幅広いランナーに親しまれています。本記事では、武蔵野の森公園のジョギングコースの詳細から調布飛行場の歴史、四季の魅力、アクセス方法まで、この公園でのランニングを最大限に楽しむための情報をお届けします。

武蔵野の森公園とは?調布飛行場に隣接する都立公園の概要
武蔵野の森公園は、東京都府中市、調布市、三鷹市の3市にまたがる都立公園で、2000年(平成12年)4月1日に開園しました。総面積は約38.5ヘクタールという広大な敷地を誇り、調布飛行場を挟んで北地区と南地区に分かれています。それぞれのエリアが異なる特色を持っており、ランナーにとっては変化に富んだコースを楽しめる環境が整っています。
公園の前身は、1941年(昭和16年)に開港した東京調布飛行場の跡地です。戦後、飛行場の一部が返還され、都市公園として整備されました。現在も調布飛行場は都営空港として運用されており、公園と飛行場が隣り合うという東京都内では珍しい景観が生まれています。所在地は東京都府中市朝日町3-5-12で、公園は常時開園しています。管理は東京都建設局が行っており、武蔵野の森公園サービスセンターが日常的な管理運営を担当しています。
武蔵野の森公園のジョギングコースの特徴と詳細
武蔵野の森公園のジョギングコースは、北地区を中心とした約1.1キロメートルの周回コースが基本です。路面はアスファルトと石畳で構成されており、高低差は5メートルから6メートル程度のゆるやかなアップダウンがあります。平坦すぎず急すぎない適度な負荷がかかるため、初心者からベテランランナーまで快適に走ることができます。
このコースの大きな特徴は、信号が一切ないことです。公園内を周回するコースであるため、車やバイクの心配もなく、信号待ちでペースを乱されることもありません。自分のペースで集中して走り続けることができるのは、公園ランニングならではのメリットといえます。
夜間のランニングにも対応しており、コース沿いには大きな街灯が多数設置されています。見通しも良いため、仕事帰りの夜ランにも安心して利用できます。街灯に照らされた木々の間を走る独特の雰囲気は、夜のランニングならではの楽しみです。
園内にはトイレが各所に設置されており、自動販売機もあるため水分補給にも困りません。着替えやシャワーについては、近隣のミズノスポーツラウンジが夜間に限り利用可能で、仕事帰りのランナーにとって大変便利な環境が整っています。正門から飛行場に沿うように遊びの広場へとつづく散策路も、散歩やランニングに適した平坦で舗装された道となっています。
調布飛行場を一望できるプロムナードの楽しみ方
北地区と南地区を結ぶ約1.3キロメートルのプロムナードは、武蔵野の森公園のシンボル的な存在です。調布飛行場の滑走路に沿うように延びるこの散策路は、舗装された平坦な道で、ジョギングに非常に適しています。
プロムナードを走る最大の魅力は、すぐ横で飛行機が離着陸する様子を間近に目撃できることです。小型プロペラ機が滑走路を走り、離陸していく光景は迫力満点で、非日常的な体験を味わえます。飛行機好きのランナーにとっては、このプロムナードこそが武蔵野の森公園で走る最大の理由といえるでしょう。
プロムナードの通行時間は午前9時から午後4時30分までと制限されています。これは調布飛行場の運用に関連した安全措置であるため、訪問の際には時間帯を確認しておく必要があります。基本の周回コース(約1.1キロメートル)にプロムナード(約1.3キロメートル)を組み合わせることで、より長い距離を走ることも可能です。
飛田給発着の5キロメートル周回コースで楽しむジョギング
武蔵野の森公園内の周回コースだけでなく、周辺エリアを含めたより長いコースも人気です。特に注目されているのが、京王線飛田給駅を起点とした約5キロメートルの周回コースです。
このコースは、飛田給駅をスタートし、味の素スタジアムの周囲を走り、武蔵野の森公園の北地区を経由して、調布飛行場沿いのプロムナードを走り、再び飛田給駅に戻るというルートです。約5キロメートルという距離は初心者が最初に目指すべき距離とされており、適度な挑戦感があります。
このコースの大きな魅力は、走る場所ごとに異なる景色を楽しめる点にあります。スタジアム周辺の開放的な景観、公園内の緑豊かな自然、そして調布飛行場の飛行機の眺めと、変化に富んだ風景が続くため、飽きることなく5キロメートルを走り切ることができます。
武蔵野の森公園北地区の見どころとランニングスポット
北地区は、西武多摩川線の多磨駅から徒歩約5分という好立地にあり、公園の主要な施設や見どころが集中しています。ジョギングコースの中心もこのエリアに位置しており、ランナーにとって最も利用しやすいエリアです。
大芝生広場は、北地区の中心に位置する見晴らしの良い円形の広場です。テントやタープを張ってピクニックを楽しんだり、ボール遊びや凧揚げをしたり、犬を連れて散歩したりと、訪れる人々が思い思いに過ごしています。屋根付きの休憩所も完備されており、ランニングの合間に休憩をとるのにも便利です。ランニングクラブの練習会にも利用されており、動作トレーニングの場としても適しています。
ふるさとの丘は、全国47都道府県の石が配置された人工の丘です。丘の上からは調布飛行場の滑走路が一望でき、離着陸する飛行機を真横から眺めることができます。晴天の日には富士山を望むことができ、空気が澄んだ日には新宿副都心の高層ビル群まで見渡せる絶景スポットです。ジョギングの途中に立ち寄り、景色を楽しみながら一息つくのもおすすめです。
修景池は、北地区にある静かな水辺のエリアです。カルガモなどの水鳥が飛来し、自然観察を楽しむことができます。池の周囲は散策路が整備されており、ランニングコースの一部としても利用できます。なお、修景池では水遊びはできませんが、池の水は災害時に生活用水として利用できるよう設計されています。
花とコニファー園は、季節ごとに異なる花々やコニファー(針葉樹)を楽しめる植栽エリアです。ランニングの際に目に入る緑や花々は、走る楽しさをいっそう引き立ててくれます。遊びの広場には幼児用遊具や健康遊具が設置されており、健康遊具はストレッチや筋力トレーニングに活用できるため、ランニング前後のウォーミングアップやクールダウンに最適です。
のびのび親子館はサービスセンター内に設けられた未就学児と保護者を対象にした施設で、大型遊具が置かれた広いプレイスペースで子どもを遊ばせることができます。0歳から2歳児限定のスペースも確保されており、授乳室も完備しています。子連れでランニングに訪れた保護者にとっては大変ありがたい施設です。
武蔵野の森公園南地区の特徴と周辺公園への接続
南地区は、京王線西調布駅から徒歩約15分の場所に位置しています。展望の丘や展望台があり、調布飛行場と周囲の景観を高い位置から楽しむことができます。築山や遊具広場も整備されており、北地区とは異なる雰囲気の中で散策やランニングを楽しめるエリアです。
南地区の大きな魅力は、野川公園や武蔵野公園へのアクセスの良さです。足を延ばして周辺の公園と合わせたロングコースを設定することが可能で、特に飛田給駅から野川公園、武蔵野公園を経由するコースは、自然豊かな武蔵野の景観を存分に楽しめるルートとして人気があります。武蔵野の森公園だけでは距離が物足りないと感じる中上級者にとって、この周辺公園との連携は大きなメリットです。
調布飛行場の歴史と掩体壕 ── ジョギングで巡る戦争遺跡
調布飛行場は、東京都調布市に所在し、一部が三鷹市と府中市にまたがる都営飛行場です。その歴史は戦前にさかのぼります。1938年(昭和13年)11月に陸軍次官と内務次官から東京府知事に対して飛行場建設への協力が申し入れられ、翌1939年(昭和14年)1月16日に「東京調布飛行場」の建設が正式に告示されました。建設工事は周辺の調布町、三鷹町、多磨町にまたがる広大な土地で進められ、1941年(昭和16年)4月30日に竣工式が行われました。同年12月の太平洋戦争開戦後は、陸軍の軍用飛行場として本格的に運用が開始されました。
太平洋戦争中、調布飛行場は首都防空の要として重要な役割を担いました。陸軍の戦闘機部隊が配備され、「飛燕」や「隼」といった戦闘機が配置されました。戦局が悪化した1944年頃からは、航空機を敵の空襲から守るため、飛行場周辺に約60基の掩体壕が建設されました。掩体壕とは、コンクリートや土を用いて造られた航空機用の格納庫で、爆撃から機体を守るための施設です。
終戦後、飛行場はアメリカ軍に接収され、日米共同使用の時期を経て、1973年(昭和48年)3月に全面返還されました。その後、1992年(平成4年)7月に国から東京都に管理・運営が引き継がれ、現在の都営空港としての運用が始まりました。
武蔵野の森公園内に残る掩体壕「大沢1号」「大沢2号」
武蔵野の森公園の北地区には、太平洋戦争中に建設された掩体壕が2基保存されています。「大沢1号」「大沢2号」と名付けられたこれらの掩体壕は、鉄筋コンクリートで造られたかまぼこ型の構造物で、80年以上の歳月を経た現在でもほぼ原形をとどめています。内部には戦闘機1機が格納できるスペースがあり、当時の航空技術や戦争の緊迫した状況をうかがい知ることができます。
かつて調布飛行場の周辺には約60基の掩体壕が建設されましたが、戦後の都市開発により多くが取り壊されました。現在、周辺に残存する掩体壕は4基のみで、そのうち2基が武蔵野の森公園内、残りの2基が府中市内(白糸台掩体壕を含む)に保存されています。公園内の掩体壕は復元整備され一般に公開されており、案内板も設置されています。ジョギングの前後にぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。掩体壕は「平和の語り部」として、戦争の悲惨さと平和の大切さを後世に伝える役割を果たしています。
公園内では調布飛行場の歴史や戦争遺跡について学ぶイベントが開催されることもあります。掩体壕の見学と合わせて、地域の歴史に触れる機会として活用したいところです。
調布飛行場の現在 ── 新中央航空と伊豆諸島への空の旅
現在の調布飛行場は、東京都本土と伊豆諸島を結ぶ空の玄関口として機能しています。滑走路は全長800メートル、幅30メートルの小型プロペラ機専用の滑走路を備えています。
就航路線は、新中央航空が運航するドルニエ228型機によるコミューター路線です。ドルニエ228型機は、ドイツのドルニエ社が開発した19人乗りの小型双発ターボプロップ機で、短い滑走距離での離着陸が可能という特徴を持ちます。調布飛行場の800メートルという比較的短い滑走路でも安全に運航できる機体です。低翼単葉の機体は独特のフォルムをしており、武蔵野の森公園のふるさとの丘や展望の丘からはこの小さな飛行機が離着陸する姿を間近に見ることができます。飛行機の発着は比較的頻繁に行われており、ジョギングの最中に目撃する機会も多いです。
各路線のフライト時間は以下のとおりです。
| 路線 | 所要時間 |
|---|---|
| 調布 → 大島 | 約25分 |
| 調布 → 新島 | 約35分〜40分 |
| 調布 → 神津島 | 約40分〜45分 |
| 調布 → 三宅島 | 約50分 |
いずれの路線も船便と比較して大幅な時間短縮が可能で、伊豆諸島への日帰り旅行も現実的な選択肢です。武蔵野の森公園でジョギングをしながら小型プロペラ機の離着陸を眺めていると、ふと伊豆諸島への旅行を思い立つこともあるでしょう。ランニングの後、調布飛行場から飛行機に乗って島旅へ出かけるという贅沢な休日の過ごし方も、ここならではの楽しみです。調布飛行場は、伊豆諸島への旅行だけでなく遊覧飛行や航空関連のイベントなどでも利用されることがあり、飛行場の存在が公園に独特の開放感と非日常感を与えています。
四季折々の自然を楽しむ武蔵野の森公園ジョギング
武蔵野の森公園は、武蔵野の雑木林の面影を残す豊かな自然に恵まれています。園内にはアカマツ、エノキ、カツラ、ケヤキ、クスノキ、コナラ、シラカシ、ハナミズキなど多様な樹木が植栽されており、四季折々の表情を見せてくれます。
春には桜が美しく咲き誇り、お花見スポットとしても人気があります。公園ではさくらマップも配布されており、園内各所の桜の名所を巡りながらジョギングを楽しむことができます。飛行機と桜のコラボレーションという、ここでしか見られない光景に出会えるのも大きな魅力です。
夏は木々の緑が生い茂り、木陰のある散策路は暑い日でも比較的涼しく走ることができます。大芝生広場では夏の空を背景に凧揚げやフリスビーを楽しむ人々の姿が見られ、活気に満ちた雰囲気が漂います。
秋は紅葉の季節です。ケヤキやコナラなどの落葉樹が色づき、美しい紅葉のトンネルの中を走ることができます。秋の澄んだ空気の中でのランニングは格別で、富士山が最もきれいに見える季節でもあります。
冬は落葉した木々の間から差し込む陽光が温かく、空気の透明度が高いため、ふるさとの丘からの眺望が最も良くなる時期です。冬晴れの日には、飛行場の向こうに富士山の雪化粧した姿がくっきりと見え、走りながら絶景を楽しめます。
修景池にはカルガモをはじめとする水鳥が飛来し、バードウォッチングも楽しめます。公園では野鳥観察会などのイベントも開催されており、ランニングだけでなく自然観察の場としても優れた環境が整っています。
武蔵野の森公園へのアクセス方法と駐車場情報
武蔵野の森公園へのアクセスは、電車とバスの両方が利用できます。北地区と南地区で最寄り駅が異なるため、目的に応じてアクセス方法を選ぶのがおすすめです。
電車でのアクセスについて、北地区の最寄り駅は西武多摩川線の多磨駅で、駅から徒歩約5分という近さです。西武多摩川線はJR中央線の武蔵境駅から乗り換えが可能です。南地区の最寄り駅は京王線の西調布駅で、徒歩約15分です。京王線の飛田給駅からも武蔵野の森総合スポーツプラザを経由してアクセスが可能で、徒歩約10分から15分程度となっています。
バスでのアクセスについて、北地区へはJR中央線三鷹駅南口から小田急バスの朝日町行きまたは車返団地行きに乗車し、「野水一丁目」で下車すると徒歩約2分です。南地区へはJR中央線武蔵境駅南口または京王線調布駅北口から小田急バスに乗車し、「大沢コミュニティーセンター」で下車すると徒歩約5分です。
駐車場は有料で利用可能です。料金体系と各アクセス方法の詳細は以下のとおりです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 北地区最寄り駅 | 西武多摩川線 多磨駅(徒歩約5分) |
| 南地区最寄り駅 | 京王線 西調布駅(徒歩約15分) |
| バス(北地区) | 三鷹駅南口→「野水一丁目」下車(徒歩約2分) |
| バス(南地区) | 武蔵境駅南口または調布駅北口→「大沢コミュニティーセンター」下車(徒歩約5分) |
| 駐車場料金 | 1時間300円、以後20分ごとに100円、12時間最大1,200円 |
週末やイベント開催時には駐車場の混雑が予想されるため、公共交通機関の利用が推奨されます。
ランニング初心者のための武蔵野の森公園活用ガイド
武蔵野の森公園は、ランニング初心者にとっても走りやすい環境が整っています。約1.1キロメートルの周回コースは短すぎず長すぎない距離で、まずは1周から始めて徐々に周回数を増やしていくのがおすすめです。
ペースについては、初心者の方は1キロメートルを8分から10分程度のゆっくりとしたペースで走ることが推奨されます。走っている最中に会話ができるくらいのスピードがちょうど良いとされており、無理にスピードを上げる必要はありません。
フォームについては、胴体をまっすぐに保ち、肩の力を抜いて、腕を前後に自然に振ることを意識します。視線はやや前方に向け、着地は足の裏全体で行うようにすると膝への負担が軽減されます。
ウォーミングアップは走る前に必ず行うべきです。ストレッチや軽いウォーキングを行うことで、靭帯や腱の損傷、筋肉痛の予防につながります。公園内の遊びの広場に設置された健康遊具を活用してストレッチを行うのも効果的です。
水分補給も忘れてはなりません。園内には自動販売機が設置されているので、走る前に飲み物を購入しておくと安心です。特に夏場はこまめな水分補給が必要で、走る前、走っている最中、走った後にそれぞれ水分を摂ることが大切です。
走る時間帯については、公園は常時開園しているため朝でも昼でも夜でも走ることができます。ただし、プロムナードの通行は午前9時から午後4時30分までに限られているため、プロムナードを含むコースを走りたい場合はこの時間帯を意識する必要があります。夜間は街灯が整備されているため比較的安心ですが、暗い時間帯にはリフレクター(反射材)を身に着けるなどの安全対策も講じたいところです。
音楽やポッドキャストを聴きながら走るのもモチベーション維持に効果的ですが、公園内では自転車や他の利用者もいるため、周囲の音が聞こえる程度の音量にとどめるか、片耳のみイヤホンを装着するなどの配慮が望ましいです。
武蔵野の森公園ジョギング時のマナーと注意点
武蔵野の森公園でジョギングを楽しむ際には、いくつかのマナーと注意点を守ることが大切です。
他の利用者への配慮として、公園内には散歩をする人、子ども連れの家族、犬を散歩させている人など、さまざまな利用者がいます。ランナーが歩行者を追い越す際には前後を確認し、十分な間隔を空けて通過するようにします。声をかけてから追い越すのも有効な方法です。特に小さな子どもやお年寄りの近くでは速度を落とし、安全に配慮することが求められます。
自転車との共存にも注意が必要です。公園内の散策路は自転車も通行する場合があり、背後から近づく自転車に気づかないこともあります。イヤホンで音楽を聴いている場合は特に注意が必要で、周囲の音が聞こえる音量を維持するか、骨伝導イヤホンの使用を検討するとよいでしょう。
犬の散歩をしている方とすれ違う際にはやや距離を置いて通過すると、お互いに安心です。都立公園のルールとして犬はリードの装着が必須となっており、フンの持ち帰りも基本的なマナーです。
プロムナードの通行時間制限(午前9時から午後4時30分まで)は厳守する必要があります。調布飛行場の安全運用に関わるルールであり、時間外の通行は控えなければなりません。ゴミの持ち帰りも基本的なマナーで、ペットボトルや使い捨てのジェル類のパッケージなどは必ず持ち帰るか、設置されているゴミ箱に適切に分別して捨てるようにします。大芝生広場でのストレッチやトレーニングの際には、周囲のスペースを占有しすぎないよう配慮することも大切です。特に休日は多くの利用者がいるため、譲り合いの精神で気持ちよく公園を利用したいものです。
周辺施設を活用した武蔵野の森公園でのランニングライフ
武蔵野の森公園の周辺には、ランニングと組み合わせて楽しめる施設が数多く存在します。
味の素スタジアム(東京スタジアム)は、公園の東側にスタジアム通りを挟んで隣接しています。Jリーグの試合やコンサートなどの大規模イベントが開催される施設で、イベント開催日には公園周辺も賑わいを見せます。スタジアム周辺を含めたランニングコースを設定することも可能です。
武蔵野の森総合スポーツプラザ(京王アリーナTOKYO)は、公園に隣接する大規模スポーツ施設です。バスケットボールやバレーボールなどの大会が開催されるほか、トレーニングジムなどの施設が一般に開放されています。ランニングだけでなく筋力トレーニングや室内での有酸素運動と組み合わせた総合的なトレーニングプランを組むことも可能です。ランニングとスポーツ観戦を組み合わせた1日を過ごすという楽しみ方もあります。
公園内にはテニスコート、野球場、ソフトボール場、サッカー場、ラグビー場が整備されており、事前予約制で利用可能です。ランニングの前後にチームスポーツを楽しむといった活用もできます。近隣の東京外国語大学も公園の近くに位置しており、キャンパスの落ち着いた雰囲気がエリア全体の知的な空気を醸し出しています。
野川公園と武蔵野公園は、武蔵野の森公園から足を延ばして訪れることができる都立公園です。野川に沿った緑豊かなエリアが広がっており、合わせて走ることでより長い距離のランニングコースを設定できます。
武蔵野の森公園で開催されるイベント情報
武蔵野の森公園では、年間を通じてさまざまなイベントが開催されています。野鳥観察会では、園内に飛来する野鳥を専門家の解説付きで観察することができます。ハロウィンウォーキングは仮装をしながら公園内を歩くイベントで、子どもから大人まで楽しめます。キッズ防災フェスタは防災をテーマにした体験型イベントで、地域の防災意識を高める取り組みの一環として実施されています。
調布飛行場の歴史や戦争遺跡を学ぶ歴史ウォーキングイベントも開催されることがあります。掩体壕の見学と合わせて専門家による解説を聞きながら公園内を巡るこのイベントは、走るだけでは気づかない公園の奥深さを知る機会です。公園はランニングイベントの会場としても活用されており、地域のマラソン大会や駅伝大会が開催されることもあります。こうしたイベントに参加することで、普段のジョギングとは異なる刺激を得ることができ、ランニングのモチベーション向上にもつながるでしょう。
武蔵野の森公園の基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名称 | 都立武蔵野の森公園 |
| 所在地 | 東京都府中市朝日町3丁目、調布市西町、三鷹市大沢5丁目・6丁目 |
| 開園日 | 2000年(平成12年)4月1日 |
| 面積 | 約38.5ヘクタール |
| 開園時間 | 常時開園(プロムナードは9時〜16時30分) |
| ジョギングコース | 北地区周回 約1.1km、プロムナード 約1.3km |
| 駐車場 | 有料(1時間300円、以後20分ごとに100円、12時間最大1,200円) |
| 最寄り駅 | 多磨駅(北地区・徒歩約5分)、西調布駅(南地区・徒歩約15分) |
武蔵野の森公園でのジョギングは、単なる運動を超えた体験を提供してくれます。飛行機と自然と歴史が融合したこの空間で、あなただけのお気に入りのランニングコースを見つけてみてはいかがでしょうか。初めて訪れる方は、まず北地区の周回コースを1周してみることをおすすめします。そこから大芝生広場で一息つき、ふるさとの丘に登って調布飛行場を眺め、掩体壕に立ち寄って歴史に思いを馳せてみてください。何度訪れても新しい発見がある、そんな奥深さがこの公園にはあります。








