雨の日でも快適にランニングを続けたい方には、全国各地にある屋内ジョギングコースやスポーツ施設の活用がおすすめです。北海道から九州まで、天候に左右されず走れる施設は数多く存在しており、体育館内のランニングコースやスタジアムの回廊を利用したコースなど、様々なタイプの施設が整備されています。本記事では、全国の屋内ランニング施設を地域別に詳しく紹介するとともに、屋内施設が近くにない場合の代替トレーニング方法についても解説していきます。
ランニングやジョギングを習慣としている方にとって、雨の日は非常に悩ましい存在といえます。せっかくトレーニングを継続していても、天候によって走れなくなってしまうのはもどかしいものです。特にマラソン大会が近づいている時期や、ダイエット目的で毎日走っている方にとって、雨だからといって休んでばかりはいられません。そこで注目したいのが、全国各地に点在する屋内ジョギングコースや雨でも濡れずに走れるスポーツ施設です。

北海道エリアの屋内ランニング施設は充実度が高い
北海道は冬場の積雪により屋外でのランニングが困難になる期間が長いため、屋内ランニング施設が非常に充実しています。特に札幌市内には複数の施設があり、冬でも快適にトレーニングを続けることができる環境が整っています。
つどーむは北海道最大級の屋内ランニング施設
北海道でランナーに最も人気のある屋内施設といえば、札幌市東区にある「つどーむ」です。積雪時期になると大勢のランナーが集まる理由は、室内に400mのランニングトラックが設けられているからです。つどーむのランニングコースの最大の特徴は、クッション性のある床を採用していることにあります。長時間走っても足への負担が軽減されるため、多くのランナーから支持を集めています。天候や積雪状況に関わらずトレーニングが可能で、外が走れない冬場に多くのランナーが訪れています。
利用料金は一般が390円、高校生は230円となっています。アクセスは地下鉄東豊線・栄町駅から徒歩約10分と便利な立地です。ただし、週末はかなり混み合うことが多く、時間帯によってはスピード練習専用になる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
札幌ドームは冬季限定で屋内最長コースを開放
札幌ドームでは冬季間限定でランニングコースが開放されています。1周716mあり、札幌市内の屋内施設では最長のランニングコースとなっています。暖房も完備されているので、真冬でもTシャツやハーフパンツなど薄着の恰好で走ることができます。利用時間は18時から21時(受付時間17時45分から20時)となっています。夜間のみの開放ですが、仕事帰りのランナーには最適な時間帯といえるでしょう。
真駒内セキスイハイムアリーナは無料で利用可能
真駒内セキスイハイムアリーナには、1周330mのランニングコースがあります。こちらも暖房完備で、Tシャツやハーフパンツなど薄着で走れます。利用時間は9時から21時(1回2時間まで)で、料金は無料です。ランニング利用時は駐車場も無料となるため、車でアクセスする方にも便利な施設といえます。さらに3階にも250mのランニングコースがあり、混雑時には使い分けることができます。ただし、更衣室が受付近くの1つのみで男女兼用という点には注意が必要です。また、冬は平日の17時以降に混雑して入場待ちになることがあります。
月寒体育館は総合的なトレーニングが可能
月寒体育館の2階には1周314mのランニングコースがあります。アイスアリーナの床はクッション性があり、円形で走りやすいのが特徴です。利用料金は1回630円とやや高めですが、ウェイトトレーニング室も併設されているので、トレーニングのバリエーションを増やすことができます。
東北エリアの屋内ランニング施設
東北地方の中心都市である仙台市にも、屋内でランニングができる施設があります。仙台市内の体育館やトレーニングルームは中学生以上の方が利用可能で、利用には講習会の受講が必要です。講習会は予約制で、施設により講習内容等が異なります。
元気フィールド仙台(仙台市宮城野区)では、健康維持・増進のサポートとして「ランニング&ウォーキング ステーション」を開設しています。仙台市泉総合運動場には、25メートルプールや幼児用プールに加え、トレーニング室や体育館も併設されており、総合的なスポーツ施設として利用できます。地下鉄南北線の泉中央駅から徒歩約20分で、敷地内に駐車場も完備されています。
宮城県には、宮城野原公園総合運動場、宮城県総合運動公園(グランディ・21)、宮城県第二総合運動場(武道館・弓道場・クライミングウォール)などの県有スポーツ施設もあり、冬季の屋内ランニングに活用できる可能性があります。詳細は各施設に直接確認することをおすすめします。
福島県にあるあづま総合運動公園には室内のランニングコースがあり、天候に関係なく自分のペースでランニングやウォーキングをすることができます。コースは1周242mで、セットしたスピードに合わせて床のランプが点滅するペースメーカーも設置されています。この機能により、自分のペースを視覚的に確認しながら走ることができ、効率的なトレーニングが可能です。
関東エリアの屋内ランニング施設は選択肢が豊富
関東エリアには、体育館内の屋内ランニングコースから、スタジアムの回廊を利用したコースまで、様々なタイプの施設があります。
東京都内の屋内ランニングコース
赤羽体育館(東京都北区) は東京都北区にある体育館で、メインアリーナ上部に屋内ランニングコースが設置されています。コースは1周160mで、スポーツ用ビニール床を採用しています。天候に関わらずウォーキングやランニングが可能で、大会時のウォーミングアップ等にも利用できます。屋内ランニングコースのみの使用を希望する方は、トレーニングルーム当日券を購入します。利用当日、発券機にて利用券を購入後に受付に提示してください。発券機販売期間は午前8時45分から午後8時30分です。利用料金は一般(高校生以上)300円、65歳以上150円です。アクセスは東京メトロ南北線志茂駅(1番出口)から徒歩7分、JR赤羽駅(南口)から徒歩17分です。
中央区立総合スポーツセンター には1周約150mのランニングコースがあります。屋内コースでは珍しく料金は無料となっています。ただし、一部狭くなっている箇所があるため、利用時には注意が必要です。改修工事が行われる場合もあるため、事前に利用可能かどうか確認することをおすすめします。
目黒区立駒場体育館 には1周110m、幅1.3mのランニングコースがあります。料金は300円で、最寄りは京王井の頭線「駒場東大前駅」から徒歩5分くらいです。コンパクトな施設ですが、駅から近くアクセスしやすいのが魅力です。
東京体育館の陸上競技場 は、1周200m・直線100mの全天候型トラックです。定員は180人で、短距離走からジョギング、長距離走まで個人での利用ができます。営業時間は平日が9時から23時、土曜日が9時から22時、日曜日・祝日が9時から21時までとなっています。夜遅くまで利用できるため、仕事帰りのランナーにも便利です。スターティングブロックとハードルの貸出しも行っています。
港区スポーツセンター では、6階のアリーナ観覧席の後方を屋内ランニングコースとして開放しています。スパイクシューズ等での利用は不可で、ランニング・ウォーキング以外の目的での使用はできません。
屋根付き回廊コースは開放的な雰囲気が魅力
体育館内のコースとは別に、スタジアムの回廊を利用したランニングコースも雨の日には重宝します。屋根があるため雨に濡れず、開放的な雰囲気で走れるのが特徴です。
国立競技場の回廊コース は、2019年に竣工された国立競技場周辺の屋根ありの回廊を走る周回コースです。競技場周辺の敷地は通常は一般開放されており、都心部で数少ない「屋根あり」でランニングを楽しめる貴重な場所となっています。コースの距離は約866mで、内側・外側どちらを走るかによりますが、860mから870mくらいと考えておけば間違いありません。
注意点として、回廊コースと外周コースは公式にランニングコースとして認められているものではなく、公共の場所として一般市民に公開されている敷地です。歩行者優先はもちろんですが、競技場周辺は集団走は禁止されているため、少人数での利用がおすすめです。また、屋根ありの代償として回廊はGPSウォッチが利きにくいという欠点があります。回廊コース沿いにはトイレ・自動販売機が複数あるので重宝します。ランニング専用コースではないため、単独走であっても、歩行者に恐怖感を与えるようなスピード練習は避けた方がよいでしょう。
アクセスはJR総武線各駅停車 千駄ヶ谷駅・信濃町駅から徒歩5分、都営大江戸線 国立競技場(A2出口)から徒歩1分、東京メトロ銀座線 外苑前駅(3番出口)から徒歩9分です。国立競技場の施設内にはコインロッカーは無いようです。荷物を預けたい方は、駅構内のコインロッカーもしくは競技場すぐ近くのランステ「神宮外苑サマディクラブ」の利用がおすすめです。イベント開催時は当然たくさんの人で賑わいますので、利用する際は国立競技場の公式サイトにてイベント情報の事前確認がおすすめです。
日産スタジアムの回廊コース(横浜市) は横浜市にあるサッカースタジアムで、スタジアムの外郭が4階構造となっています。1階が駐車場やイベント時の搬入口、2階がスポーツ関連施設やスタジアム内入口、4階がスタジアムのスタンド入口となっています。1階、2階、4階すべてで周回できるようになっていて、イベント開催時以外であればランニングコースとして無料で利用することができます。1周940m(一部情報では921m)という程よい距離で、屋根あり、風も避けられる、アップダウンなし、道幅も広いコースです。
ただし、4階部分は周回して走ることはできますが、雨を避けられる屋根はなく、吹きさらしで風も強め、路面もタイル構造のため、ランニングコースとしてはあまりおすすめできません。雨の日は1階・2階の回廊がおすすめです。日産スタジアムの周りのコンコースの一部と、2階のリング通路には屋根があるため雨の時も濡れずに走ることが可能です。近くにある「XSPOT(クロスポット)」というシャワー施設・レストランは1回300円で利用できます。コインロッカー、シャワー、駐車場は有料で利用可能です。アクセスはJR横浜線 新横浜駅から徒歩15分、JR横浜線 小机駅から徒歩7分です。
新横浜公園には、スタジアムを回る1周940mコースのほか、草地広場や野球場を回る1800mコースなど複数のランニングコースがあります。シャワー室や貴重品ロッカーも完備しています。
神奈川県体育センター の施設内には「サブトラックで本格トレーニング」ができるコースがあります。本格的なトレーニングを行いたいランナーにおすすめです。
中部エリアの屋内ランニング施設
名古屋市内には複数のスポーツセンターがあり、屋内ランニングコースを備えた施設もあります。
名古屋市中村スポーツセンター の第1競技場には210mのランニングコースが設置されています。その他、弓道練習場、軽運動場、屋内プール(練習用・学童用・幼児用)、41種類137点の器具があるトレーニング室などがあります。
守山スポーツセンター(名古屋市守山区) では、観覧席の周囲に1周200mのランニングコースが備えられています。各種トレーニング器具も用意されており、総合的なトレーニングが可能です。所在地は名古屋市守山区竜泉寺2丁目112番地で、平日・土曜日は8時45分から21時05分、祝日・第1・第3・第5日曜日は8時45分から18時05分まで営業しています。金曜日と年末年始(12月29日から1月3日)は休館日です。
名古屋市天白スポーツセンター にもランニングコースがあり、毎月のランニングコース予定表を公開しています。地下鉄鶴舞線の植田駅から徒歩5分の好立地です。
名古屋市昭和スポーツセンター にもランニングコースがあり、毎月の大会予定表・ランニングコース予定表を公開しています。
富士北麓公園 屋内練習走路(山梨県) には「富士ウッドストレート」と呼ばれる屋内練習走路があります。荒天時においても快適に練習ができる施設で、130mの走路を5レーンの他、砂場や棒高跳び用突き箱も整備されています。
関西エリアのランニング環境
関西地方については、完全な屋内のランニングコースに関する情報は限られていますが、人気の屋外コースやランナーサポート施設が充実しています。
大阪府には、ランナーの聖地とも呼ばれる長居公園があります。中之島は観光地として人気ですが、ランニングコースとしても関西で最も人気のあるコースのひとつです。大阪城公園をスタートし、大川沿いを走るコースは往復11.8kmです。服部緑地は大阪の四大緑地のひとつで、自然にかこまれて走りやすく、適度な起伏があってトレーニングに最適です。元茨木川緑地は廃川となった茨木川の跡地を整備した5kmの緑地で、大阪みどりの百選にも選ばれています。
京都府には、京都市が設けている鴨川ジョギングコースがあります。丸太町コース(約2.5km)、高野コース(約4.3km)といった短めのコースもあります。上賀茂コースは賀茂大橋をスタートし、鴨川沿いを走り、西賀茂橋で折り返す往復約9.2kmのコースです。
兵庫県には、兵庫県最大級の都市公園である播磨中央公園があり、ランニングコースが整備されています。
RUNNING BASE大阪城 は大阪城公園初となるランナーサポート施設で、「JO-TERRACE OSAKA」内にあります。屋内ランニングコースではありませんが、ゆとりのロッカーとシャワー数が特長で、仕事帰りやお買物のついでに大阪城ランを楽しむことができます。雨の日でもシャワーや着替えの心配なくランニングに出かけられる便利な施設です。
中国・四国エリアの屋内ランニング施設
屋島レクザムフィールド(香川県高松市) は、バックスタンドから西側スタンドにかけて、棒高跳の公認競技が可能な「室内競技場」を全国で初めて併設した施設です。400mトラックと同じ曲率の曲走路を持つ走路(150m程度)、走幅跳・三段跳走路等を設け、幅広いトレーニングが可能です。
九州エリアの屋内ランニング施設
ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅(鹿児島県) には、天候を気にせずトレーニングすることができる室内競技場があります。全天候舗装の150m×5レーンの日本陸連公認施設(2019年4月1日から)です。冷暖房完備の150m直走路は国内トップクラスで、走幅跳、三段跳、棒高跳にも対応しています。
福岡市総合体育館(アイランドシティ) の外周に作られたランニングコースは、1周800mのトラックコースで、本格ランにも軽く流すジョギングにも対応します。2時間につき一般250円、高校生120円、小中生80円の使用料金を払えば、誰でも自由に緑や海辺の景色を眺めながら走ることができます。料金には、ロッカーやシャワー室、憩室の使用も含まれています。
福岡市の中心地にある大濠公園のジョギングロードは、福岡ランナーの聖地ともいうべき人気のコースです。足に優しいゴムチップが採用され、距離表示もあるので、ビギナーから本格ランまで楽しめます。春日公園は元米軍基地跡を整備した広大な県営公園で、1周1.6kmのランニングコースが設定されています。全体的になだらかな勾配で、木陰も多く夏場も走りやすいです。駕与丁公園(粕屋町) には池の周りを周回する1周4.2195kmのランニングコースがあり、10周するとほぼフルマラソンと同じ距離になります。
熊本県民総合運動公園 には、えがお健康スタジアム、パークドーム熊本などの施設があり、ランニングコースが整備されています。阿蘇の北外輪山にある「ジョギング牧道」を走ることもでき、脚に優しい芝道はアップダウンもありトレーニング向きです。
雨の日のトレッドミル・ジムトレーニングも効果的
屋内ランニング施設が近くにない場合、フィットネスクラブのトレッドミル(ランニングマシン)を活用するのも効果的な選択肢です。
トレッドミルのメリットと活用法
雨の日や猛暑の日など、外で走るのが億劫な日でも空調の効いた室内なら快適に走ることが可能なため、練習量の確保に役立ちます。トレッドミルの利点として、雨や暑さ、夜の暗さなど天候や環境によらず練習ができること、速さや傾斜の調節ができ運動強度の調節がしやすいこと、衝撃が少なく身体への負担が少ないこと、アレルギー(花粉症)や日焼けを気にしないで走れることが挙げられます。
トレッドミルと屋外ランニングの効果比較
トレッドミルでのランニングも屋外でのランニングも、効果のあるトレーニング方法です。自分の目標や好みに応じて決めるのがベストでしょう。ただし、ランニングマシンはマシンの動きにより脚が後ろへ動く流れになっており、蹴る力が鍛えられにくいというデメリットがあります。心肺を鍛えるのはトレッドミルで十分ですが、本当の足の強さ、体の強さをつくるのは屋外のランニングが必要です。屋外だけで走っているランナーや、トレッドミルだけで走っているランナーには、両方で走ることをおすすめします。
効果的なトレッドミル活用法
まずトレッドミルで10分程度ウォーミングアップを行い、その後筋トレを実施、それからトレッドミルでメインランをこなすとよいでしょう。筋トレをしてから走るとお尻など刺激を入れた部位を意識しながら走ることもできます。トレッドミルで平地で走る感じを得たければ「傾斜は1.5%つける」ということを意識してください。これにより、屋外で走るときと同様の負荷をかけることができます。ランニングマシン以外にはクロストレーナーもおすすめです。着地衝撃を避けながらよりランニングに近い形でトレーニングを行うことができます。
雨の日の代替トレーニング方法
屋内ランニング施設やジムが利用できない場合でも、自宅で行える代替トレーニングがあります。
室内で行える筋トレでランニング力を維持
雨だからといつもトレーニングを休んでいては、走力が低下してしまいます。室内で行えるトレーニングで筋力を養うことは、走りのパフォーマンスを向上させるほか、怪我予防にも繋がります。
カーフレイズは脹脛(ヒラメ筋)を鍛えるトレーニングです。足から頭まで一直線になる直立姿勢から、つま先立ちになって身体を持ち上げます。段差を使って踵を浮かせた状態で行うとさらに効果的です。
スクワットは20回から30回を目安に行います。両足を肩幅に開いて立ち、手は頭の後ろに組んで、ゆっくりと腰を落としていきます。反動をつけないように行うことがポイントです。
腕振りトレーニングは片腕ずつ行います。腕を後ろに振った時に、同じ側のひざを引き上げます。ダンベルを持って行っても効果が出ます(男性なら2kg、女性は1kgが適当)。
室内有酸素運動で心肺機能を維持
自宅の室内でも有酸素運動は可能です。心肺機能、リズム、体幹の3カテゴリーに分けてトレーニングを行うことで、脂肪を燃焼させることができるのはもちろんのこと、カラダの弱点の補強ができます。
踏み台昇降運動はランニングと比較しても同様のカロリー消費や心肺機能の向上が期待でき、膝への負担がランニングよりも少ないというメリットもあります。専用の踏み台がなくても、階段を利用して行うことができます。
HIIT(高強度インターバルトレーニング) は高強度の運動と低強度の運動を短いインターバルで繰り返すトレーニング方法で、効率的な脂肪燃焼や心肺機能の向上が期待できます。短時間で効果的なトレーニングができるため、忙しい方にもおすすめです。
体幹トレーニングでランニングフォームを改善
体幹トレーニングをするときに気をつけるのが、腹筋周りばかり鍛えないということです。日本人ランナーは腹筋が強く、背筋が弱い傾向にあります。腹筋だけでなく背筋側のインナーマッスルも鍛えましょう。イスを使ったトレーニングもあります。イスに軽く座り、巻いたタオルなどを両膝に挟み、両膝を内側に押し付けながらキープするだけで太腿の内側が鍛えられます。最初は10秒3セットくらいから始めましょう。
プールや体育館を利用できるなら、スイミングやエアロバイクなどのランニング以外のクロストレーニングを行ってみるのも良いでしょう。持久力を高めるトレーニングができれば、必ずマラソン力強化のトレーニングにもなっているはずです。
屋内ランニング施設を利用する際の注意点
施設利用の事前確認は必須
多くの屋内ランニング施設は、大会やイベント開催時に利用できない場合があります。事前に公式サイトで確認することをおすすめします。特に土日祝日は大会が開催されることが多いので注意が必要です。
マナーとルールを守って快適に利用
屋内ランニングコースは、ウォーキング利用者と共用している場合が多いです。歩行者優先を心がけること、集団走は避けて少人数で利用すること、スピード練習は控えめにすること、コースの方向指示に従うこと(右回り・左回りなど)、大きな声での会話は控えることなどに注意しましょう。
服装と持ち物の準備
屋内施設では、屋外とは異なる準備が必要です。室内履きを用意すること(スパイクシューズは禁止の施設が多い)、汗拭き用タオルを持参すること、水分補給用の飲み物を準備すること、小銭やICカードを用意すること(ロッカー・シャワー利用のため)などを忘れないようにしましょう。
GPSウォッチの精度に注意
屋内施設や回廊コースでは、GPSウォッチが正確に距離を計測できないことがあります。コースの距離表示を確認し、周回数で距離を把握するようにしましょう。
全国の屋内ランニング施設の料金と距離の比較
全国の主要な屋内ランニング施設について、1周の距離と料金を比較すると以下のようになります。
| 施設名 | 所在地 | 1周の距離 | 料金 |
|---|---|---|---|
| つどーむ | 札幌市東区 | 400m | 390円 |
| 札幌ドーム(冬季限定) | 札幌市 | 716m | 要確認 |
| 真駒内セキスイハイムアリーナ | 札幌市 | 330m(3階250m) | 無料 |
| 月寒体育館 | 札幌市 | 314m | 630円 |
| あづま総合運動公園 | 福島県 | 242m | 要確認 |
| 赤羽体育館 | 東京都北区 | 160m | 300円 |
| 中央区立総合スポーツセンター | 東京都中央区 | 150m | 無料 |
| 目黒区立駒場体育館 | 東京都目黒区 | 110m | 300円 |
| 東京体育館 陸上競技場 | 東京都 | 200m | 要確認 |
| 国立競技場 回廊コース | 東京都 | 約866m | 無料 |
| 日産スタジアム 回廊コース | 横浜市 | 940m | 無料 |
| 名古屋市中村スポーツセンター | 名古屋市 | 210m | 要確認 |
| 守山スポーツセンター | 名古屋市 | 200m | 要確認 |
| 富士北麓公園 屋内練習走路 | 山梨県 | 130m | 要確認 |
| 屋島レクザムフィールド | 香川県高松市 | 150m程度 | 要確認 |
| ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅 | 鹿児島県 | 150m | 要確認 |
| 福岡市総合体育館 | 福岡市 | 800m | 250円 |
この表から分かるように、無料で利用できる施設としては真駒内セキスイハイムアリーナ、中央区立総合スポーツセンター、国立競技場回廊コース、日産スタジアム回廊コースなどがあります。1周の距離が長い施設としては、日産スタジアム回廊コース(940m)、国立競技場回廊コース(約866m)、福岡市総合体育館(800m)、札幌ドーム(716m)などが挙げられます。
雨の日のランニングを「違うトレーニングをする日」と捉える
雨の日でもランニングを続けたいというランナーのために、全国各地の屋内ジョギングコース・スポーツ施設を紹介してきました。日本には完全な屋内の周回コースを持つ陸上競技場は少ないのが現状ですが、体育館内のランニングコースや、スタジアムの回廊を利用したコースなど、工夫次第で雨の日でも快適にトレーニングを続けることができます。
屋内施設が近くにない場合でも、ジムのトレッドミルや自宅での代替トレーニングを組み合わせることで、走力を維持・向上させることは十分に可能です。雨の日を「走れない日」ではなく「違うトレーニングをする日」と捉えることで、マラソンに向けたトレーニングの幅が広がります。梅雨時期や冬場の悪天候でも、本記事で紹介した施設や方法を活用して、効果的なトレーニングを続けてください。
各施設の利用料金や営業時間は変更される場合がありますので、利用前に必ず公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。









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